にげうまメモ

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14/12/28 National Hunt Racing

*Leopardstown

Squared Financial Christmas Hurdle (Grade 1) (C1)

今年のWorld Hurdle3着のAt Fishers Crossが出走。今季初戦のbet365 Hurdleは最下位に敗れたものの、昨年の復帰戦も同様だったので休み明けは走らない馬なのだろうか。昨年の勝ち馬Zaidpour、今期初戦は勝利したものの前走は落馬。そのFairyhouseで行われたHatton's Grace Hurdleを勝利したLiutenant Colonel、2着のJetson。Cheltenhamで落馬したことを除けば無敗のBrair Hill。Monkslandは2年ぶりの復帰戦になる。そのほかGlens Meody、Dedigout。

 

Liutenant ColonelがJetsonを僅差で下して勝利。Hatton's Grace Hurdleの馬の決着。離れた3着にMonksland。これが久々のレースであったことを考えると先が楽しみである。At Fishers Crossはペースが上がったあたりから飛越が安定せず4着に終わった。昨年もこの時期は落馬したりと調子が上がらなかったので、春の方が良いのだろうか。Zaidpour、Brair Hillは見せ場なし。

 

 

 

Irish Daily Star Christmas Novice Handicap Hurdle (C1)

Lexus Chase (Grade 1) (C1)

昨年の勝ち馬、2013 Cheltenham Gold Cupの勝ち馬Bobs Worthがここから始動。ただし昨年の休み明けは案外だったのだがここはどうか。対するは今年のCheltenham Gold Cupの勝ち馬Lord Windermere。前走3着からの巻き返しを図る。去年はまったく見せ場がなかったが成長を見せられるか。昨年春に調子を上げたBoston Bob。飛越が安定してきたのが要因かもしれないが、今年の秋はどうもワンパンチ足りない。ここにきて躍進著しいのがRoad To Riches。前走Down Royalで初の3m戦では目覚しい勝利を挙げた。今年の秋は2連勝中のSam Winner。Novice G1を2勝しているCaringford Lough。古豪First Lieutenantは長く崩れないレースを続けてきたが、前走は案外であった。 今年のCheltenham Gold Cup2着のOn His Ownは近走精彩を欠く。

 

序盤から先頭集団でレースを進めたRoad To Riches。早めに仕掛けたSam Winnerを前に置き、最後差しきった。ここのところの活躍は目覚しいものがあるのでCheltenhamが楽しみだ。途中からハナを叩いていったOn His Ownが久々の2着。Grand Nationalに挑戦した経験もある馬だけに積極的に運んだほうが良いのだろうか。右に斜飛しがちだったのが気になる。早めに仕掛けたSam Winnerが3着に入り、結果的には前残りの展開になった。後方から足を伸ばしたBoston Bob、Carlingford Loughがそのあと。First Lieutenant、Lord Windermereはこのような展開になると分が悪い。Bobs Worthは全く伸びなかったが復帰初戦なのでこんなものか。

twitterにも書いたが、この結果自体は展開によるものではないか。 Leopardstownのコースの特性にもよるのか、全体的に押し上げるのが遅いように感じた。Road To RIchesは2m5fあたりを中心に使っていた馬だけにスピードがある。Boston Bobもスピードはあるのだが仕掛け遅れで、内を回ってきた分Carlingford Loughよりも前に来れた。First LieutenantやLord Windermereはスピードがなく、どちらかというと持久力に優れた馬なので追いつかない。いずれにせよ、この路線はCheltenham Gold Cupの結果から鑑みると案外力差が無いように感じる。Road To Richesも持久戦になったらどうか。本番はまだ分からない。

 

 

*Limerick

Guinness Veterans Handicap Chase

Irish Independent Hurdle (Listed) (C1)