にげうまメモ

障害競馬と艦隊これくしょんの個人用メモ ご意見等はtwitter(@_virgos2g)まで

15/4/10 The Betfred Melling Steeple Chase (Grade 1)

*The Betfred Melling Steeple Chase (Grade 1) 2m4f

非常に興味深いメンバーが揃った中距離ChaseのG1。人気的にはChampagne Feverが抜けており、続いてDon Cossack、Al Ferofなど。それにCue Card、まさかの中距離転向のSire De Grugyなどが続いている。

G2勝ちの2回あるChampagne FeverはRed Mills ChaseでTexas Jackらを下したのち、Cheltenhamを回避してここに備えてきた。King George Ⅵ Chase4着の実力はここでも侮れない。対するはDon Cossack。Ryanair Chaseでは飛越のミスや飛越時に挟まれる不利が合った。Ladbrokes Ireland Kinloch Brae Chase (G2)ではChampagne Feverと好勝負を演じかけている(相手が落馬)だけに、ここでも期待大か。

今年で10歳になる実力馬Al Ferof。King George Ⅵ Chaseこそ3着に終わったが、今期はその前にSomersbyを7馬身千切る走りを見せている。Cue Cardは怪我から復帰した今期はどうも精彩を欠いているが、元々は2m5f路線でも走っていた馬。中距離路線に戻して一変を狙う。Ascot Chase (G1)の勝ち馬Balder Succesは前走のRyanair Chaseこそ案外であった。Softな馬場がよさげな馬だけに今回はどうか。

しかしなんと言っても注目はSire De Grugyの参戦。前走のQueen Mother Champion ChaseこそSpecial Tiaraの作り出したハイペースと良馬場に泣いたが、調教師曰くもう少し距離があって、Softな馬場がよいとのこと。昨季は短距離路線で圧倒的な強さを発揮した馬が中距離に参戦。どのようなパフォーマンスを繰り出すか、楽しみである。

Croco Bay、Simply Nedはやや格下。Johns Spiritは前走Ryanair Chase5着ではあるが、Don Cossackからは力の差を感じる負け方。Wishfull Thinkingも喉の問題があるだけに高速馬場はどうだろうか。

 

Cue Cardが引っ張る展開。2m5f戦ということもあってある程度のペースで引っ張っていただろうか。人気のChampgne Fever、Don Cossack、Al Ferofは好位。第3障害でBalder Succes、第6障害でSire De Grugyが落馬するアクシデント。そこからDon Cossackが一頭次元の違う足で抜け出し、最後は26馬身差の大楽勝。飛越のミスと不利のあったRyanair Chaseの鬱憤を晴らすような、見事な勝利を挙げて見せた。

まさに中距離路線における新星の誕生といっていいだろう。このメンバー相手にこれだけの着差、これは実力面でも圧倒的といえる。Cue Cardはやはりどうもスピードに乗り切れない。怪我の影響があるのだろうか。案外なのがChampagne FeverとAl Ferof。Sire De Grugyはもともと飛越があまり得意な馬ではないだけに、やや馬が自信を失っているのかもしれない。立て直しが必須である。

なお落馬したBalder Succesは予後不良とのこと。