にげうまメモ

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15/4/18 National Hunt Racing

*Ayr

Scottish Grand National Handicap Chase (Grade 3) 4m110y

スコットランド地方におけるGrand Nationalに準じる競争。賞金額も非常に高く、約12万ポンドである。例によって超長距離のハンデ戦。毎年見ごたえのあるレースが展開される。今年は昨年の勝ち馬Al Coの参戦もあり、熱戦を期待したい。人気はGallant Oscar、Broadway Buffalo、Catching Onなど。

抜けたトップハンデを背負うのはSam Winner。今期はRoad To Richesの3着やG3勝ちもあり、力をつけているのは間違いない。課題は昨年10st7lbを背負ってPUであったこと、何と言っても11st12lbという厳しい斤量と距離か。続くのがHoublon Des Obeaux。今期はHennessy Gold Cup Chaseで11st12lbを背負ってGrand Nationalの勝ち馬Many Cloudsの2着もあり、今期は比較的調子がいい。11st9lbも背負いなれてはいる。この馬はsoftな馬場がよく、Goodな馬場は苦にするタイプ。馬場が懸念材料か。

ここからは10st台である。今年は11st台を背負う馬が非常に少ない

Grand National trialを11st6lbを背負って勝ってきたLie Forrit。昨年こそ9st9lbでPUに終わっているが、今シーズンは4戦3勝、2着1回と非常に調子がいい。Royal PlayerはC3を勝ってきた馬だが、ListedではPU。距離経験も3mまで、Chaseも5戦目と経験の浅さが目に付く。Midlands Grand Nationalの勝ち馬Goonyellaはここに入っても面白い存在。斤量も前回の11st12lbとさほど変わらない。昨年の勝ち馬Al CoはGrand Nationalでは第一障害で落馬してからの参戦。昨年の10st0lbから斤量がかなり増える点、及び馬自身の体調が課題か。今期は入着こそ果たしているものの、勝ち馬からはかなり離されたレースが目に付く。Welsh National2着のBenvolioは斤量が10lb増えたGrand National TrialではPU。10st9lbという斤量が課題か。WiesentraumはC2のハンデ戦で大敗しているようでは厳しい。Indian CastleはThe Druids Nephewの4着はある。この馬の場合は距離経験の無さが課題。Daily Millor Chaseに挑んだYes Tom。さすがに相手がRoi Du meeでは厳しかったようだが、着差は3馬身とわずか。昨年のScottish Grand Nationalにもチャレンジしており、ここはチャンスか。ベテランCape Tribulationは近走冴えない。G2勝ちのあるSamstownも距離はやや不安だが、斤量はかなり楽になる。Novice馬Sego Successは常識的にいきなりここは厳しいだろうが、4mの経験があるのはプラス。その4m戦で2着に入ったBroadway Buffaloはここでも評価できる。斤量も前回に比べるとかなり楽になる点も良い。昨年3着のTrustan TimesはHurdle戦を叩いてのここだが、近走は大敗続きなのが気がかり。Global PowerはC3の常連だが、調子はよさそう。斤量の恩恵で一発あるか。ここにきて調子を上げているのがC2で3着に入ってきたWayward Prince。距離こそ未知数だが、元々はC1で戦ってきた馬。The Druids Nephewの3着のあるGallant Oscarはここでも怖い存在。C2の常連Summery JusticeはBetfred Eiderで2着もある。距離実績、ハンデともに侮れない。G22着のあるBenbensはLie Forritに完敗。やや厳しいか。NoviceのCogryは常識的に厳しい。むしろここのところ好調のHarry The Vikingは侮れない。Grand Nationalに挑戦した経験もある。Crruthersの2着のあるAmigoはここでも面白いか。C3を楽勝してきたCarli Kingは距離実績、ハンデともに面白い存在。Man With Vanはやや格下感。NoviceのDrop Out Joeもやはり厳しい。Vintage Starはやや最近調子が悪い。CarrigdhounもVirakにやや負けすぎか。

 

レースは長距離のハンデ戦らしくスローでながれるも、最終周あたりから脱落する馬が続出する、超長距離らしい非常に見ごたえのあるレースとなった。勝ったのは好位にいたベテランWayward Prince。昨年のGrand Nationalでは明らかに疲弊していたにもかかわらず競争継続し、結果落馬、問題になったが、今季は調子も良く、また10st1lbという非常に軽いハンデも味方したようだ。惜しい2着に来たのが中団にいたGoonyella。さすがはMidlands Grand Nationalの勝ち馬、超長距離はお手の物である。3着に軽量のBenbens。戦前は低評価であったがそれを覆す走りを見せた。昨年の勝ち馬Al Coは7着まで。やはり先週の疲労があったのか、もしくはハンデが昨年よりも厳しくなったのが原因か。なおLie Forritは見せ場なし、トップハンデのSam Winnerは早々にPU、Houblon Des Obeauxは12障害で落馬。