にげうまメモ

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15/6/30 German Racing

*Hamburg (GER) gut

Alpine Motorenöl-Seejagdrennen 3600m (Chase)

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まさかの池を泳ぐ障害もあるドイツの障害競馬。今年は先日Svenskt Grand Nationalを勝利したLändlerや、フランスやドイツで勝ち星を挙げてきたKazzio、14歳馬Alanco、ベルギーで勝利を挙げているRigidity、ドイツ障害路線の常連SupervisorにAudientia、何となく日本人としては名前に親しみが沸くSamuraiといった馬がそろい、とても楽しみなレースとなった。前評判としてはKazzioが抜けた人気、続いてLändler、Supervisorといったところ。

レースはとりあえずKazzioが先頭を切る展開。続いてSamurai、Aydientia、Ländlerなどが続く。そのまま大きな展開はないまま、馬群は注目の池の中へ。観客がたくさん池のそばに集まっており、皆様さすがに分かっているといったところだろう。ここで一旦は馬群が凝縮。この池を最初に泳ぎきったのはSamuraiとSupervisor、続いてLändler。Kazzioはやや遅れる。スタンド前を通るところで観衆から拍手。その後のコーナーを利してLändlerがSarumariを制して先頭に。Samuraiはここから遅れ始める。ここから徐々にKazzioが上がって行き、Ländlerを交わして先頭に。このあたりからLändlerの手が激しく動く。レースはそのままKazzioが押し切り勝利。2着はSupervisorの追撃を抑えたLändler。続いてAlanco、Audientia、Samurai、Rigidityと入った。

Kazzioは内容としては完勝。ただし斤量は65kgとやや楽だったことを考えると、2着の馬との差はさほどないかと思われる。Ländlerは70kgのハンデ、Svenskt Grand National帰りながらも良く頑張った。この馬も今後のドイツ障害競馬路線で活躍してくれる一頭だろう。Supervisorは68kgを背負ってLändlerに凌ぎきられているようにやや力負けか、