にげうまメモ

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15/8/22 National Hunt Racing

*Newton Abbot Good to Soft

Lord Mildmay Memorial Handicap Chase (Listed) (C1) 2m4f216y

シーズンオフには珍しいListed戦。さすがにメンバーは小粒だが。

レースは葦毛のRaajihとStanding Ovationが引っ張る展開。第二障害で人気の一角Dormello Moが落馬するアクシデント。一周目の水壕障害からStanding Ovationが引っ張る形に。レースはそのままStanding Ovationが好位から追ってきたValco De Touzaineの追撃をぎりぎり凌いで勝利。

Standing OvationはかつてはListed勝ちがあり、重賞戦線でも出走を続けた馬だが、近走は精彩を欠いていた。今回はHurdleを叩いたことが刺激にでもなったのだろうか。また、2着のValco De Touzaineとは12stものハンデ差があるのも大きかっただろう。夏の大一番Summer Plate (Listed)で3着に入ったValco De Touzaineもさすがに力を見せたが、この馬も重賞級とまでは行かないので過大評価は禁物だろう。唯一11st12lbという圧倒的な斤量を背負って4着に入ったClaret Cloakは今後も注意したほうがいいかもしれない。

 

Handicap Hurdle (C2) 2m5f112y

Chase帰りのKieが引っ張る展開。残り3障害辺りから2番手に居たLamoolが先頭に並びかけ、残り2障害地点では完全に先頭に。しかしこれを中段の外から進出したMister Fizzが残り1障害までに交わし去り、最後は3馬身差の快勝。2着には中段から進出したVivant Poemeが入った。人気のSea Lordは中段から進むも早々に手ごたえが悪くなり大敗。

Mister Fizzは平地を主に使っていた馬。Hurdleでの勝ち鞍は特筆するところはないが、今回は10st11lbというそれなりの斤量を背負っての勝利。これは評価してよいだろう。Lamool、Vivant Poemeあたりには完勝と言っていいのではないだろうか。

 

Perth Good

Summer Hurdle (Limited Handicap Hurdle) (C2) 2m47y

C2ながらなかなか良いメンバーが揃った一戦。本日のPerth競馬場のメインレース。

Lucky Bridleが逃げる展開。レース序盤から口向きの悪さを見せており、ふらふら走って後続に若干迷惑をかけていたか。好位にCommissioned、Ittirad。中段にCourt Minstrel。残り2障害あたりからCommissionedが強気に先頭に立ち、押し切りを狙うも残り1障害でIttiradがこれに並びかける。さらに2頭の間を割って伸びてきたのがCourt Minstrel。3頭の激しい叩き合いはCourt Minstrelに軍配が上がった。Commissionedが2着、Ittiradが3着。

この3頭はほとんどハンデ差もなく、力差としてもほとんどないと考えていいだろう。Court MinstrelもChaseからHurdleに戻して3戦目、ようやく慣れてきたようだ。Commissioned自身は上のクラスではやや足りない馬だが、いずれにせよこの3頭はこのクラスであれば十二分にやれるということを証明した。かつては重賞でも戦ってきたKing of The Pictsは上位3頭からは水を空けられたが、久々のHurdleということもあり今回は度外視してもいいかもしれない。

 

*Killarney (IRE) Good

Beginners Chase 2m4f120y

人気のColour Squadron、終始先頭を走ると、追ってきたFull Cryの追撃を押さえ快勝。

お 前 が こ こ に出 る か !(笑) Beginners ChaseとはChase未勝利の馬が出走する権利のあるカテゴリーであり、だいたいはChase初出走の馬など、経験の浅い馬が大半を占めるレースである。これに対してColour SquadronとはChaseでは大部隊の経験も豊富であり、重賞で入着した実績もある一流馬である。ただしあまりにも惜敗が多く、事実2012年にChaseに転向してから一度も勝てていないことから、Colour Squadronと言えば惜敗を繰り返す馬というイメージが定着していた。なので一応ここに出る権利はあるといえばあるのだが。だがしかし。とりあえず今回は相手も大きく弱化しており、さすがのColour Squadronでも快勝という結果になった。ひとまずは3年間Noviceで悔しい惜敗を繰り返していた馬の勝利を祝いたい。今後も重賞で勝ち負けを演じてくれることを期待する。一つくらいはタイトルを取れればよいのだが。