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にげうまメモ

障害競馬と艦隊これくしょんの個人用メモ ご意見等はtwitter(@_virgos2g)まで

15/10/10 POG

POG

*2014/15 POG

POG馬のここまでの短評。当初の指名理由は過去記事参照のこと。

 

 ・アストラエンブレム

[15/10/10 府中 サウジアラビアロイヤルカップ(重賞) 芝1600m良 浜中 452kg 2人気 3着]

未勝利を勝って重賞に挑んだが残念ながら3着という結果に終わった。しかし、これは悲観する内容ではない。理由は以下の通り。

第一に、馬体が大きく減っていたことである。同馬は関節の稼働域が広く、全身運動で走るタイプであるため、筋肉量の減少は顕著にその駆動力に影響する。その状態でレース最速の上がり3f33.0secを使えたのは能力の現われだろう。また、前半5f59.3secを苦もなく追走し(むしろ引っ掛かっていた)、最後までしっかりと足を伸ばせたのはマイラーとしての高い資質の現れである。第二に、エンジンを掛けたのが坂の手前であることが上げられる。このように瞬間的な加速力に劣る上に、駆動力の低下のハンデのあった同馬にとって坂を上がるところからギアを入れるのはかなりの体力を要す。これはゴール前の一踏ん張りに影響したことは間違いないだろう。第三に、レース前から入れ込んでいたことである。おそらく輸送のミスがこの入れ込みと-10kgという体重減を招いたことが考えられる。特に道中は、これまでの数戦と異なりかなり力んで走っていた。このような様々なハンデを背負った状態で、最高にうまく立ち回った勝ち馬やかなりの素質馬イモータルと差の無い3着に入れたのは間違いなく高い能力の証であろう。

今後の課題としては、やはりまずは馬体の回復だろう。そして、全身運動を支える未だ筋肉量も十分でないため、今後の一層の成長が待たれる。調教師のコメントによればまだ本格的に鍛える段階に無いとのこと。全身に筋肉がついてくれば更に一回りスケールの大きな馬になることは間違いない。ダイワメジャーの強い筋肉とこの牝系由来の柔らかさがどのようにシンクロナイズして、一頭の競走馬を形作っていくのか。競走馬の形質の雄性・雌性遺伝を考える上で実に楽しい一頭である。

 

アラバスター

[15/9/5 札幌 札幌2歳S(G2) 芝1800m稍 菱田 472kg 3人気 5着]

まぁ現状こんなもんだろうな、という印象。回ってきたらたまたま先頭だった、という程度の新馬戦から考えれば上出来である。最後方から追走するも、上がり3fの数値もさほど強調できるものではなく、やはり前受けしたほうがいい馬だろう。

もっとも、この馬なり新馬から比べると良くなっていたことは事実である。ぼんやりとした体型であった新馬から比べると筋肉のメリハリが付いてきており、父方・母方から考えられるとおり非常に柔らかい歩きをしていた。課題としてはやはり筋肉の強さであろう。特にトモが弱いためスタートで後手を踏んでしまい、さほど筋肉が強くないために瞬間的な加速が出来ず、またトップスピードもさほど速くない。課題は多いが、さほど成長を急かすような血統でもないので気長に見ていくといったところだろうか。近親のレーヴドリアンは3歳の秋になって前受けが出来るようになった。血統から鑑みてもこの馬も同様に少しずつ良くなってくることだろう。個人的にはタキオンの弱点である硬さが出てこないかという点が気がかり。

 

・レッドウィズダム

[15/9/20 阪神 新馬 芝1800m 良 福永 496kg 3人気 5着]

キングカメハメハ産駒らしい筋肉質な馬体の持ち主の割に、意外と柔らかい動きをするな、というのが第一印象。まだ筋肉の強さが足りないだけなのかもしれないが。レースは行きたがる素振りを見せるのを馬群で抑え、直線抜け出しを図るもさほど伸びず5着というものであった。

鞍上に関しては何かにつけて悪く言う人も多いが、わたし自身は計算の出来る騎手として評価している。今回も先を見据えた騎乗をしてくれた。最後伸びなかったのは馬の問題。気性的にも幼さが残っており、まだ競馬というモノを理解しているように見えなかった。まだ本気で走っているわけではないだろう。瞬発力がありそう、という鞍上の評価だが、個人的にはやはりある程度持続的な末脚の持ち主だろうと推測している。とりあえず一戦使って変わってくればよいのだが。

[15/10/11 阪神 新馬 芝2000m 良 川須 494kg 3人気 5着] (追記)

出遅れて外を回すも伸びず。ただ回ってきただけという1戦目よりは馬の気持ちの面では前進が見られた。妙に柔らかい動きをするなと思っていたが、これは筋肉のパワーの問題だろう。意外と関節の稼働域が広い馬だけに、パワー不足による駆動力の不足が目に付く。さほど瞬発力があるようには見えなかったので、やはり前受けして持続的に雪崩れ込んだほうがいいタイプだろう。馬のスケールとしてはここ2戦の出走馬の中では抜けているだけに、キンカメらしい筋肉の強さが付いてくれば勝ち上がりは早いのだが。

 

・リオンディーズ

今度は捻挫をやってしまったらしい。入厩は遅れるとのこと。その後はとりあえず順調に回復しているようで一安心。クラシックにさえ間に合えばダービーを狙える器だろう。POGで指名させて頂いたのも何かの縁。他の馬も含め、近くの神社に安全祈願に行ってくる。

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