にげうまメモ

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15/10/17 Italy Racing

*Milano Tempo Vario - Terreno Pesante

Premio Ranieri Di Campello

per cavalli di 4 anni ed oltre (Cross-Country -  CONDIZIONATA  - G.R.-AMAZZONI-PATENTATI F.I.S.E.) 3000m

video-milano-galoppo |

某所のリンクが間違っているのでMilano公式のを。ちと読み込みが遅いのでご容赦。他のレースの映像も見れるのでご興味があれば是非。

Stccの短距離戦。2連続障害や小さなバンケットの多いMerano競馬場とは異なり、石垣のような障害が連続するMilano競馬場のCross Country。これはこれで面白いが。

レースは短距離らしからぬゆったりとしたスタートから、大逃げをうつのはTiparlo。人気の葦毛のCrack Chichiは2番手から。残り2障害あたりで先頭に立つと、あとは突き放す一方で快勝。2着には追い込んだNapoli Molticoloriが入った。

勝ったCrack Chichiは完勝だが、他に実績のある馬が出ていたわけでもない。また、Merano競馬場のStccとは質が大きく異なるだけに、正直このカテゴリーで評価できるレースではないだろう。とりあえずスピード能力という点である程度評価の出来る馬、という認識でいいかもしれない。

 

Premio Whispin

per cavalli di 4 anni ed oltre (Steeple-Chase -  CONDIZIONATA  - FANTINI) 4000m

Hurdleに近い障害から巨大な生垣、非常に幅の広い障害まで、多様性に富むMilano競馬場のSteeplechase戦。イタリアらしいゆったりとしたスタートから逃げるはKauto Sweetyだが、途中から人気の一角Less Timeが仕掛けて先頭に。しかしこれを追ったA Ton Tourが残り数障害あたりから先頭に立ち、最後は余力を持って完勝。

A Ton Tourは5歳と若い馬ながら、72.5kgというトップハンデを背負って力を見せた。ただし2着のHurricane MixはG2でLittle Bruvに完敗しているあたりさほど評価は出来ないか。PREMIO DELLE NAZIONI (Stcc, G2)にて2着のあるAra Goldは5着。最後はスピード負けという印象であり、あまりこの負けは評価を落とす必要は無いだろう。