にげうまメモ

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15/10/18 Italy Racing / German Racing / National Hunt Racing

*Milano (ITA) Tempo Vario - Terreno Pesante

GRAN CORSA SIEPI DI MILANO (G1)

per cavalli di 4 anni ed oltre (Siepi -  GRUPPO I  - FANTINI) 4000m

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人気薄のChicagoが軽快に飛ばす展開。馬群は一団になって進む。レース終盤になり人気馬の手ごたえが怪しくなるも、Chicagoのみ持ったまま。そのまま後続の追撃を振り切り勝利した。

これは驚いた。Chicagoは精々下級条件勝ちがある程度の馬で、前走もChiaromonte、Sol Invictusらに3.5kg差を貰って負けている。今回は気分良くいけたのが良かったのだろうか。2着のChiaromonteは最終障害で外にふくらみ、その後内に切れ込むという不利があったのが痛かったか。6月にはGRAN CORSA SIEPI D'ITALIA (G1)でLuminatorを下している実力馬。ただいずれにせよ、前走のCorsa LXI GRAN CORSA SIEPI DI MERANO (G1)を鑑みても、2、3着のChiaromonteとSol Invictusはそう差が無いだろう。

 

GRAN PREMIO DEL JOCKEY CLUB (G1)

per cavalli di 3 anni ed oltre ( GRUPPO I ) 2400m

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Milanoついでに平地の話題でも。イタリア中長距離路線における一大レース。

オークス馬Lovelynの参戦していたレース。スタートから逃げるは人気のDylan Mouth。Duca Di Mantova、Cleo Fan辺りが好位から。Lovelynは中段の外。レースはある程度流れるが、最終コーナーを回るあたりで一旦ペースが緩む。そのままDylan Mouthが逃げ込みを図るも、大外を回って追い込んだLovelynが2着のDylan Mouthに3馬身差をつけ勝利した。

Lovelynは伊オークスを一頭次元の違う差し足で勝利した馬。ドイツでも古馬の一流どころ相手を豪快に差しきっており、ここでは順当勝ちだろう。独オークスはスローと内有利の馬場に泣いたが、本来はこのくらい走って当然の馬である。一方のDylan Mouthは理想的なペースを作った。イタリアでG1を2勝している実力馬だが、今回は相手が悪かったか。

 

Bremen (GER) Soft

Kazzio-Trophy Jagdrennen 3500m

ドイツ国内においては無敵を誇り、国外でもイタリアのGran Premio di Merano (G1)を制覇するなど活躍している名障害馬Kazzioの名を冠したレース。

Bremen競馬場の障害はほぼ一様であり、高さもさほど高くない。どちらかというと日本の障害程度の高さであり、かつ生垣を搔き分けて飛ぶタイプだが見た感じさほど搔き分けるのにパワーが必要なわけではなさそうである。

レースは人気の一角Audientiaが逃げる展開。3連勝で挑んだMonfalcone、Special Mix辺りが好位置。人気のFalconetteiは中段から。Supervisorは早々に後方に置かれ、2周目でPU。2周目から徐々にペースが上がり、中段から進出したFalconetteiがAudientiaを最後は大きく突き放し勝利。3着には追い込んだGood Princeが入った。

FalconetteiはCorsa LXI GRAN CORSA SIEPI DI MERANO (G1)では着外と敗れたものの、国内ではこれで3連勝。ただしイタリアの一流どころと比べるとやや分が悪いのと、Ländlerには大きく負けている馬であるだけにさほど評価は出来ないだろう。

 

Kempton (GB) Good

Juvenile Hurdle (C3) 2m

レースは引っ掛かり気味に逃げたBig Mcintoshの大逃げで幕を開ける。しかしそのリードはすぐに無くなり、2番手から人気のOceane。残り2障害でOceaneは逃げるBig Mcintoshに並びかけると、後は突き放す一方で8馬身差の楽勝。

Oceaneは平地では芽が出なかった馬のようだが、Hurdleに転戦してこれで2戦2勝、いずれもが楽勝という内容。ただし飛越にはまだ無駄が多く、安定性も低いため更なる成長が期待される。

 

William Hill - On your Mobile Novices' Hurdle (Listed) 2m

無敗のMaputoが人気になっていたレース。

同じく無敗のMidnight Shotが引っ張る展開。隊列はある程度長くなり、ペースはそれなりに流れていたようだ。San Benedetoが2番手、Maputoは3番手から。残り3障害でMidnight Shotが大きなミス。これで同馬はリズムを崩し万事休す。代わって先頭に立つのはSan Benedetoだが、残り2障害辺りから接近したMaputoが追ってきたSwansea Mileを振り切り、最後は6馬身差の圧勝。

MaputoはこれでHurdle4戦4勝。前走下したRegulationはさほど実績のある馬ではなかったが、その後にC3を圧勝しているので力はあったのだろう。最後まで飛越は安定しており、その平地のスピードも証明済みである。今シーズン面白い馬の一頭だろう。

 

Williamhill.com Hurdle (Listed) 2m

Aintree Hurdle (G1)勝ちのある短距離Hurdle路線の有力馬の一頭The New Oneの始動戦。

レースはシーズン初戦らしくゆったりとしたスタートで幕を開ける。逃げるはRayvin Black。The New Oneは3番手から。残り2障害からやや気合をつけながら先頭に並びかけ、このまま引き離し楽勝... と思ったところに追ってきたのがStephanie Frances。その差は中々縮まらないながらも引き離すということもなく、最後はThe New Oneが直線向いたところで同馬につけていた差と同様の2馬身差の勝利。

The New Oneの勝利は英国ではさほど評価されていないようだ。やはり格下相手にやや苦戦したという感触は否めないだろう。実際馬はほぼトップスピードまでギアを上げて走っている。Stephanie Francesも大した実績のある馬ではなく、NoviceのListed勝ちがある程度。ただしこの一戦だけで判断するのはやや早計かもしれない。レースとしてはスローの上がり勝負。The New Oneにスピードの衰えが見られるのか、Stephanie Francesが力をつけているのかは次走に期待といったところだろうか。