にげうまメモ

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15/12/13 National Hunt Racing

*Carlisle Heavy

Sha Tinで日本馬が快進撃を見せたが、こちらは平常運転。来年からはあのレースの馬券も買えるようになるのだろうか、と思うと感慨深い。中の人は振り回して爆死する予感しかないが、こんなマイナーな開催のどうでもいい記事を見に来ている奇特な方ならば余裕だろう。

 

Novice Limited Handicap Chase (C3) 2m4f198y

Subtle Greyが逃げる展開。Morning Royaltyはこれをを追うも、Subtle Greyがこれを凌ぎきり勝利。後続は大きく離された。

Morning Royaltyは手ごたえの割に伸びなかった、というよりはSubtle Greyがふらふら走っていて明確な進路を見つけられなかった、というほうが正しいだろう。Sublte GreyはChase初勝利だが、Chase初戦の前走は大敗。さほど強調の出来ないレースか。

 

Novices' Hurdle (C4) 2m3f61y

Forty Somethingが逃げる展開。好位で追った人気のWestern RulesがBronco Billyの追撃を抑えきり勝利。

Western RulesはNHFでC1にも挑戦した馬。Hurdle初戦の前走こそJonniesofaに負けているが、同馬は上のクラスでもそれなりにやれる馬なので仕方ないといったところ。むしろHurdle初戦のBronco Billyに追い詰められたことは注意したほうがいいかもしれない。

 

Veterans' Handicap Chase (C2) 3m110y

人気のRenardが軽快に飛ばす展開。後続は追走に苦労するも、唯一付いてきたTullamore Dewが残り2障害でこれを交わすと、まさかの12馬身差の圧勝。2着争いは盛り返してきた勢の争いになったが、Golden Chieftainが2着に入った。Harry The Viking、Knock A Handが3、4着。Renardは最後完全に脚が上がり最下位。

これは驚いた。13歳馬Tulleamore Dewは10st8lbという軽量もあっただろうが、それなりのペースで引っ張ったRenardを苦もなく追走し、最後まできっちり脚を伸ばした点は評価してよいだろう。もっとも、かなりの重馬場と特殊な馬場であることは確かなのだが。

2着争いはさすがはこのクラスの馬、バテてから盛り返してくる辺りの強靭な精神力は並大抵のものではない。もっとも、どの馬もスピードよりもスタミナに秀でた馬であり、やはり長距離の持久戦でこそというところはあるだろう。Renardはやや飛ばしすぎたか。

 

Pertemps Network Handicap Hurdle (C2) 3m1y

Island Heightsが逃げる展開。第5障害で人気の一角Isaacstown Ladが落馬する波乱。途中から動いたNative Optimistが逃げ込みを図る展開も、残り2障害辺りから先頭に立ったPineau De Reが4馬身差の勝利。2着にはやはりベテランのQuel Eliteが入った。

Pineau De Reは泣く子も黙る2014 Grand National (G3)の覇者。Grand Nationalを勝利した馬がそれ以降に勝ち星を挙げたのは2002のBindaree以来らしい。先日のBecher Chase (G3)こそ早々に落馬したが、馬は比較的元気であるとの報が出ていた。今回は非常に重い馬場の持久力勝負になった点もこの馬には向いただろう。しかし、11st8lbというそれなりの斤量を背負っての勝利はやはり立派の一言。来年のGrand Nationalに向けて楽しみな馬が戻ってきた。

 

*Navan Soft to Heavy

Irish Stallion Farms E.B.F. Klairon Davis Novice Chase (G3) 2m1y

序盤から人気のTtebbobが飛ばすと、後続は付いて来れず。最後は41馬身差の圧勝。

TtebbobはChase2戦2勝。Hurdleでは今年のWorld Series Hurdle (G1)でJezkiの5着に入った馬である。馬場の利もあったかもしれないが、ここではスピードの絶対値が違った。Novice Chase G3勝ちのあるLord Scoundrelは相手が悪かったとしか言いようが無い。

 

Navan Novice Hurdle (G2) 2m4y

Stone Hardが逃げる展開も、第7障害で落馬。ここで先頭に立ったRuby Walsh騎乗のBellshillが後続を軽く突き放し、12馬身差の楽勝。

BellshillはHurdle2戦2勝。NHFでG1勝ちのある馬であり、今後も楽しみな一頭だろう。やや飛越に安定性を欠いたのが気がかりだが。2着のTycoon PrinceはNHFではMoon Racerに負けた以外は無敗を誇った馬だが、Hurdleではまだ1勝のみに留まる。ただし今回のレースを見る限りでは現時点では勝ち馬とはやや差がありそうだ。