にげうまメモ

障害競馬の個人用備忘録 ご意見等はtwitter(@_virgos2g)まで

16/05/22 New Zealand Racing

*Riverton R.C. @ Riverton Heavy11

JJ LTD 26th Great Western Hurdle RST OPN HDL 2500m

名前は立派だが普通にRST OPN HDLである。レース映像がなぜか無いので詳細は割愛。おそらく強風のため撮れなかったとかそういうパターンだろう。

人気をかぶっていたRevengeが17馬身差の圧勝。前走に引き続いての勝利となる。ただし2着のDouble Tapは未勝利馬とかなり相手には恵まれたところがあるのは否めない。また、距離としても非常に短いものであり、今後距離延長となる点には不安が残る。

 

DT Kings Transport LTD 110th Great Western Steeplechase RST OPN STP 3900m

強い雨に強風が吹き荒れており、空前の悪条件でのレースとなったGreat Western STP。The FoxとCecilが逃げる展開。スタートで遅れたConfusedは1周目のスタンド前には前に追いつくも、巨大な水壕障害で機種が落馬。CecilとThe Fox、Gargamelの3頭が馬群を作ってレースは進行。High Fortyは早々に遅れる。向こう正面の途中からGargamelが前の二頭に並びかけ、一旦は先頭に立つ場面を見せるも、グリーンウォールに似た障害で大きなミス、同馬は後退。その後の生垣障害でThe Foxも着地にミス、なんとか鞍上のHana Bognudaは馬にしがみつこうとするも、結局は落馬。そのままCecilが後続に大差をつけて勝利した。2着にはGargamel、3着にはHigh Forty。

Cecilから2着と55馬身差、3着は136馬身差という何か一桁間違えていそうな着差がこのレースの壮絶さを物語っているだろう。ゴールした際は最下位のHigh Fortyまで観客から暖かい拍手で迎えられている。勝ったCecilは前走のRST OPN STPに引き続き2連勝。ただし、今回に関しては非常に雨で滑りやすく重い馬場であったことも考えると、敵失といった印象がつよいかもしれない。Gargamelは大きなミスもあり、そのまま無理をせず。前走はCecilの3着に入っている馬であることを考えると、2周目でのミスが致命的であったと考えるべきだろう。連覇を狙った昨年のGrand National Steeplechase (PJR)の勝ち馬High Fortyは早々に遅れた。74kgという厳しい斤量も効いたかもしれない。