にげうまメモ

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16/09/15 New Zealand Racing

*Wanganui J.C. @ Wanganui Slow8

Palamountains Nutrition MDN STPL 4100m

And Thatz Scottyがゆったりとしたペースで逃げる展開。Doctor Hook、Maxなどが好位置。人気のKina Winはその後ろから。早々からFred Flinstoneは飛越にスムーズさを欠き3周目の入り口でPU。3周目から少しずつペースが上がり、And Thatz Scottyに内からDoctor Hookが絡んでいき先頭に。そのままMaxの追い上げを凌ぎ切り勝利した。Kina Winは動けず3着まで。

Doctor HookはSTP2戦目にして初勝利。平地、HDLでもほとんど実績がなく、ここでは人気の盲点になっていた。ただし非常に平易なWanganuiのSTP、さらにはスローを早々に動いたという展開利もあっただろう。スピードに乗ってからの飛越は問題がなかったが、レースの水準と言う面でやや疑問が残る。

 

Rangatira Retirement Steeplechase RST OPN 4100m

Rangatiraとは2014 Wellngton Steeplechase (PJR)、2013 Great Northern Steeplechase (PJR)の勝ち馬。2013-14とニュージーランド障害における代表的な馬だが、2016年に復帰してからはやや精彩を欠いていた。どうやら今シーズンで引退らしい。13歳とそれなりに高齢なので仕方がない部分もあるだろう。

レースはNells Belleが比較的しっかりとしたペースで引っ張る展開。番手からGoosebumps、Zardetto。Maillyは例によって後方から。ペースは途中で緩むところがなく3周目へ。Goosebumpsは向こう正面の障害でミスをし後退。逃げるNells BelleをZardettoが捕まえ、最終コーナーから先頭に。Maillyは後方から捲りをかけるも、Zardettoがこれを振り切り勝利した。離れた3着にNells Belle。

Zardettoは前走Maillyの一気の捲りにやられて2着。今回は比較的締まったペースの中、Maillyに捲り上げる好きを作らせずの快勝であった。これでSTPは2戦2勝だが、HDLもどきのSTPなので適性がどちらにあるかはこれからといったところだろう。Maillyは今回は展開が向かなかったが、前半からやや行きたがるところを見せていた。現状ではまだHDLの方が良いかもしれない。

 

Fiber Fresh MDN HDL 3000m

Al Munroeが逃げる展開。やや引っかかるそぶりを見せ前半からリードは広がる。そのリードを持ったまま二周目へ。二周目の入り口の障害でHoney Queen、Willy Dugganの2頭が落馬。さらに後半の障害で、Pukeake Sam、The Grubbyduckの2頭が落馬し、これに躓いたMarquateer、Our Debutanteも落馬。そのまま完全に脚の上がった後続を尻目に、Al Munroeが持ったままで楽勝。完走は4頭のみとなった。

ややアクシデントの多いレースとなった。人気となっていたAl Munroeに関してはHDL2戦目での初勝利、最後まで脚を伸ばし切ったことは評価してよいだろうが、さすがにレース自体ここまで他の有力馬が落馬してしまうと難しいところがある。Kangaroo、Havataste、Kingesstarなどの後続の馬は完全に脚が上がっており、やや厳しいだろう。なお落馬した人馬はともに大きな怪我はなかったとのこと。

 

Ingusion Catering MDN HDL 3000m

Selwynがゆったりとしたペースで運ぶ展開。これをLandlord、Red Mafiaなどが追う。2周目に入ったところで外からJitzuが一気に進出、Selwynのハナを叩きペースは上がる。これをLandlord、Red Mafiaが外から捲りをかける。残り2障害で先頭に立ったRed Mafiaはそのまま後続を突き放し3馬身差の快勝。2着には粘ったLandlordが入った。Selwynは3着まで。

MDNとしてはJitzuが強気に動いたため見ごたえのあるレースとなった。Red Mafiaは11歳のセン馬。HDLでは6戦目での初勝利となるが、やや行きたがるところがあるのか基本的にRST OPN HDLなどを使ってきた。Jitzuが動いてペースが上がる展開はこの馬には向いただろう。ただし上のクラスではやや頭打ち気味なのが気になるところ。Selwynはまたしても惜しい敗戦。

 

Carpet Maintenance & Cleaning RST OPN HDL 3000m

逃げるかと思われたThatz DavidのハナをShare The Blameが叩いてハイペースで引っ張る展開。好位置からThatz David、Just Ishi、Red Sunset。これをJusta Charlieが追いかける。Share The Blameは2周目の入り口からペースを緩めるも、早々にJust Ishi、Red Sunsetなどが追いかけてくる。向こう正面で飛越をミスして後退したShare The Blameに代わってJust Ishiが先頭に。これをRed Sunsetが追いかける。最終コーナーで捲ったJusta Charlieは、残り2障害ではやや飛越をミスしながらも後続を突き放し5馬身半の快勝。2着にはRed Sunsetが入った。

Justa CharlieはRST OPN HDLこれで2連勝。Share The Blameが引っ張るハイペースの中をじっくり構え、終盤捲り上げるという強い競馬を見せた。やや残り2障害の着地が怪しかったがこれからの馬だろう。Red SunsetはMDN勝ちからここに挑んできた馬だが、道中行きたがりながらも2着まで踏ん張るのは高い能力の証か。Thatz Davidは自分のレースを作れず。最後まで抵抗しているだけにこれで見限るのは早計だろう。