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にげうまメモ

障害競馬と艦隊これくしょんの個人用メモ ご意見等はtwitter(@_virgos2g)まで

17/02/26 National Hunt Racing

National Hunt Racing

*Fontwell Good to Soft (Soft in places)

National Spirit Hurdle (G2) 2m3f33y

http://www.attheraces.com/racecard/Fontwell/26-February-2017/1500

昨年の勝ち馬Lil Rockerfellerは取り消し。Adrien Du PontとCamping Groundが積極的に前に行く展開。第3障害辺りからCamping GroundがAdrien Du Pontを振り切り、そのまま軽快なテンポで後続を寄せ付けず29馬身差の圧勝。Le Rocherが2着に入った。

日本でもライアン・ムーアで有名なMoore一家はもともとイギリスで障害調教師・障害騎手をやっている。そのためRyanの騎乗スキルの端々には英国の障害騎手に通じるものがあり、これが通常の平地騎手とは一線を画する部分に繋がっている。勝ち馬のCamping Groundは今回からGary Moore調教師の元に転厩し、Joshua Mooreに乗り替わっていた。元々ハイテンポで前に行く馬なのだが、好位で我慢させては飛越のリズムに乗り切れずそのまま大敗するという競馬が続いていた。Joshuaはかなり強気に乗る騎手であり、今回はJoshua Mooreのとにかく馬のリズムに合わせて走らせる騎乗が嵌ったのだろう。ようやくこの馬の形を見つけたと言ったところか。この形であれば大きいところにも手が届くかもしれない。これからかなり面白い一頭。Future Champions Finale Juvenile Hurdle (G1)勝ちのあるLe Rocherは1000日近い休み明けから4走目。重賞でも勝ち負けになる馬だが、今回はとにかく相手が悪かった。Tolworth Hurdle (G1)の勝ち馬L'ami Sergeはどうにもこのような急流は合わないようだ。Chaseでも今シーズンにNovice勝ちがある現在、目先の勝ち星だけならChaseの方がよいかもしれない。Different Graveyはペースに付いていけなかった。Adrien Du Pontはまだ飛越に脆さが見られる。

 

Open Hunters' Chase (C6) 3m1f106y

http://www.attheraces.com/racecard/Fontwell/26-February-2017/1600

早々に諦めたReatherintheatticがうろうろ歩いていたりする。勝ったのはMon Parrain。

Mon ParrainはTopham Chase (G3)を勝った牝馬Ma Filleuleの兄。Ma FilleuleはNational Courseを勇敢な飛越で勝利した葦毛の牝馬であり、現在は繁殖牝馬をやっているらしい。可愛い。Mon Parrainは2015 Grand National (G3)を完走した馬であり、今シーズンからHunters' Chaseを走っていた。飛越の上手さはここでも際立っていたが、如何せんまともに走っている馬がこの馬以外にいないというところもある。とはいえまだ重賞クラスでもやれるだけの力を持った馬だろう。Current ExchangeはHunters Chaseは長い馬だが、今回は鞍上がアブミを落とすなど飛越に苦労していた。According to Trevは何度もレースをやめるような仕草を見せており、集中力の維持に課題がありそうな印象。

 

*Naas Heavy

Woodlands 100 Club Nas Na Riogh Novice Handicap Chase (Grade B) 2m4f

http://www.attheraces.com/racecard/Naas/26-February-2017/1520

最後方で横ポツンとかやっていたEdwulfが残り5障害辺りから進出し、最後は8馬身差の勝利。2着にはSpace Cadetが入った。逃げたVelocity Boyは3着まで。

EdwulfはこれでChase2勝目。前走のTen Up Novice Chase (G2)は何か異次元のレースをしたAcapella Bourgeoisの前に途中で落馬という結果に終わっていたが、相手がだいぶ楽になった今回は力を見せた。比較的首が高く背中のバネを使わない走りとロスの少ない飛越は不良馬場にも対応できていた。この馬もこの馬なりに成長している。人気を背負ったVelocity Boyはスピードに任せた飛越が多く、ミスをした際のロスが大きいように見えた。このタフな馬場であのような飛越では苦しい。

 

Paddy Power Onside App Novice Hurdle (G2) 2m Soft to Heavy

http://www.attheraces.com/racecard/Naas/26-February-2017/1550/

Labaikが発馬拒否と思ったら遥か後方を走っていたようだ。Ruby Walshの恫喝逃げかと思いきやPravalagunaが残り2障害で落馬。これを利して抜け出したForge Meadowがそのまま勝利した。

Forge Meadowは比較的ストライドを伸ばして走るタイプなのだが、スパートをかけると完歩の回転数を上げてパワーで勝負する走法を見せていた。このようなタイプは惰性で走れないという欠点はあるが、逆に機動力とパワーに優れている。勝負所で前が空いた利は否めないが、少なくともこの馬場に対する適性は高いものがあるだろう。対照的な走法を見せていたのがJoey Sasa。2連勝で挑んできたAny Second Nowは根負けする形の3着。

 

We Show All Live Racing Chase (G3) 2m

http://www.attheraces.com/racecard/Naas/26-February-2017/1620/

軽快に飛ばしたAlisier D'irelandeがそのまま逃げ切り勝ち。2着にはPairofbrowneyesが入った。Just Cameronは大敗。

Alisier D'irelandeのスピードに付いていける馬がいなかったという印象。Alisier D'irelandeはDouvan辺りには歯が立たなかった馬だが、今回はかなり気楽にレースを進められ、メンバー的にも大幅に楽になっていた。どうも左に斜飛する癖があるようで、これが今後の課題だろう。身体能力から考えればもう少しやれていい馬。Just CameronはAlisier D'irelandeと比べると馬場への適性で見劣っていた印象。Pairofbrowneyesはバテた周囲を利して2着に来たが、追走の仕方を見ていると20f戦の方がよいだろう。