にげうまメモ

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17/10/08 Czech Racing

*Pardubice 4.0 (pružná)

当日の中継のオンデマンド配信はこちらから。

 

Cena firmy Chládek a Tintěra, Pardubice a.s. - Cena Jana Kašpara

Steeplechase crosscountry NL - 4400 m, cena, 5letí 200.000 Kč

中継は31分辺りから。Modřínが軽快に逃げる展開も、Steeplechase Courseに入る直前である程度押して前に出たPlayerがMahony、Modřínとの追い比べを制して勝利した。

だいぶ雨が降っていたようで、馬場が滑りやすくなっていたようだ。何度かのめった飛越を見せている馬がいる。Playerはこれで3連勝。去年のCena portálu Kudy z nudy – Cena ČASCH (Stcc NL)の段階では前とはかなり差があったようだが、この馬自身も今年に入って力をつけているようだ。同レースの3着にはポーランドのRekiもいたりするので、前と差を詰められるようであれば面白い存在になり得るだろう。Mahonyは未勝利馬ながら善戦した。Crossは4戦目だが少しずつ進捗が見られる。Modřínは見せ場を作ったが、Steeplechase Courseの前で勝ち馬が一瞬の加速を見せた辺りが敗因だろう。Tellurは石垣の辺りでミスをしてそのままPU。

 

Cena Pivovarů Staropramen - Cena Laty Brandisové

Steeplechase crosscountry NL - 4200 m, cena, 4letí a starší - klisny 200.000 Kč

牝馬限定戦。レースは1:11あたりから。Izynkaが逃げる展開。Silk、Dunátaなどがこれを追いかけるも、Steeplechase Courseの辺りからリードを広げたIzynkaが14馬身差の圧勝。2着にはSilkが入った。Tiranaは途中で落馬。

IzynkaはこれでSteeplechaseは5勝目。今年はII. katを勝利、さらにWielka Wrocławskaでも3着、そしてここでCena Laty Brandisovéを勝利と、今年は飛躍の年となった。やや脚が長く胴が詰まった体型はCross Countryにて器用な飛越を行うのには適しており、やや途中で気を抜いて走る場面があるのか、Lukáš Matuskýとの相性も良かったのだろう。来年が楽しみとなる勝ち方。Silkはここまで安定して走っており、それを考えれば十分なパフォーマンス。最後はやや距離が離れて馬が諦めた分、着差が付いたかもしれない。ポーランドで主に走ってきたTiranaは勿体ない落馬だが、Niklas Lovénはその後も元気に騎乗していた模様。

 

Cena portálu Česko země příběhů a Cena ČASCH

Steeplechase crosscountry NL - 4200 m, cena, 4letí 200.000 Kč

1:49くらいから。第2障害で一気に前に出たMedicが逃げる展開。Nancy、Korneliusがこれを追いかけるが、Steeplechase Courseで一気に加速したMedicがこれを引き離す。最終障害からNancyが差を詰めるも、Medicがこれを凌ぎ切って勝利した。Korneliusが3着。

MedicはLysá nad LabemのIV. katを勝ってきた馬で、やや経験という点では物足りないのだが、Martin Liškaが早々からこの馬のリズムで飛越をさせることで経験の不足をカバーしていた。全体的に平易な障害を用いるコース形態もこれには合っていただろう。どちらかというと完歩が小さく、器用な脚を武器にするタイプに見えるのだが、この辺りは今回のレース経験が今後に生きてくれば面白いだろう。牝馬Nancyは惜しい2着だが、むしろこの馬が前に行った方がよかったのではないだろうか。

 

Cena za podpory společnosti Paragan, s.r.o.

Steeplechase crosscountry III.kat. - 4700 m, handicap, 5letí a starší 90.000 Kč

2:30くらいから。Kindly Boyが逃げるも、第2障害でPyšný páv、Sheron、Tymianの3頭が落馬。さらにTimberにて盛大に引っ掛けたStatus Quoも落馬。直後のIrish BankでKindly Boyが逡巡するも、ほかの馬が来たところで何とかクリア。コーナーで馬が植え込みの内側を通ろうとしたLombarginiは騎手が落馬。結果的にはKindly Boyの大逃げの格好になると、そのまま後続を寄せ付けず勝利した。

ここまで色々あるレースは珍しいのだが。Kindly Boyは12歳のベテランだが、どうにもこの手のオーバーペース気味に引っ張るレースを武器としている馬で、今回もその例にもれず散々道中から押して前に行く場面が見られた。Marcel Novákとの相性も良いのだろう。距離はこのくらいが限界だろう。さすがにどこまで現役を続けるのかはわからないが、走るのであれば面白い展開を作り出してくれる馬。

 

Cena hejtmana Pardubického kraje - Cena Vltavy

Steeplechase crosscountry NL - 4500 m, cena, 5letí a starší 400.000 Kč

3:09くらいから。スタンドの柵のところにシャンパングラスを置いているおねーさんがいるけれど、これ落っこちたらと思うとなかなか怖い。Cheltenhamでスタンドで見てたら上からシャンパングラスが落っこちてきて、しばらくはなかなかの惨事となった。日本ならリスクがあるので割れない使い捨てのプラスチックカップにしようという発想になるのだろう。もっとも、わたしにはどちらが豊かなのかはわからない。

Miraxが逃げる展開。森の中の障害でTurdus、Ancun Soucis、Rabbit Hawk Wingの3頭が落馬。直後の障害でQuatikiも落馬。CeladonがMiraxに絡んでいくも途中からついていけず、差を詰めに行ったMarcus AureliusをMiraxが振り切って勝利した。Waikitaが3着。

Miraxは勝ち星としてはIII. kat勝ちがある程度の馬で、大きなレースの勝ち星はこれが初となる。とはいえメンバー的にはさほど強力ではなく、その中で実力上位の馬が来たといった印象。Irish Bankのこなし方は見事であったが、全体的に踏切位置が怪しく、修正動作を多く入れていたことは今後に向けた課題。kvalifikaceを走る可能性もあるが、この辺りの課題を解決しないとやや厳しいだろう。スウェーデンで勝ち星を上げてきたMarcus Aureliusも健闘したが、前の馬とはやや能力差がありそうな印象。Waikitaは重馬場はこなせそうな走りをしていた。もう少し積極的なレースが出来れば浮上できるきっかけはある。Celadonは逆に前に取り付いていくも失速。これは馬場だろう。

 

Cena společnosti VCES a.s. - Cena Labe

Steeplechase crosscountry L - 5200 m, cena, 6letí a starší 700.000 Kč

3:55くらいから。フランスからArt and Coを迎えて行われた一戦。

Wild Dangerが逃げるもIrish BankでStrettonが先頭に。Art And Co、Vicody、Tzigane Du Berlaisがこれを追いかける。Timberを越えて先頭に立ったVicodyが一気に後続を突き放すと、そのまま9馬身差の快勝と舌。2着には追い込んだTzigane Du Berlais、3着にArt And Co。

Vicodyはこれが2勝目。どうにも落馬の多い馬らしく、今回も途中で大きなミスがあった。ただしCross Countryを走る以上は多少のミスでは凹まずに立て直す能力が求められ、その意味では今後の可能性を示すパフォーマンス。飛越技術が向上すれば上を目指せる馬。連勝で挑んできたTzigane Du Berlaisはなんとか2着に上がった。馬場に苦しんだようにも見えるのだが、おそらく距離は伸びた方がよいだろう。フランスのArt And CoはIrish Bankで大きなミスがあったが、それ以外の飛越はさすがのベテランらしく安定していた。後方から足を伸ばしていくスタイルはこの馬のやり方なので仕方がない。

 

Poplerův memoriál skupiny Profireal Group

Steeplechase crosscountry NL - 3300 m, cena, 5letí a starší 300.000 Kč

4:39くらいから。Loireが快調に逃げると、競り合う後続を尻目に快勝。2着にはTheophilosが入った。

重馬場適性のあるストライド型の馬をマイペースで行かせるとこうなる。Loireは牝馬で最低人気。いちおうII. kat辺りで勝ち星はあるのだが、どちらかというと勝ち切れないレースが続いていた馬であった。この形がこの馬のパターンになっていく可能性はあるが、良馬場に戻って同じパフォーマンスを出せるかどうかは疑問が残る。人気のTheophilosは途中で大きなミスがあったが、それ以上に目標とする相手を間違えた印象の方が強い。普通に走れば実力は最上位だと思うのだが。