にげうまメモ

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17/10/21 National Hunt Racing

*Ffos Las Soft (Heavy in places)

Beginners' Chase (C3) 2m4f199y

http://www.attheraces.com/racecard/Ffos-Las/21-October-2017/1520

フランスからの移籍馬Brelan D'asが人気を集めていたが3着まで。勝ったのはWest Approach。

West ApproachはThistlecrackの弟で、昨シーズンまではNovice馬ながらCleeve Hurdle (G2)にて3着やLong Walk Hurdle (G1)にて惜しい位置にて落馬などの戦いを見せていたのだが、勝ち星はNovice C2のみにとどまっていた。これがChase初戦。どうにも気性的に難しいところがあるらしく、Tom Scudamoreがかなり大事に制御している。身体的な運動能力の高さは兄譲りだが、さすがにThistlecrackほどの運動神経の高さはないようで、気性的な難しさも相まって出世が難しくなっているようだ。飛越はさすがに運動能力の高さを生かしたものを見せていたが、気性的な問題が解決しない限りは頂点まで上り詰めるのは現状難しいかもしれない。Jamesonは実績的にはNovice Hurdleにて下級条件勝ちがある程度で、これがChase初戦の馬であったが、名門厩舎出身らしく完成度の高い飛越を見せていた。Listedくらいであれば十分に好勝負になる馬。フランスからの移籍馬Brelan D'asはどうにも踏切地点は安定するのだが、そこからの動作の違いに戸惑っており、結果として飛越全体がバランスを欠いていた。適応出来ればもう少しやれるだろう。

 

Welsh Champion Hurdle (Limited Handicap) (C2) 1m7f182y

http://www.attheraces.com/racecard/Ffos-Las/21-October-2017/1625/

一頭抜けた斤量を背負ったThe New OneがClyneを抑えて勝利。

The New OneはこれでHurdleだけで16勝目。どうにも超一線級相手だと分が悪いのだが、やはりこのクラスの相手であれば安定感が違う、低く抑えられた飛越はHurdlerのそれであり、前半から積極的に引っ張るレースは16fに適したものである。もう少し抑えが効けば24fまで守備範囲に入るのだが、現状では16fのHurdleが最も適した舞台だろう。右に斜飛する悪癖は相変わらずで、どうにも右回りでも左回りでもこのクセが見られているのはなんとかならないのだろうか。Clyneは相変わらずThe New Oneが相手には少々足りない。出来ればこの馬にとってここは勝ちたい条件。Sire de Grugyは最後まで諦めずに追走しており、復帰戦としてはこれでいいだろう。全盛期のスピードはないので、馬場としては少々渋った方がよさげ。