にげうまメモ

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17/12/28 National Hunt Racing

*Leopardstown Soft (Yielding in places)

Christmas Hurdle (G1) 3m

KemptonのChristmas Hurdleと異なり、こちらは24fのG1となる。前走Hatton's Grace Hurdle (G1)を勝利し、24fは初の参戦となるApple's Jade、Stayers' Hurdle (G1)の勝ち馬Nichols Canyonあたりがビッグネームとして名を連ねていた。

Supasundaeが逃げる展開。Apple's Jade、Nichols Canyonが好位。Bapaume、Augusta Kate、Jezkiはその後ろ。第5障害でNichols Canyonが落馬。Apple's JadeがSupasundaeに並んでいくもSupasundaeがしぶとく抵抗。ゴール直前でようやくApple's Jadeがこれを交わして勝利した。3着にはBapaume。

Apple's Jadeの鞍上はJack Kennedyが落馬負傷でDavy Russelに乗り替わっていた。24fということでかなり大事に乗っていたようだが、本来この馬自身は持続的なロングスパートが持ち味であり、これは馬の良さを生かすことのできる乗り方ではない。今後はOLBG Mares' Hurdle (G1)を目指すとのことで、距離不安があるのであれば20fの牝馬相手は良い選択肢だろう。最終障害をバイパスされており、それを避けるためにSupasundaeが進路をカットしていた部分もあるのだが、出来ればこのメンバー相手であれば完勝して欲しかったところもある。Supasundaeは前評判はやや下であったがよく抵抗した。ややズブいところがあるようだが、Coral Cup (G3)で見せたしぶとさは乗り方一つでこのクラスでも通用する。Bapaumeはこれからの馬。これだけ走れれば現状では十分。Jezkiはどうにも精彩を欠く。Nichols Canyonは残念ながらsuffered fatal injuryとのこと。

 

Leopardstown Christmas Chase (G1) 3m

昨年までLexus Chase (G1)として行われていたレース。人気はやはりGold Cup HeroのSizing Johnから。

Balko Des Flosが先頭を伺う構えを見せるも、どうにも行きたがったYorkhillがそのまま先頭に立ちレースを引っ張る。好位からBalko Des Flos、Outlander、Djakadam辺り。Sizing Johnは中段から。Yorkhillは軽快に飛ばすが、残り3障害辺りからOutlander、Balko des Flosらが接近するとあっさり後退。さらに接近したRoad to Respectが最終障害で先頭に立つと、Balko des Flosの抵抗を抑えて勝利した。3着にはOutlander。Minella Roccoが4着。Sizing John、Djakadamは大敗。

Yorkhillの動き方で展開が全く変わってしまった。もともと行きたがる気性のためこれをRuby Walshががっちりと抑えて、かつ後方でゆっくりと構えてレースを進めるのだが、今回は抑えきれず馬が自由に走ってしまっている。これが初の24f戦ということもあり、これではさすがに走り切れるはずもなく、レース展開を変えただけに留まってしまった。さて、勝ったRoad To Respectは昨シーズンRyanair Gold Cup Novice Chase (G1)を勝った馬だが、今シーズンはIrish Daily Star Chase (G3)を勝利、JNwine.com Champion Chase (G1)を2着と調子も上げていた。やや前掛かりなペースの中で後方でゆっくりと構えることが出来た展開の利もあったか。Balko Des Flosは久々の24f戦であったが、自ら積極的に前に行くことで見せ場を作った。ある程度ペースへの慣れもあったのだろうが、前評判から考えれば驚きのパフォーマンスである。Outlanderも得意のコースに戻って見せ場を作ったが、イギリスでは全く走れていないのは今後に向けて気がかりではある。

Minella Roccoは相変わらず気を抜いて走るところがあるようだが、今回は途中からは真面目に走っていたようだ。馬具を替えたらしいのでその効果が出たのかもしれない。Sizing Johnはその後身体に軽度な異常が見つかったようだ。まともであれば勝ち負けになっていた馬であり、ややダメージが心配なところ。Djakadamは飛越を何回かミスしてそのまま後退。この馬も乗り替わりの影響が懸念される。Carlingford Loughはさすがにそろそろお歳だろう。Edwulfは戻ってきてくれたことを素直に喜びたい。故障明けということもあり今回は無事に回ってくるだけで十分だろう。