にげうまメモ

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18/05/12 Japanese Racing

*Kyoto Firm

Kyoto High Jump (G2) 3930m

タガノアーバニティが先頭を伺うも、これを制してマイネルフィエスタがハナに。しかしスタンド前の生垣をミスして後退、代わってタガノアーバニティが再度引っ張る展開。3周目の途中からアスターサムソンが先頭に立つと、食いついてきたテイエムオペラドンを振り切って勝利した。2着には追い上げたルペールノエル。

マイネルフィエスタは前走のグランドジャンプでかなり速い流れを追いかけていっており、体内時計としてやや変わっていたのかもしれない。ただし飛越技術としてはまだ追い付いていないようで、飛越のミスも相まって落ち着いて追走している。アスターサムソンはこれで三木ホースランドパークジャンプステークスから2連勝とした。水壕障害でトモを落とす場面はあり、Steeplechaseを飛ぶのであればややイケてないミスではあるのだが、京都の障害であることを考えれば許容範囲のミスだろう。体型としては比較的イギリス・アイルランドの障害馬に近いものがあり、セン馬と言うことも考えれば息の長い活躍を期待したいところ。ルペールノエルはじっくり構えて前を追いかけたが、いくら何でもあのポジションから届くと考えているのであれば鞍上は平地か何かと勘違いしているのではないだろうか。京都に苦手意識があったようだが、京都は特殊なコースでもなく、意識するほどのものではないように感じる。テイエムオペラドンは最後遅れ3着。やはり距離はあと2000メートルくらい伸びたほうがいい。マイネルフィエスタはまだ飛越がいまいち。タガノアーバニティは脚が上がった形で後退したが、距離的な問題だろうか。