にげうまメモ

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18/10/06 National Hunt Racing

*Gowran Park Good

PWC Champion Chase (G2)

http://www.attheraces.com/racecard/Gowran-Park/6-October-2018/1540

以前はSizing Europeが4連覇を達成したレース。連覇を狙うA Toi Philが人気になっていた。

レースはWoodland Operaが後続をやや離して逃げる展開。後続はJury Duty、Peregrine Runなどを筆頭に追いかけるも差は詰まらず。最終障害を越えてWoodland Operaが後続を一気に突き放し、10馬身差の勝利とした。Jury Duty、Peregrine Runと続いた。

馬場はかなり良いようだ。アイルランド障害シーズンが本格化する辺りのレースなのだが、この時期は基本的に冬場に使いたい馬は休み明けであり、夏場に使ってきた馬との戦いになる。Woodland OperaはこれでHurdleを含め3連勝とした。重賞としてはSoft-HeavyのRyans Cleaning Craddockstown Novice Chase (G2)を勝っているのだが、基本的には良馬場でスピードを生かしてレースをした方がよさを発揮する馬で、とうにこの夏場は4月の休み明けから精力的に走っている。やや後方でリズムを崩したLord Hemphill Memorial Handicap Chaseで大敗した以外は安定したレースをしており、調子はかなりよさそうな印象。ただし、やはり良馬場に適性があり、かつ調子のいい馬が前に来た結果という印象で、ここから馬場が悪化する冬場にかけて参考になるレースとは考えにくいだろう。Jury Dutyはこの路線の安定勢力だが、やはりもう少し馬場は渋った方がいい。夏場から使ってきたPeregrine RunはどうもWoodland Opera相手だと分が悪いようだ。休み明けのOrdinary Worldはこんなものだろう。A Toi Philは途中から追走に苦労し大敗。