にげうまメモ

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18/11/09 French Racing / Crystal Cup

*Compiegne Tres Souple (4.0)

Prix Pierre Drion (Listed) Steeplecase 4 ans 3800m

http://www.france-galop.com/fr/course/detail/2018/O/dE1iT0E0b2cvcWw0eDd2blErb1gyZz09

好位から抜け出したHaad RinとEquemauvilleのたたき合いはEquemauvilleに軍配が上がった。後続はやや離れた。

Equemauvilleは重賞初勝利。SteeplechaseはAuteuilを含めClairefontaineやBdx Le Bouscatなどを転戦している馬であり、Compiegneはこれで2走目となる。むしろやや驚きなのがHaad Rinだろう。Haad RinはポーランドのWielka Parynickaを後続に大差をつけてぶっちぎってきた馬で、Meranoの4歳G2でもStukeの3着に入っていた。ポーランドのSteeplechaseを走ってきた馬であり、Siepi(Proutky)にてスピードを見せていただけに、いきなりCompiegneのSteeplechaseに対応できるかどうかはかなり疑問が残るところであったのだが、終始やや行きたがるところを見せながらも飛越に関しては全く問題がなく、最後まで勝ち馬にくらいつく走りを見せた。着差としてはややEquemauvilleの方が伸びのあるストライドを見せており、あくまでその辺りのエンジンの掛かり方の違いといったところだろう。ポーランド調教馬としてのポテンシャルはこれまでの馬の走りを見ていてもかなり高いように思われる。今後の活躍が楽しみである。

 

Grand Steeplechase Cross Country de Compiegne Cross Country 5400m

http://www.france-galop.com/fr/course/detail/2018/O/MEhDbDNTY1hWNUh5ZlRHQ1FBdTRpUT09

ゆったりと馬群は固まって進行するも、残り5障害くらいからVol Noir De Kerserが満を持してスパート。しかし後続がこれについて行くと、ぴったりとVol Noir De Kerserについて行ったAmazing Comedyが抜け出し、18馬身差をつける圧勝。2着にはVirtus D'Estruvalが入った。

Amazing ComedyはCheltenhamにも参戦したフランスCross Countryの強豪で、PauやLion D'Angersでも好走歴がある。Cheltenhamでは特徴とする無駄のない飛越で最後まで見せ場を作るも、最後はフラットのスピードで遅れ5着に終わっていた。いまいちスピード能力という点ではいまいちな印象のある馬で、Waregemでもさほどいいところがなかったのだが、なぜここにきていきなりこのような圧倒的なパフォーマンスを見せたのかは大いに謎である。とりあえず飛越に関しては全く問題はなかったのだが、全く問題がない、むしろ飛越にて他に抜きんでたところがあるこそ勝負の土俵に立てる水準のレースであり、それが今回の圧勝劇につながったとは考えにくい。とりあえず昨年のいまいちなパフォーマンスはCheltenhamの疲れがあったからと考えるのが妥当だろう。今後はPauに転戦するらしく、そこでこの馬の真価が問われることになるか。Virtus D'Estruvalは途中で大きなミスがあったにもかかわらず盛り返して2着まで来た。さすがは障害30戦して11勝2着17回という異様なまでの安定感の持ち主でといったところ。Surdoue De Ballonは最後盛り返して3着まで来た。Cross Countryの飛越に慣れればこの馬も進境が望まれる。Vol Noir De Kerserは見せ場を作った。4着とはいえ、より小型のコースに代わればパフォーマンスの向上が期待できるだろう。