にげうまメモ

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18/12/15 National Hunt Racing

*Cheltenham Good

Caspian Caviar Gold Cup Handicap Chase (G3) 2m4f127y

https://www.sportinglife.com/racing/results/2018-12-15/cheltenham/502606/caspian-caviar-gold-cup-handicap-chase-grade-3

FrodonとBaron Alcoが先行争いをする展開。最終コーナーを回ってBaron Alcoは脱落し、変わってCepageがFrodonに迫るも、そのままFrodonがCepageを振り切り勝利した。昨年の覇者Guitar Peteが3着。Baron Alcoは4着まで。

Frodonは2016年のこのレースの勝ち馬で、当時はNoviceの身ながらこのような価値のあるハンデ重賞を制したことで話題になっていた。2018年の春にWind Surgeryを行っており、復帰後は非常に安定した走りを見せている。前走こそ出遅れてBaron Alcoの逃げ切りを許したが、今回は11st12lbのやや抜けたトップハンデを背負いながらも後続を完封した走りは力の違いを見せつけるものであろう。Bryony Frostとの相性も非常によく、この若手女性騎手を乗せるとリラックスして走ることが出来るようだ。Cepageは実績的には格下の馬だが、最終障害手前ではFrodonに迫るところも見せており、だいぶ力をつけているようだ。どちらかというとGoodからSoftくらいのほうがよさそうだが、このクラスでもチャンスはあるだろう。昨年の勝ち馬Guitar Peteは3着まで。走りを見ていると距離を伸ばすことも選択肢に上がりそうだが、これ以上の距離では良績がないのが気がかり。Baron Alcoはできれば逃げたかった。

 

Albert Bartlett Novices' Hurdle (G2) 2m7f213y

https://www.sportinglife.com/racing/results/2018-12-15/cheltenham/502607/albert-bartlett-novices-hurdle-registered-as-bristol-novices-hurdle-grade-2

Rocco、Lough Der Diamond、Rockpointなどがゆったりと引っ張るも、そこから抜け出してきたRockpointが勝利。2着にはLisnagar Oscarが入った。

長距離のNovice戦ということでかなり慎重なレースとなった。RockpointはこれがHurdle初勝利だが、内容的には距離を伸ばしたことが正解に出たタイプで、今後に向けて強調するようなレース内容ではないだろう。比較的経験の長い馬らしく飛越技術は高い物を持っているようだ。16f、20f、24fと使ってきたLisnagar Oscarはまたしても惜敗。人気のAye Aye Charlieはさっぱり走らず。

 

International Hurdle (G2) 2m179y

https://www.sportinglife.com/racing/results/2018-12-15/cheltenham/502608/unibet-international-hurdle-grade-2

例によってThe New Oneが逃げる展開も、残り2障害辺りからあっさり後退。代わってVision Des Flosが抜け出してくるも、これを外からBrain Powerが差し切り勝利した。Silver Streak、Western Ryderと続いた。

The New Oneはすでの往年のスピードは残っていないようで、レース的にはスローからの上り勝負と考えていいだろう。Brain PowerはここのところはChaseを使っていたのだが、どうにも飛越にミスが多く、またWind Surgeryを2回も挟んだこともありさほおd結果を残していなかった。これが久々のHurdleになるが、もともとはWessex Youth Trust Handicap Hurdle (G3)勝ちをはじめ、G1路線でもある程度伏兵程度の勝負を見せていた馬だけに、ここは貫禄の勝利となった。Chaseでは飛越が実に怪しい部分があるため、おそらくこのままHurdle路線となるのだろう。夏場にPertemps Network Swinton Handicap Hurdle (G3)を勝ったSilver Streakは見せ場を作ったが、もともとC2クラスでも走れる馬だけに納得の好走といったところか。それ以上に、昨シーズンのJuvenile HurdleのチャンピオンWe Have A Dream、16f Novice HurdleのチャンピオンSummerville Boyが走らな過ぎた。Summerville BoyはHeavyに戻って再考する余地はあるのだが、いくらなんでもここ2戦の走りを見る限りでは調子そのものを疑った方がいいかもしれない。Old Guardは距離を伸ばした方がいいだろう。The New Oneはこれで引退とのこと。障害は36戦17勝、うちG1は2勝、重賞は13勝。International Hurdle (G2)は2013、2014、2016年と3勝を挙げるなど、記録にも記憶にも残る名馬であった。

 

*Doncaster Good

December Novices' Chase (G2) 2m7f214y

http://www.attheraces.com/racecard/Doncaster/15-December-2018/1335

King of Realmsが先頭を伺うも、これを制してRockey's Treasureがハナに。Coup De Pinceauが絡んでくるも、Rockey's Treasureがこれを振り切るとそのまま差を広げて17馬身差の圧勝。2着にはTheclockistickingが入った。

Rockey's TreasureはこれでChaseは5戦4勝とした。前走こそSantiniとの追い比べで2着に敗れているが、それ以外のレースではほぼ危なげのないレースを続けている。飛越技術はさすがに安定しており、特にやや遠い位置からの大きめの飛越が目立っていた。Doncasterのコース形態により残り5障害程度からペースが上がる展開を勝ち切ったことは今後に向けて価値のある内容だろう。