にげうまメモ

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19/01/12 National Hunt Racing

*Kempton Good

32Red Casino Chase (Listed) 2m4f110y

https://www.sportinglife.com/racing/results/2019-01-12/kempton/508036/32red-casino-chase-listed

例によってSperedekが激しく引っ張る展開も、残り5障害くらいからCharbelが先頭に並びかける。さらにこれに接近したTop Notchが抜け出すと、後続に5馬身差をつけて快勝した。Black Cortonが追い上げて2着。Speredekは残り4障害で落馬。

Top Notchは今シーズンはなぜかLong Walk Hurdle (G1)から始動し、Paisley Parkの3着に入っていた。色々とアクシデントのあったレースなので一概には評価できないのだが、もともとは16fにも対応できるスピードを持った馬で、16f仕様の逃げ馬であるSperedekが逃げたここでも対応していた。20f路線はやや入れ替わりが激しいのだが、少なくとも16f仕様の馬が存在しても対応が可能であることを考えれば、この路線であれば有力な一頭だろう。ただし馬場はある程度良いほうがいいようだ。Black Cortonは24fを走ってきた馬で、案の定追走に苦労していたがしぶとく追い上げて2着まで来た。丁寧な飛越を見せる馬であり、これは飛越のペースを上げるという点でいい経験になったはず。Charbelは期待されたが最後脚が上がり3着。この馬は16fでは苦しく20fのペースに慣れているのだが、やはり生粋の20f馬にこのペースは厳しかったか。

 

*Warwick Good

McCoy Contractors 2019 Construction News Awards Finalist Hampton Novices' Chase (Listed) 3m

https://www.sportinglife.com/racing/results/2019-01-12/warwick/508062/mccoy-contractors-2019-construction-news-awards-finalist-hampton-novices-chase-listed

Rocky's Treasureが逃げる展開も、残り3障害辺りからSecret Investorが先頭に。しかしこれに忍び寄っていたOk Corralがこれを捉えると、最後のフラットで一気に突き放して勝利した。Rocky's Treasureは3着まで。

Ok CorralはこれでChaseは2戦2勝とした。9歳とNovice馬にしては年齢を重ねているのだが、どうやら若いころは気性の問題があったらしく、ようやく落ち着いてきたとのこと。Rocky's Treasureは決して楽なペースを作り出したわけではなく、そこであっさり抜け出すパフォーマンスは重賞クラスとして評価していい。前走PlumptonのNoviceで下したImpulsive Starは現役屈指の相当なスタミナ能力を持った馬で、この馬もまたこの路線では有力な一頭になり得ることが考えられる。アイルランドのアマチュア騎手Mr Derek O'Connorとのコンビはなかなかに楽しみなところ。Hurdle / ChaseともにNoviceを戦う資格を持ったSecret Investorもまた良いパフォーマンスを見せた。前走2着に負けたBags GrooveはKauto Star Novices' Chase (G1)であっさり負けたのだが、いまいちその敗因がよくわからないので、前走がChase初戦であったことも加味するとさほど額面通りに受け取る必要はないだろう。Rocky's Treasureは自分の競馬をした。今回は相手が強かったということだろう。

 

Leamington Novices' Hurdle (G2) 2m5f

https://www.sportinglife.com/racing/results/2019-01-12/warwick/508063/ballymore-leamington-novices-hurdle-grade-2

RockpointとBeakstownがならんで逃げる展開も、ここから抜け出してきたBeakstownがStoney Mountainを抑えて勝利した。Tidal Flowは伸びず。

Novice戦とはいえ、数戦程度はキャリアを重ねた馬のレースとなった。BeakstownはHurdleは2勝目。前走のNewcastleのC2では単勝50倍のAsk Benに敗れているが、どうやら重馬場はダメなタイプのようで、障害飛越時においては比較的綺麗なフォームを見せていたことも考えると、おそらく前走は馬場によるものだろう。フラットのスピード能力の高いタイプかと思いきや、フラットでスプリントをかけた時にいまいちフォームが崩れるところがあり、脚が上がったのかそれとも気性的に難しいところがあったのかはよくわからない。キャリア4戦目のStoney Mountainは真面目に走って2着。どちらかというとこの馬は馬場が渋った方がよさそうだ。

 

Classic Handicap Chase (G3) 3m5f54y

https://www.sportinglife.com/racing/results/2019-01-12/warwick/508064/mccoy-contractors-civil-engineering-classic-handicap-chase-grade-3

このレースは往々にして馬場が渋り、Milansbar、One For Arthur、Shotgun Paddy、Rigadin De Beaucheneなど、長距離の重馬場を爆走することに長けた馬が歴代の勝ち馬に名を連ねているのだが、今年は打って変わって良馬場でのレースとなった。Cogryがハナを伺うも、これを制してMilansbarがハナにいく。しかし第16障害辺りからStep Backが先頭に行くと、Milansbarは後退。残り3障害辺りから前に接近したImpulsive Starが抜け出すと、Calett Madとの叩き合いを制して勝利した。

Impulsive StarはNovice馬で、Chaseはこれが初勝利となった。馬場としては良馬場からSoftくらいまでは対応ができるのだが、いかんせん脚の早さという点では微妙なところがあり、かつ飛越にもポカがあったため勝ち切れないでいたのだが、ようやく飛越が安定してきたことにより、超長距離戦にて浮上するに至った。当然このようなタイプはGrand National (G3)という選択肢が視野に入るのだが、さすがに9st12lbの最軽量での勝利であり、レーティング的に出走圏内に入れるかどうかが課題だろう。また、National Fenceへの対応も課題となる。おそらくこの後はNational Hunt Challenge Cupに向かうことになるだろう。

Calett Madはよく追い上げて2着まで来たが、勝ち馬とはハンデ差の分だろう。また、どちらかというと馬場は渋った方がよい。とはいえBorders National ChaseにてHarry The Vikingと叩き合いを演じた持久力はここでも大きな強調材料であり、7歳と若いことを考えればまだ伸びしろはあるはず。10st13lbと、上位馬の中では比較的斤量を背負っていたこともプラス材料。Crossparkも距離を伸ばしてパフォーマンスを上げてきた。連覇を狙ったMilansbarは早々に後退。良馬場は合わないのと、どうにも集中力の面で課題があるようだ。Cogryは今回はやる気を見せず。