各国障害競馬概要
*アメリカ障害競馬 2023年アメリカ障害競馬における完走率(%)、落馬率(%)及び途中棄権率(%)は以下のとおりである。なお、完走率は延べ出走頭数に対する延べ完走頭数の割合、落馬率は延べ出走頭数に対する延べ落馬頭数(Fall及びLost Rider)の割合…
*アメリカ障害競馬 2023年アメリカ障害競馬における1競走あたりの平均出走頭数はNational Fence(Hurdle)が7.00頭、Timberが5.05頭、その中央値はそれぞれ7頭、4頭であった。各カテゴリーにおける出走頭数を以下に示す。カッコ内はレース数である。全体的…
*アメリカ障害競馬 2023年にアメリカ障害競馬で行われた"Stakes"計40競走のうち、Timber計12競走を下表に示す。 Month Racecourse Race Condition Distance Purse April Monkton My Lady's Manor 5yo+ 3 50000 April Grand National Grand National Timber …
*アメリカ障害競馬 2023年のアメリカ障害競馬は3~11月に掛けて計26の競馬場にて合計で148競走(National Fence(Hurdle):109、Timber:39)が行われた(Training Flat及びBumper等を除く)。アメリカ障害競馬は大別すると3~5月の春シーズン、7~9月の夏…
*アメリカ障害競馬 以前の記事*1と同様、サムネ画像があまりにも適当過ぎるがご容赦。アメリカ障害競馬の歴史は長く、古くは南北戦争以前の1800年代にまで遡る。イギリスからFox-huntingを通じてアメリカに伝わった障害競馬はLong Island、Maryland、Virgin…
*ドイツ障害競馬 1990年において、ドイツでは年間を通じて計197競走の障害競争(Hürdenrennen53競走、Jagdrennen144競走)が行われた。そのうち、代表的な競争であるListenrennenの一覧を以下に示す。ただし、1990年の競争条件の詳細(年齢指定の有無等)は…
*ドイツ障害競馬 2000年において、ドイツでは年間を通じて計82競走(Hürdenrennen38競走、Jagdrennen44競走)が行われた。その一覧を以下に示す。なお、賞金額はユーロの流通が2002年1月1日に開始されたことから*1、前回までの記事の単位(€)ではなくドイ…
*ドイツ障害競馬 2009年において、ドイツでは年間を通じて計41競走(Hürdenrennen18競走、Jagdrennen23競走)が行われた。なお、2010年においては年間を通じた障害競馬数は計26競走と2009年と比較して大きくその数を減少させたが、この理由は後述する。なお…
*ドイツ障害競馬 COVID-19流行の前年となる2019年のドイツ障害競馬全15競走を以下に示す。この年はHürdenrennenが3競走、Seejagdrennen4競走を含むJagdrennen計12競走が行われた。 Date Racecourse Race name Type Subtype Class Distance Prize 2019/3/17 …
*ドイツ障害競馬 「池を泳ぐ障害競馬(Seejagdrennen)」の存在や、2022年現在世界で唯一の"All weather Steeplechase"の存在で日本でも広く知られるドイツ障害競馬であるが、近年におけるドイツ障害競馬は非常に小規模であり、2022年における年間レース数…
*ニュージーランド障害競馬 2022年ニュージーランド障害競馬における完走率は以下のとおりである。 Figure.1 2022年ニュージーランド障害競馬における完走率 Hurdle及びSteeplechaseにおいて、いずれも完走率は77%程度の数値を示した。ニュージーランドStee…
*ニュージーランド障害競馬 2022年のニュージーランド障害競馬には以下50名の調教師が管理馬を出走させた。なお、ニュージーランド競馬は8月にシーズンが開始し7月末で終了するが、障害競馬の開催時期を踏まえ、2021年8月~2022年7月末で区切るのではなく、…
*ニュージーランド障害競馬 2022年のニュージーランド障害競馬のHurdle及びSteeplechaseにおける平均出走頭数は以下のとおりである。 Figure.1 2022年ニュージーランド障害競馬における平均出走頭数 Hurdle競走全体の平均出走頭数は8.47頭であった。最も出…
*ニュージーランド障害競馬 2022年のニュージーランド障害競馬における主要競走を以下に示す。 <Hurdle> table { border-collapse: collapse; } th { border: solid 1px #666666; color: #000000; background-color: #ff9999; } td { border: solid 1px #…
*ニュージーランド障害競馬 ニュージーランド障害競馬の歴史は長く、1841年1月25日にはWellingtonの入植1周年を記念してTe Aroにて木製の柵を用いるHurdle競走が行われている*1*2*3。その歴史的な重要性は高く、特に1世紀以上もの長期にわたって、1885年に…
*オーストラリア障害競馬 2022年のオーストラリア障害競馬における完走率は以下のとおりである*1。 Figure.1 2022年オーストラリア障害競馬における完走率 Hurdle及びSteeplechaseにおいて、いずれも完走率は85%程度の数値を示した。この数値自体は文献上…
*オーストラリア障害競馬 2022年のオーストラリアにおいて障害競馬はVIC州のみで行われたことから、出走馬の殆どはVIC州調教馬であり、VIC州以外からの参戦馬はごくわずかであった。SA州からはOakbankに拠点を置くBarry Brook調教師がAristocat、Buckeye Na…
*オーストラリア障害競馬 2022年のオーストラリア障害競馬のHurdle及びSteeplechaseにおけるそれぞれの平均出走頭数のは以下のとおりである。最少出走頭数は5頭で、オーストラリアでは最大出走頭数が10頭程度*1に制限されていることを踏まえると、2022年は…
*オーストラリア障害競馬 2022年のオーストラリア障害競馬における主要競走を以下に示す。 <Hurdle> table { border-collapse: collapse; } th { border: solid 1px #666666; color: #000000; background-color: #ff9999; } td { border: solid 1px #6666…
*オーストラリア障害競馬 オーストラリアの障害競馬の歴史は19世紀初頭の植民地時代にまで遡る。オーストラリア最初の障害競走は1832年にSydneyのFive Dockで行われ*1、かつてはQueensland、New South Wales(NSW)、Western Australia、Tasmania、Victoria…