にげうまメモ

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16/09/11 New Zealand Racing

*Rotorua & Bay of Plenty Hunt @ Arawa Park Dead6

Farmlands Co-operative Hurdles MDN HDL 3000m

Rockyがやや引っ掛かり気味に逃げる展開。好位置からPerry Mason、Kentucky Son。人気のWilly Dugganは出遅れ後方から。2周目の入り口からOld Countessが捲ってくるもさほどペースは上がらない。2周目の中盤からPerry MasonがRockyに絡んでいきペースアップ。さらに後方からWilly Dugganも進出を開始。しかし残り800mほどから一気に進出し先頭に躍り出たKentucky Sonが後続を突き放し5馬身差の快勝。2着には逃げたRockyが入った。

Kentucky SonはHDL3戦目にて初勝利。やや飛越にスピードに任せた雑な部分があったのでその辺りが課題だろう。ただし、Dead6とそれなりに良い馬場でありながら、最終障害から一気に後続を突き放したスピードは目立っていた。Willy Dugganは出遅れ癖が今後の課題だろう。RockyはHDL初戦なのでこの程度で十分か。

 

Team Wealleans Hurdle RST OPN HDL SWP 3500m

Danza Ladが逃げる展開。番手からMr Kanton、Nacho Lass。Yardstickは1周目のスタンド前でStephan Karnicnikがアブミを落とすも立て直す。Danza Ladはやや右に斜飛する癖を見せ、3周目からMr Kantonが先頭に。ようやくこの辺りからDanza Ladも落ち着いてきて少しずつペースアップ。残り800mほどから馬群は一気に凝縮し、外を回ってNancho Lassが抜け出しを図るも、これを内から追ったYardstickがゴール前僅差前に出て勝利。3着には逃げたDanza Ladが入った。

やや荒れた結果となった。YardstickはHDL初勝利。MDNでもそれなりに良いところは見せていたが、今回はNacho LassがDanza Ladの外から交わそうと試みることでややDanza Ladの斜飛の影響を受けていたこと、また斤量差があったことが効いただろう。かなり恵まれての勝利のように見える。Nancho Lassは惜しい2着。Mr Kantonはややトップスピードの面でSTPの方が良いかもしれない。

 

Sweeney Townsend Insurance Brokers Rotorua & Bop Hunt Cup OPN HDL 3500m

Thenamesbond、Mahanadiといった実績どころが取り消してやや寂しいメンバーとなってしまったが。

Hunters Creekが逃げる展開。これをZardetto、Istimagicなどが追う。Maillyはゆっくりと後方から。IstimagicとHunters Creekの2頭で3周目の入り口辺りから後続を引き離す。残り3障害を越えた辺りから一気にMaillyは外から捲り先頭に。これをZardetto、Moni Nuiが追う。そのまま内で反撃するZardettoを抑えMaillyが勝利。3着には盛り返してきたHunters Creekが入った。

MaillyはHDL3勝目。RST OPN HDLの常連であり、今シーズンはSTPでも勝利を上げている。ただし今回は小頭数でペースが緩んだところを一気に押し上げられた展開利は否めないか。Zardettoは良く抵抗したが2着まで。Hunters Creekはペースを緩めたところを一気に捲り切られての3着。この馬自身最後までバテていないだけに勿体ない敗戦。