にげうまメモ

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17/08/26 New Zealand Racing

*Pakurunga Hunt @ Ellerslie Heavy 11

Harrison Lane Hurdle (PJR) OPN HDL 3350m

https://www.nzracing.co.nz/RaceInfo/46344/6/Race-Detail.aspx

The ShacklerがD'Llaro、Thatz Davidを制してハナに。これを見ながらMonarch Chimes、Top Choiceと続く。2周目からD'LlaroがThe Shacklerにプレッシャーを掛けに行く。一旦は振り切ったThe Shacklerだが、Monarch Chimesが捲ってきたところから耐え切れず後退。さらにEl Corbyが進出するが、Monarch Chimesがゴール前でEl Corbyを抑えきって勝利した。Just Got Homeが3着。

最終障害手前での数完歩が勝敗を分けた結果となった。El Corbyは相当にフラットのスピードがある馬なのだが、ややGary Walshがそれに頼ったのか最終障害を大事に飛んでいた。一方のMonarch Chimesはこの手前から勇気をもって馬を進めていき、結果的に最終障害の飛越こそミスをしたものの余計なブレーキを掛けずにゴールまで駆け抜けることになった。Heavy11ほどの重馬場だといかにスピードを殺さずに走り切れるかが大きな岐路となることがある。さて、Monarch ChimesはこれでHDL3連勝とした。前走は斤量的な大きなアドバンテージを生かしてNgario、Raisafuashoを抑えるレースだったが、今回のレースを見る限りでは本物だろう。Great Northern Hurdlesに向けては距離の克服が課題となる。一歩のEl Corbyは惜しい2着。Laekeeperを抑えきったTotal Storage Open Hurdleを見る限りGary Walshの騎乗を責めるべきではないのだが、やはり最終障害手前の動作が悔やまれる。古豪Just Got Homeは若い馬相手に善戦した。STPでもやれるとは思うのだが、本番でも楽しみな一頭。昨年のGreat Northern Hurdlesの勝ち馬D'Llaroは自分の競馬をした。小さな馬に69.6kgの斤量であり、さすがに瞬発力という点で置いて行かれてしまったが、それでも最後まで脚を伸ばしている辺り、さすがはニュージーランド一流のロングスパート能力の持ち主といったところ。本番ではThenamesbondを潰しに行った昨年のレースさながらの前掛かりな勝負を期待したい。Hesalljazzは全くに人気がなかったが健闘した。このメンバー相手に勝負所まで食らいつければ大したもの。Raisafuashoは悠長に構えすぎた感もあるのだが、プレップとしてはこれで十分だろう。The Shacklerはさすがに展開が厳しかった。Great Northernでは出来れば控えるレースをしたい。Thatz Davidは逆にハナに行きたかった感。

 

The Tractor Centre Pakuranga Hunt Cup (PJR) OPN STP 4900m

https://www.nzracing.co.nz/RaceInfo/46344/8/Race-Detail.aspx

Ellerslie Hillを2回昇り降りするコース設定。なおGreat Northern Steeplechaseではこれが3回になる。

Thenamesbondが逃げる展開も、2回目のEllerslie HillからAmanood Ladが先頭に。そのままWise Men Say、Tizza Secretの追い上げを振り切って勝利した。Ngatira Goldは4着まで。

Amanood Ladは2014, 2015 McGregor Grand Steeplechase、2014 Great Northern Steeplechase、2017 Wellington Steeplechaseに続き、PJRは5勝目とした。関節が大きく動く馬ではなく、決して身体的に恵まれたタイプではない。平地では1勝しかできなかったのだが、とにかく筋肉が強く飛越技術が洗練されている。13歳と大ベテランの域にも差し掛かり、斤量を背負っているにも関わらず、ここ2レースの走りはまさにパワーと持久力を兼ね備えた古豪のものだろう。Great Northern Steeplechaseでも最有力の一頭。上がり馬Wise Men Sayは見せ場を作ったが、Ellerslie Hillの下りで勝ち馬に前に入られたのが痛かった。Tizza Secretは新境地を見せる走り。Ngatira Goldは最後の我慢比べで遅れてしまった。古豪Big Brownieは途中までの走りを見ていると完走すら怪しいといったところだったのだが、なぜか盛り返して5着まで来ていたようだ。距離が伸びて見直せる一頭。Thenamesbondは自分のリズムで走りたかったのだが。