＊Te Aroha Heavy 11
2017年のニュージーランド障害を締めくくる開催。
Mike Fraser-Jones Hurdle RST OPN HDL 3100m
https://www.nzracing.co.nz/RaceInfo/46374/4/Race-Detail.aspx
Ooeeを制してSino Heightsが逃げる展開。そのままOoeeは好位で進行。レースは淡々と進むが、最終コーナーから捲ったLaekeeperがそのまま後続を抑えて勝利した。2着には追い込んだHeistheone。Sino Heightsはなんと逃げ粘り3着。
Emilly Farが相当苦労している。Laekeeperはフラットの瞬間的なスピードを生かしてMDNを快勝してきた馬だが、その後は同型のEl Corbyには叩き合いで競り負け、その後のGraam Falconer Open Hurdleでは3着と敗れている。ややメンバーが手薄になったここできっちりと結果を出した。気性が成長すればもう少し来年はやれるだろう。Heistheoneは自分のレースをした。Sino Heightsは逃げる形がこの馬にとっては合っていると思うのだが、最後Laekeeper、Heistheoneに来られても抵抗していたことは成長をうかがわせる。Pukeake Sam、Ooeeは案外。
Bayleys Waikato Hunt Cup Steeplechase RST OPN STP 4250m
https://www.nzracing.co.nz/RaceInfo/46374/7/Race-Detail.aspx
例によってThenamesbondが逃げる展開。これにJust Got Home、Yipsonが絡んでいく。やや遅れてKings Deep。人気のLacustreは早々に遅れる。Thenamesbondは軽快に引っ張ると、残り2障害でJust Got Homeを振り切り、そのまま後続に10馬身ほどの差をつけて勝利した。2着にはJust Got Home。Chololate Fish、King Deepと続いた。YipsonとBig Brownieもいちおうは完走した模様。
ThenamesbondはHurdleではKS Browne Hurdle (PJR)勝ちがある実績馬。SteepleにおいてはRST2勝目となる。さすがにPakuranga Hunt Cupでは荷が重かったようだが、マイペースで進めることが出来たここでは力を見せた。もはや走ると水が飛ぶほどの重馬場だったが、そこでもこの馬の形さえ作れれば強いということなのだろう。Just Got Homeはさすがに能力は高い馬だが、さすがに無駄な仕草が多かった。Lacustreは全くついていくことが出来ず。ThenamesbondのペースはRSTとしては比較的早いので仕方がない。
