にげうまメモ

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18/03/04 French Racing

*Auteuil TR Souple (4.1)

Prix Juigne (Haies G3) 3600m 5yo+

http://www.france-galop.com/fr/course/detail/2018/O/RXlOUzBObTNCL2R0RmVRZ1J4c3cvdz09

Galop Marinが先頭を伺うも、途中からこれを制してハナに行ったDe Bon Coeurが後続を突き放し圧勝。2着にはGalop Marin。Alti Plano、Deviceと続いた。

De Bon Coeurはこれで10戦9勝とした。飛越には乱れがなく、トップスピードはここでも抜けていた。AuteuilのHaiesを使うと考えられるが、現状国内にはほぼ敵なしといった状態で、本番に向けて相手は主にアイルランド・イギリス勢になるだろう。Grand Prix D'Automne (G1)にて3着のGalop Marinは自分のレースをしたが、勝ち馬にはさすがに分が悪すぎるようだ。Alti Planoは善戦した。重賞であればこの馬にもチャンスはある。Deviceはいくらなんでも最後方の内から進み、直線を向いて大外まで飛ばすレースではいくらなんでも届かない。

 

Prix Robert De Clermont-Tonnerre (Steeple G3) 4400m

http://www.france-galop.com/fr/course/detail/2018/O/Sy8wSkVCWU9HZXJBMG9MTCs3REs2QT09

Edward D'Argentは取り消し。Via Dolorosaが逃げる展開も、2周目から先頭に立ったSaint Goustanがそのまま後続を突き放して勝利した。2着には葦毛のBipolaire。

Saint GoustanはこれでPrix La Perichole (G3)に続き、Steeoleは重賞2勝目とした。なぜこのクラスの馬がどうにもG1を使っていないのかよくわからない。飛越としては筋肉量のある馬体からストライドが大きめのものを繰り出しており、典型的なフランスSteeplechaseを走る馬といったところだろう。やや操縦性に難がありそうな点が課題だろうか。Prix La Haye Jousselin (G1)勝ち馬であるBipolaireは逆に馬体が硬く、俊敏性を生かした飛越を見せていた。4kg差で3.5馬身であり、本番では逆転が可能な着差だろう。