にげうまメモ

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18/05/02 New Zealand Racing

*Riverton R.C. @ Riverton Heavy 10

Macaulay Ford Maiden Hurdle MDN HDL 2500m

https://www.nzracing.co.nz/RaceInfo/46599/1/Race-Detail.aspx

軽快に逃げたThe Young Pretendaがそのまま18馬身差の勝利。2着にはPaddy Owenが入った。

The Young Pretendaは昨年の6月に続いてHurdleは2戦目。Heavy10の馬場がよかったのは不明だが、ひとまず内容的には完勝だろう。ただし人気どころが全く走らなかったこと、2500mと短い距離での勝利であるだけに、OPNに入ってどこまでやれるかはよくわからない。距離さえ問題なければそれなりに面白そうな馬ではあるのだが。

 

Donald White Hegecutting Open Hurdle OPN HDL 2500m

https://www.nzracing.co.nz/RaceInfo/46599/2/Race-Detail.aspx

Additupがハナを伺うも、これを制してハナに立ったZentangleがそのまま逃げ切り勝ち。Drumgold、Delacroixと続いた。

ZentangleはこれでHDL3戦2勝とした。昨年の6月に勝ったときのメンバーとさほど変わらず、その後のRST OPNでは大敗している辺りは不安材料だろう。DelacroixはGrand National Hurdles (PJR)3着がある馬だが、当時のメンバーとしてはRST OPNの上り馬が多く、これを鵜呑みにできるかどうかはやや疑問符。Delacroixに関しては、少なくとも70kgを背負って3着に来た点はよいシーズン初戦としては合格だろう。Drumgoldは最終障害でミスがあった。

 

Hazlett Contracting & RRC Life Members Open Steeplechase RST OPN STP SWP 3400m

https://www.nzracing.co.nz/RaceInfo/46599/4/Race-Detail.aspx

Yipsonが逃げる展開も、向こう正面のDouble Fenceから先頭に立ったTai Hoがこれを突き放すと20馬身ほどの勝利。Yipson、Hightly Likelyと続いた。

さすがにシーズン初戦ということもあり、どうにも全体的にのんびりとしたレースとなっている。Tai HoはSTP2勝目。Grand National Steeplechase (PJR)3着もある馬で、順調であればPJRでも楽しみな存在となるだろう。どうにもゆったりと飛越させるとバランスを崩すようで、ある程度ペースを上げて飛越させた方が安定するようだ。全体的にゆったりと運んだ分の着差だと思われるため、着差ほどの評価はできないだろう。Yipsonはこのクラスの安定勢力として力を見せた。Highly Likelyはスタート直後は全く走る感がなかったのだが、追い上げて3着まで来たようだ。この馬に関してはやや気性的に難しいところがありそうだ。