にげうまメモ

障害競馬の個人用備忘録 ご意見等はtwitter(@_virgos2g)まで

18/07/14 Australian Racing

*Morphettville Soft 6

Dominant Grand National Steeplechase 3500m

https://www.racing.com/form/2018-07-14/morphettville/race/1/results

鮮やかな青の障害が特徴的なMorphettvilleのSteeplechase。例によってZataglioが逃げるも、最終コーナーからこれに並びかけたFelix BayがAbebeを突き放して勝利した。Zataglioは3着。

Felix BayはSteepleはTrialを除けばこれが初参戦となる。さほどSteepleの難易度が高くないという背景もあり、障害自体は問題なく飛越していた。それ以上にHDLで戦ってきたスピード能力がここでは生きたという結果だろう。MorphettvilleのGrand Nationalはさほどメンバーが集まらないというのもあるのだが、いずれにせよ今後が楽しみな内容。Abebeは前走こそ落馬に終わっていたが、さすがに力を見せた。ただし、勝ち馬が64kgであったのに対し、Abebeは小さな馬で70kgが堪えた可能性はある。Zataglioはこれが自身のペースなのだが、障害の難易度としてはもう少し高い方がいいかもしれない。重馬場さえこなせるのであればニュージーランドという選択肢もあるのだが、あまりオーストラリア調教馬がニュージーランドに遠征するという例は聞かない。

 

Kevern Klemich Grand National Hurdle 3500m

https://www.racing.com/form/2018-07-14/morphettville/race/3/results

Cougar Expressを制してTunesが逃げる展開。Tunesは軽快に逃げるも残り400m辺りから手が動く。これを好位にいたMystic Princeが抜け出し勝利した。Tunesが逃げ粘り2着。Searaven、Cougar Epxressと続いた。

Mystic PrinceはMDN、Sambec Sheds Hurdleに続きHDLは3勝目。どちらかというと馬場がいいところで平地のスピードを生かして勝ってきている馬のようで、飛越に際しても非常に積極的なものを見せていた。最後の一押しに繋がったのは残り2障害からスピードを持って飛越することが出来た分だろう。Eric Musgrove師の管理馬ということで、日本遠征も視野に入れてもらえると面白いのだが。Tunesは惜しい2着。勝ち馬とは飛越技術の差だろう。人気を背負ったCougar Expressはどうにも飛越が安定せず。