にげうまメモ

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18/07/18 New Zealand Racing

*Racing Te Aroha @ Te Aroha Heavy 11

The Dentist Morrinsville Hurdle RST OPN HDL SWP 3100m

Race 1: THE DENTIST MORRINSVILLE HURDLE / RaceInfo / NZRacing

Viaagoが逃げるも、スタンド前で前に出たBanbury Ladがそのまま逃げ切り勝利。Nek Minnitが2着。Borniasandpitは落馬。

Banbudy LadはこれがHDL初参戦で初勝利。平地では5勝を挙げている馬で、MDN勝ちのあるNek Minnitが相手とRST OPNとしては標準的なメンバーであったのだが、それらを上回るパフォーマンスを見せた。現状PJRクラスでは前に行きたいメンバーが多いため、それらとの兼ね合いが課題になるが、今回はあくまでViaagoがかなりゆったりとしたペースを作っていった上に、外からふらふらとSo Keep Emが上がってきていたという背景も考えれば、必ずしも逃げなくてもやれる可能性はあるだろう。Nek Minnitは安定した走りを見せた。Lacustreは飛越さえ何とかすればSTPの方がよさそう。

 

Patron Paddy's Hurdle RST OPN HDL SWP 3100m

Race 2: PATRON PADDY'S HURDLE / RaceInfo / NZRacing

Suffice to Sayが逃げるも、これを制してReverse Tacticsがハナに。最終コーナーから捲ったSuffice to SayがいったんはHenry Tudorに前に出られるも、ゴール前でこれを差し返して勝利した。Bay Rockerが3着。

Suffice to SayはこれがHDL初勝利。スピードの絶対値というよりはパワフルな走りをするタイプで、MDNよりもペースが流れるRST OPNにて馬場が悪くなったほうが力を発揮するということか。人気を集めたHenry Tudorはまたしても2着。HDLは5戦して2着が4回と安定した走りを見せているが、どこか勝負弱い部分があるのだろうか。MDN勝ちのあるBay Rockerはさすがに安定して勝負圏内に来たのだが、さすがにこのメンバーが相手であれば勝ちまで欲しかった。

 

Knottingly Farm Steeplechase RST OPN STP 3500m

Race 5: KNOTTINGLY FARM STEEPLECHASE / RaceInfo / NZRacing

ゆったりと逃げたThenamesbondがそのまま逃げ切り勝ち。僅差でNotabadrooster、Kings Deepと入った。

Thenamesbondはお馴染みのワンペース型逃げ馬で、トップスピードの速さはないためどうしても沈みそうに見えるのだが、自分のペースで走らせた場合に限っては尋常ならざる粘り腰を発揮するタイプ。HDLでも実績のある馬のため70kgの斤量も背負いなれたもの。瞬発力を要求されない展開であればPJRでもチャンスはある。STP2戦目のNotabadroosterは惜しい2着。さすがに今回は勝ち馬がバケモノの類であり、RST OPNであればすぐに勝てるだろう。