にげうまメモ

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18/09/23 Australian Racing

*Coleraine Good4

Coleraine Hotel Adam Lindsay Gordon Hurdle Handicap OPN HDL 3300m

https://www.racing.com/form/2018-09-23/coleraine/race/2/results

Monte CarloとHammersteinが並んで逃げるも、これにRomelo、Ascot Redが接近。残り2障害辺りからAscot Redが先頭に立つが、これを目掛けて追い出したKillarney KidがAscot Redを振り切り8馬身差の快勝。Ascot Red、Romeloと続いた。

Killarney KidはHDL自体は未勝利戦に続く2勝目としたが、遡れば平地では12勝を挙げてきた活躍馬である。障害転向後も比較的安定した成績を残しており、やや粗削りな飛越を見せる他の馬と異なり、一頭安定した飛越を見せていた。Ascot Redとはかなり平地のスピードで差がありそうで、最後の着差はその辺りもあるように思えるが、まだ上を目指すことが出来る馬だろう。9歳とやや高齢だが、なんとか障害でもう一花咲かせてほしいところ。

 

QLS Ecycle Great Western Steeplechase Handicap OPN STP 3600m

https://www.racing.com/form/2018-09-23/coleraine/race/4/results

スタートから大逃げを打ったTough Vintageがそのまま逃げ切り勝ち。2着にはEbazanが入った。人気のSir Lopezは徐々に追い上げるも3着が精一杯。

Tough Vintageは実はこれでGreat Western Steeplechaseは連覇とした。どうやら昨年もこのレースを逃げて勝ってきている馬のようで、どうやらここまでのレース振りを見る限りではこの形がこの馬にとって向いているのだろう。結果的にそこまで厳しいペースを刻まなかったにも関わらず、後続が追いかけてこなかったこともあり、スムーズに勝負所からスパートをかけることに成功している。Ebazanは人気薄ながら好走した。ただし2着はSir Lopezが最後失速した分か。Sir Lopezは71.5kgの斤量もあったのだが、それ以上に後ろに構えすぎだろう。Surging Waveもこのメンバーであれば格好つけて欲しいのだが、さすがにそろそろお疲れかもしれない。なお川上騎手の騎乗したMannertoneは失速し途中棄権に終わったが、もう少し緩急なく進行するレースの方が合っているだろう。ただしこの馬もまた障害シーズンが始まる3月からこれで障害だけで14戦目。そのうち2勝を上げているタフネスには恐れ入るばかりだが、これが障害シーズン最後の開催ということで、さすがにそろそろ疲労がたまっている頃合いかもしれない。