*Punchestown Good (Good to Firm in places)
Buck House Novice Chase (G3) 2m2f140y
http://www.attheraces.com/racecard/Punchestown/17-October-2018/1540
例によってOrnuaが引っ張る展開。好位からMitchouka。最終障害を越えてこれに迫ったCadmiumがOrnuaを突き放して勝利した。3着にはCubomania。
馬にカドミウムなる名前を付けるセンスはよくわからない。日本人であればカドミウムなる名前には一般的にどちらかというとよろしくないイメージがあると思うのだが。さて、CadmiumはChaseはこれが4勝目。夏場からかなり積極的に走ってきた馬で、さすがに勝負所における飛越技術に関しては一日の長があった。同様に夏場から積極的に走ってきたOrnuaが2着で、5馬身差はついたとはいえさほどこの2頭の間に差はないのだろう。この程度はフラットでまともにスプリントできるか否かといったところであっさりつく差である。Hurdle実績だけでいえば抜けていたMitchoukaはあっさり沈んだが、どうにもまだ飛越技術がおぼつかないように見える。
Irish Daily Star Chase (G3) 3m1f
http://www.attheraces.com/racecard/Punchestown/17-October-2018/1610/
淡々と逃げたSub Lieutenantが食らいついてきたOutlander、Sandymount Dukeを振り切り勝利した。
Sub Lieutenantは実績的にはG2勝ちがいくつかある程度であるが、20f路線であればG1でも好走できる能力の持ち主である。ここでは自らペースを刻み、飛越の安定感からスピード能力を含め、ほぼ完勝の内容だろう。ただし24f路線ではやや一線級を相手にすると後れを取ることは前シーズンからわかっていたことであり、今後のレース選択が注目される。Outlanderも調子はよさそうだ。この馬はLeopardstownという固有結界があるのでそこでどこまで。Sandymount Dukeは実績的にはいまいち格下で、飛越技術の面でやや後れを取る面があった。Ballycaseyはスピード能力の違いだろう。