にげうまメモ

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19/03/12 National Hunt Racing - Cheltenham Festival -

*Cheltenham Soft

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画像は一昨年のものである。今年は自宅のソファーで新政グラスを使って新政を飲んでいた。ファイヤバード旨いけれど、こんなに酸味があったっけ。

 

Supreme Novices' Hurdle (G1) 2m87y

https://www.sportinglife.com/racing/results/2019-03-12/cheltenham/509256/sky-bet-supreme-novices-hurdle-grade-1

そんなわけでCheltenham Festival1日目なのだが、朝から雨が降っており馬場状態はSoftまで悪化していた。騎手によってはSoftよりも重いという感触を持つ人もいたようで、乾燥した天気が続き主に良馬場で行われることの多かった今シーズンとしては珍しい条件下でのCheltenham Festivalとなった。人気はBetfair Hurdle (G3)を勝利したAl Dancer、アイルランドの4歳馬Fakir D'Oudairiesから。

見ての通りFalse Startから。ついでにThe Roarもやり直し。注文を付けてBryony FrostのBrandon Castleが逃げる展開も、スタンド前を過ぎたあたりからペースは落ち着き後続が追い付いてくる。残り4障害くらいからペースアップを仕掛けたKlassical Dreamが前に出ると、逃げるBrandon Castleは苦しくなり後退。先頭に立ったKlassical DreamにFelix Desjy、さらにはThomas Darby、Aramonなどが接近するも、最終障害まで抜群の手ごたえで進んだKlassical Dreamがこれらを突き放して勝利した。Thomas Darby、Itchy Feetと続いた。Fakir D'Oudariesは4着。

いきなりRuby WalshとWillie Mullinsの黄金コンビで決まったのだが、オーナーのJoanne Colemanは夫のJohn Colemanの遺灰をCheltenham競馬場に持参していたらしい。John Coleman氏は昨年の夏に亡くなったそうだが、最後までCheltenham Festivalで持ち馬を走らせることを夢見ていたとのことで、オーナーのJoanne Colemanにとっては大変感慨深い勝利になったそうだ。さて、Klassical Dreamはフランスからの移籍馬で、母国ではPrix Cambaceres (G1)にてMaster Dino、Tunisと世代トップクラスの馬たちに次ぐ4着がある。アイルランド移籍後はChanelle Pharma Novice Hurdle (G1)を含む3連勝とした。飛越は終始問題なく進めており、走法を見ると前走僅差で下したAramonよりもはるかにパワーのある前方向への推進力に富むものを見せていたように、Softな馬場への適性も高かった。しかし、返し馬でも暴れて騎手を振り落としかけたり、最初のFalse Startもこの馬が行きたがって早々に前に出てきたものだったりするように、相当気性的には難しい部分があるようだ。この馬をがっちりと番手で抑え込み、Cheltenham競馬場の勝ち方としては理想的なタフなロングスパート合戦に持ち込んだRuby Walshの騎乗技術はやはり流石の一言である。このクラスの乗り手は日本障害競馬にはいるはずもなく、平地を含めて世界中を見渡しても片手に数える程度しかいないのだが、この水準の技術を以てしてようやく勝利に到達できるのがこのイギリス・アイルランド障害競走という戦場である。

Thomas Darbyは実績的には完全に格下であったが善戦した。Brandon Castleの無理なペースに付き合わずに後方からゆったりと進め、下り坂を利して一気に加速をかけるRichard Johnson騎手の騎乗はCheltenham競馬場の勝ち方を知っているそれである。パワフルな走法も馬場に合っていたが、着差が示す通り勝ち馬とはかなり差があるだろう。Supreme Trial Novices' Hurdle (G2)にてElixir De Nutzの2着に入ったItchy Feetは勝負所でThomas Darbyに前をカットされる場面があり、これがなければThomas Darbyとは逆転の目があったかもしれない。もったいなかったのがTriumph Hurdle Trial (G2)の勝ち馬のFakir D'Oudariesで、前半はよかったものの、後半の勝負所において苦しくなって加速が出来ない馬が前にきてしまった。3着のItchy Feetとは6馬身差がついたが、スムーズであれば2着争いくらいには入れただろう。4歳馬ながらTriumph Hurdleではなくこちらに向かってくるJoseph O'Brien調教師の選択は興味深いものである。Moscow Flyer Novice Hurdle (G2)の勝ち馬Felix Desjyは自分のレースをやり切っての5着。Future Champion Novice Hurdle (G1)にて馬群をぶち抜いて勝ってきたAramonはさすがにスピード能力は相当高いようで、前に取りつくまではよかったのだが、残念ながらそこから一杯になってしまった。本来は良馬場向きの馬だろう。Angels Breath、Al Dancerも全く走らなかったが、この辺りも馬場が原因だと思われる。

 

Arkle Challenge Trophy Novices' Chase (G1) 1m7f199y

https://www.sportinglife.com/racing/results/2019-03-12/cheltenham/509257/racing-post-arkle-challenge-trophy-novices-chase-grade-1

アイルランドにてG1を連勝してきたLe Richebourgは残念ながら離脱。Matchbook Betting Exchange Novice Chase (G1)勝ちのあるHardlineが人気になっていた。Kingmaker Novices' Chase (G2)にてKalashnikovを19馬身ぶっちぎってきたGlen Forsaが対抗角。

レースはまたしてもFalse Startから。例によってOrnuaが前にいく展開も、これにJamie Mooreが気合をつけて走らせたKnocknanussが絡んでいく。第4障害でGlen Forsaが落馬。さらに第6障害でOrnuaが落馬し、これにぶつかったKalashnikovも落馬。そのままKnocknanussが軽快に逃げるも、残り3障害辺りから苦しくなり葦毛のDuc Des Denievressが先頭に。これをClondaw Castleが追いかけるが、直線を向いてDuc Des DenievressがClondaw Castleを振り切ると、そのまま後続に13馬身差をつけて快勝した。2着には追い込んだUs And Them。

PlumptonのArkleとか言われていた逃げたKnocknanussは行きたがって走るタイプの馬で、Arkle Novice Chase (G1)ではあっさり早々に落馬しているように、どうにも飛越にはポカがあるようだ。ライアンムーアブラザーズことJamie Mooreはこのような馬をあえて前に出していくことで飛越のリズムを掴んでいくことが出来る騎手であり、今回も半ば玉砕的な逃げを打っているように見えるが、実はこの馬の卓越したスピード能力に賭けるという一か八かの勝負を仕掛けた騎乗である。ストライド系の馬はこのような騎手が乗ることでパフォーマンスを一段階上げた結果としてまさかの大物食いをやってのける可能性があり、柔らかなストライドを持つ馬の多い日本にもそのような馬は大勢存在している。このレベルの乗り役が日本からも出現することで、日本の障害競走の水準は一段階上に上がる可能性を秘めている。ともかく、Petit MouchoirとSaint Calvadosが前半からひたすら喧嘩をし続けた去年とは異なる形態ではあるものの、今年も前半から激しくペースが流れるタフなレースとなった。

Duc Des DenievressはBeginners Chaseから連勝とした。HurdleではDeloitte Novice Hurdle (G1)の2着が最高でいまいち良いところはなく、Chaseに転向するもBeginners Chase脱出に3戦を要した馬なのだが、そのような実績とは思えないほどの素晴らしいパフォーマンスであった。特別に馬場が向いたとも思えないのだが、この激しいペースを難なく追走し、最後まで一頭だけ全く脚が上がることなくスプリントをかけた勝ち方は紛れもなく一級の16f Chaserである。ただしここまでの戦績を考えると、トップスピードに長けたタイプではない可能性もあるため、飛ばす馬がいない場合はかえって自身でペースを作りだしてしまった方が安定したレースができることも考えられる。

Us And Themはこれで4戦連続の2着だが、内容としては前に行って苦しくなった組を交わしたというもので、特別に評価できるものではないだろう。道中から追走にはどうにも苦労しており、距離を伸ばした方が良くなる可能性もありそうだ。3着のAriculumも同様だろう。4着のClondaw Castleは直線入り口までは見せ場を作った。昨年のLadbrokes ChaseではKnocknanussの38馬身後ろにいたのだが、当時から考えれば大きな進歩が伺える。Knocknanussは低評価であったが、自身が出来るレースはやり切った。人気のHardlineはペースについて行けず。落馬に終わったGlen Forsaは凡ミスであり、前走の緩いペースとは打って変わった条件下において、この馬が出来ることはもう少し見てみたかった。Kalashnikovはもったいない落馬。Lalorは馬場が全てだろう。重馬場のAintree競馬場にてG1勝ちのある馬だが、当時のメンバーはG1とは思えないほどレベルが低く、この馬自身は本来良馬場向きである。

 

Ultima Handicap Chase (G3) 3m1f

https://www.sportinglife.com/racing/results/2019-03-12/cheltenham/509258/ultima-handicap-chase-grade-3

ブリンカーをつけたO O Sevenが先手を取る展開だが、勝ったのは馬主がクマのぬいぐるみを持っていたBeware the Bear。今年夏のWind Surgeryを経て3戦2勝とパフォーマンスを上げており、休み明けで相手も強かったLadbrokes Trophy (G3)を除けば非常に高いパフォーマンスを見せている。11st8lbを背負って勝ち切ったことは評価していいだろう。O O Sevenと並んで逃げたVintage CloudsはWind Surgeryが効いたようで、さすがのしぶとさを見せた。重馬場の超長距離を走り切るスタミナに関しては現役屈指のものを持っている馬だが、どうにも身体の使い方が緩慢であるために飛越におけるスピードロスが大きく、今回も勝負所で勝ち馬に前に出られたのが明らかな敗因。昨年は無念の出走順41番目に終わったGrand Nationalに向けて評価されているようだが、緩慢なストライドを持つ馬だけに、多頭数のNational Fenceとなると若干乗り方に注文がつくだろう。距離はともかく、あまりNational Fence向きであるようには思えない。Merycik Handicap Chase (G3)を勝ってきたLake View Ladは11st12lbを背負いながらも見せ場十分の3着。イヌ柄の勝負服が目立つBig Riverは前半しょうもない飛越を繰り返しており、早々に途中棄権しているかと思いきや追い込んで4着まで来ていたようだ。

 

Champion Hurdle Challenge Trophy (G1) 2m87y

https://www.sportinglife.com/racing/results/2019-03-12/cheltenham/509259/unibet-champion-hurdle-challenge-trophy-grade-1

本日のメインレース。今シーズンに入って4連勝、そのいずれもが圧勝に次ぐ圧勝というアイルランド牝馬Apple's Jadeが人気の中心になっていた。さらにここまでフランスでの経歴を除けば無敗、日本のnetkeibaですら記事になっていたアイルランド牝馬Laurina、Hurdleは14戦12勝でChampion Hurdleは3連覇を狙うBuveur D'Airの3強モードであった。他にはEspor D'Allen、Melon、Verdana Blueなど。

例によってApple's Jadeが先頭を伺うも、内からMelonが応戦。いまいち第2障害の飛越が上手くなかったApple's Jadeを制してMelonが先頭に。これを追いかけてLaurina、Buveur D'Airなど。第3障害でBuveur D'Airがまさかの落馬、これにぶつかったSharjahも落馬。Melonは軽快に逃げると、これを追いかけていたApple's Jadeがむしろ苦しくなり、代わってLaurina、Espoir D'Allenなどが進出。最終コーナーを回ってEspoir D'Allenが先頭に躍り出ると、そのまま後続に15馬身差をつけて圧勝した。2着には逃げ粘ったMelon、続いてSilver Streak。Laurinaは4着まで。

人気を背負った馬が総崩れで馬券は大荒れの結果となった。逃げたMelonは、良馬場においてはそのパワーのある走法は余計なエネルギー消費が大きく、スピードロスとエネルギーロスにより力を発揮できないタイプなのだが、このような重い馬場では強力な重戦車のような走りを見せることが出来る。さらにチークピーシーズをつけたことで馬が終始集中して走っており、最後はバテ合いとタイムロスを生じさせるような激しいペースと強烈な消耗戦を作り出している。

人気を背負ったApple's Jadeはここまでゆったりとしたスタートからやや早いペースを刻みつつ、ロングスパートを仕掛けることで他馬を圧倒してきた馬なのだが、どうにもトップスピードは特別に速くはなく、また飛越も特別に上手いわけではないという弱点を持っている。ハマった際の破壊力はこれまでの戦歴が示す通り強烈なものがあるのだが、一方で自分の型に合わない場合は案外あっさりと負けたりするものである。また、以前は16f Hurdleではなく距離を延長して成績の向上が認められているように、本来は16f向きのスピードの持ち主というよりも、持久力を要求される長い距離において力を発揮するタイプである。今回はチークピーシーズをつけたMelonが積極的に運ぶ展開において、番手で進むしかなくなったApple's Jadeはスピードの面からどうにも追走に苦労すると同時に、先手でのレースに慣れた馬の気性的な問題により道中の消耗が激しく、勝負所ではすでにガス欠になり、想定外の大敗に至っている。Jack Kennedy騎手はこの馬の勝ちパターンであるラップの推移を完全に把握しているところがあるのだが、今回はその勝ちパターンを完全に崩された結果である。

勝ったEspoir D'AllenはHurdle9戦8勝とした。戦績こそ綺麗なのだが、昨シーズンはJuvenile Hurdle路線を使ってきた馬で、どちらかというと慎重なレースになりやすい早期のJuvenile Hurdleにおいて完成度の高さで上回ってきた印象が強い。今シーズンも無敗とはいえアイルランドのG3クラスのメンバー相手のレースであった。そのため、いきなりここで通用するとはあまり思われていなかったのだが、内容としては見ての通り完勝だろう。緩いペースのレースを走ってきた馬は往々にしてペースが上がると途端に踏ん張りが効かなくなるのだが、まさかここまでのパフォーマンスを見せるとは嬉しい誤算である。まだ5歳と若いことを考えると、ここからの活躍が非常に楽しみになるレースであった。

Melonは積極的に運んでの2着。2着以下は直線では脚が上がりほぼ消耗戦となっていたが、そこでも踏ん張りが効いている辺り、この馬も順調に経験値を積んでいるようだ。最後に上り坂のあるCheltenhamのコースもこの馬には向いている。Paul Townend騎手の騎乗は完全にApple's Jadeを潰しに行ったものであると考えられるが、それに応えることが出来る馬も馬である。これでCheltenham Festivalは3度目の2着であり、同厩舎であったDjakadamを彷彿とさせるシルバーコレクターっぷりである。3着のSilver Streakは全く人気がなく、勝ち鞍としてもPertemps Network Swinton Handicap Hurdle (G3)を10st2lbとここでは裸同然の斤量で勝ってきた程度の実績であり、ここに出てきたのが謎くらいの馬なのだが、この厳しい展開にも関わらず3着まで追い込んできた。今シーズンは全く崩れずに走っている辺り、この馬もこの馬なりに力をつけているのだろう。我慢比べという意味ではかえってこのようなタイプの方が力を発揮することが多いのだが、いずれにせよもう一度このクラスで見てみたい。Laurinaは苦しくなってから踏ん張りがきかず4着まで。Mares' Hurdleの方がよかったかもしれない。前走Christmas Hurdle (G1)にてBuveur D'Airを下したことで話題になっていたVerdana Blueは案外であったが、どちらかというとトップスピードに富むタイプで、スピードの持続力と消耗戦となると分が悪いのかもしれない。選択肢として平地が上がるのは仕方がないところなのだろう。3連覇を狙った王者Buveur D'Airはもったいない落馬だが、どうにも跨ぐような飛越をする馬であり、飛越の思想からしてこのような落馬のリスクは必然的に孕んでいる。今回はハイペースについて行くために半馬身前のLaurinaに合わせた飛越を試みた結果、踏み切り位置が遠すぎたことが原因の落馬である。

 

OLBG Mares' Hurdle (G1) 2m3f200y

https://www.sportinglife.com/racing/results/2019-03-12/cheltenham/509260/olbg-mares-hurdle-grade-1-registered-as-the-david-nicholson-mares-hurdle

例によってStormy Islandが軽快に逃げる展開。人気のBenie Des Dieuxが抜け出しを図り、最終障害手前では後続に3馬身ほどの差をつけるが、最終障害においてまさかの落馬。番手を走っていたRoksanaが復活してきたStormy Islandを抑えて勝利した。Good Thyne Taraが3着。

この直後にBenie Des Dieuxの馬主のインタビューがあったのだが、ものすごく、ものすごーく凹んでいた。このレースではいつぞやにAnnie Powerが同じような落馬をやらかしているのだが、当時と馬主、調教師、騎手とが同じであり、あちこちでAnnie Powerの話が出ていた。あまり落馬をネタにするのは好きではないのだが、さすがにここまでトレースしてしまうと仕方がないところがある。Benie Des Dieuxはもともとフランスで走っていた馬で、アイルランド移籍後は昨年のOLBG Mares' Hurdle (G1)を含む5連勝。明らかにここでは身体能力が別格の馬で、LaurinaやApple's JadeがChristmas Hurdle (G1)に回ったため完全に一枚上の存在であり、レースでも最終障害を除けばそのような格の違いを見せつけていた。落馬のあとも馬は元気そうであったので、次に期待したいところである。勝ったRoksanaはDoom Bar Sefton Novices' Hurdle (G1)にてSantiniの2着があるように、どちらかというとこのくらいの距離から24fくらいまでを守備範囲としている馬。最後は追い出されてからやや尾を振るところがあり、どうにも気性的な部分で不安が残りそうだ。Stormy Islandは走法を見ているとあまり逃げ馬というイメージがないのだが、行きたがって走る辺りこれしかないのかもしれない。

 

Close Brothers Novices' Chase (Listed) 2m4f44y

https://www.sportinglife.com/racing/results/2019-03-12/cheltenham/509262/close-brothers-novices-handicap-chase-listed

好位から抜け出したA Plus Tardが16馬身差の圧勝。2着にはTower Bridgeが入った。

だいぶ眠くなってきたのでぼんやり見ていたのだが、A Plus Tardのパフォーマンスは目が覚めるようなものである。NaasのBeginners Chaseで先ほどのArkleを圧勝したDuc Des Denievressを下してきた馬だが、それ以上に抜け出してからの加速力が目覚ましく、ピッチとストライドを上げたスプリント能力は障害馬としては珍しいほど高いものを持っている。Listedクラスということで落ち着いたペースになったことでこのスプリント能力が目立った可能性はあるが、CheltenhamにおいてわざわざNoviceのListed戦に回った馬として軽視することが出来る存在ではないだろう。

 

National Hunt Challenge Cup Amateur Riders' Novices' Chase (G2) 3m7f147y

https://www.sportinglife.com/racing/results/2019-03-12/cheltenham/509261/national-hunt-challenge-cup-amateur-riders-novices-chase-grade-2

昨年はやや故障馬を多く出したことで物議を醸したレース。18頭走って落馬9頭、途中棄権5頭、完走4頭と非常にタフなレースであった。勝ったBen Pauling調教師は、もはやこのレース永遠に終わらないんじゃないかと思ったとかインタビューで語っている。勝ったのはDiscoramaとの叩き合いを制したLe Breuil。ここまで20fを使ってあまりいいところがなかった馬だが、緩いペースながら超長距離の消耗戦となったここでは力を見せた。アマチュア騎手としてJamie Codd騎手の活躍は目を見張るものがある。Discoramaは惜しい2着だが、勝ち馬とはほとんど差はないだろう。WarwickのClassc Handicap Chase (G3)を勝ってきたImpulsive Starは前走の疲労があったのか途中棄権。なお、残り2障害辺りまでは勝負圏内にいた牝馬Atlanta Ablazeはもったいない落馬であり、今後も注意した方がいいだろう。Naas Racecourse Business Clu Novice Chase (G3)を勝ったBallywardはWillie Mullins厩舎のGrand National組かと思われたのだが、途中で落馬に終わった。予後不良とのことで、非常に残念な結果となってしまった。