にげうまメモ

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19/05/25 Czech Racing

*Pardubice stav dráhy: 3.3 (dobrá / Good)

Cena vítězů Velké pardubické

Proutky III.kat. - 3200 m, cena, 4letí a starší 90.000 Kč

https://www.youtube.com/watch?v=YkogRv1VclE

人気を背負った4歳馬Slivkaが快勝。元々平地ではSlovenské Oaksにて4着もある活躍馬で、Proutky自体は前走のLysá nad Labemから連勝とした。

 

Cena mezinárodního festivalu Šachu a her Czech Open (hdcp)

Steeplechase crosscountry V.kat. - 3350 m, handicap, 5letí a starší 30.000 Kč

https://www.youtube.com/watch?v=j-ltQ-0tk6w

73kgを背負ったAlegoriaがPolidarを抑えて勝利した。Cross Countryについてはこれが初勝利となるが、もともとIV. kat.で2着もあるようにこなす下地はあったようだ。人気のKorneliaは落馬。

 

Cena podporovaná Destinační společností Východní Čechy

Steeplechase IV.kat. - 3900 m, cena, 5letí a starší 60.000 Kč

https://www.youtube.com/watch?v=on7rUR0bx7o

人気の一角MerellaがRakiszを8馬身突き放す勝利を挙げた。Steeplechase自体はこれが2戦目の馬だが、ProutkyではすでにIV. kat.にて勝利を挙げている。ポーランド産馬のRakiszが2着。オーストリア産馬のNon Stopは途中棄権に終わった。

 

Cena za podpory PREMIN

Steeplechase crosscountry IV.kat. - 3350 m, cena, 5letí a starší 60.000 Kč

https://www.youtube.com/watch?v=x2ZiEWN9-Jg

Kifaayaが人気を背負っていたがこれとの叩き合いを制したのがString。Cross Country自体は比較的長い馬で、II. Kat.でも3着があるようにややこのクラスでの経験値自体は上位の物を持っているようだ。Gran Corsa Siepi Di Merano (G1)の勝ち馬Kifaayaは人気を背負っていたが2着まで。どうにも引っかかって走るところがある辺り、距離を伸ばしていいという印象はない。このクラスのCross Countryくらいであれば格好はつけられるようだが。

 

Cena Služeb města Pardubic

Steeplechase crosscountry II.kat. - 3300 m, cena, 5letí a starší 120.000 K

https://www.youtube.com/watch?v=jf0pzG2qXsM

途中から先頭に立ち押し切りを狙ったTiara Manだが、これをゴール前でStarbuckが差し切り勝利した。Starbuckは前走のWroclawのOtwarcia Sezonuから連勝とした。途中で馬がコースを間違えたのか、強引にMarcel Novákが進路を変更するシーンがあり、そのために一旦馬のスイッチが入ってしまうような場面があったのだが、それでも立て直してくる辺り大したものである。Wroclawでもやれるだけの器用さを持った馬で、これ以上クラスが上がると少々厳しい部分もあるのだが、その動向には注意しておきたい。Tiara Manは完全に勝ちパターンであったのだが、勝ち馬の底力を褒めるべき内容だろう。Apple's Kamikazeは前走Dropで逃避したためにかなり慎重に進めていたのだが、どうにも飛越のリズムが悪い。

 

Cena Arnošta z Pardubic – podporovaná Dopravním podnikem města Pardubic, a.s.

Steeplechase crosscountry III.kat. - 4400 m, cena, 5letí a starší 90.000 Kč

https://www.youtube.com/watch?v=qioT-DmaSzk&feature=youtu.be

昨年のポーランドで無敗を誇ったSztormが出走していたのだが、どうにも動ききれず4着まで。勝ったのはAmadeon。Cross Countryの経験自体はさほどなく、どちらかというと長いことProutkyやSteeplechaseを使ってきた馬なのだが、前走からCross Countryに久々に参戦し結果を残している。7歳と若いことを考えれば今年楽しみな上り馬になり得るだろう。

 

Velká cena města Pardubic – XXVII. Ročník – I. kvalifikace na 129. Velkou pardubickou steeplechase

Steeplechase crosscountry NL - 5800 m, cena, 5letí a starší 400.000 Kč

https://www.youtube.com/watch?v=UHlkV-UN-lc

本日のメインレース。Rebelino、Ter Millなどが前に行く展開も、これを好位で追いかけたHegnusが抜け出すと、これを追いかけてきたPlayerを振り切り、最後までしぶとく迫ってきたTzigane Du Berlaisを抑えて勝利した。

Hegnusは昨年のVelká Pardubickáの2着馬で、2015年にはCena města Pardubic (Stcc NL)、Cena Labe (Stcc L)を連勝して一躍名前を上げた馬。Velká Pardubickáでは少々距離が長い印象もあるのだが、良馬場での安定感は随一のものを持つ。11歳となった今年もその実力は衰えることないようで、今シーズンも安定勢力として楽しみな一頭になりそうだ。昨年のVelká Pardubickáの勝ち馬Tzigane Du Berlaisはどうにも終始反応が悪いところが目立っていたのだが、最後はさすがに追い上げて2着まで来た。この馬もここを叩いて変わってくるだろう。Velká Pardubickáまではだいぶ間があるので、どこかでもう一戦くらいはこなすかもしれない。

2017年のCena firmy Chládek a Tintěra, Pardubice a.s. - Cena Jana Kašpara (Stcc NL)の勝ち馬Playerは勝ち馬にぴったりついて行くも最後遅れて3着。昨年は結局勝ち星を上げることは叶わず、やや一線級と比較すると分が悪いところが残りそうだ。昨年のVelká Pardubickáの3着馬Strettonは4着まで。当時も完全にノーマークの状態からの激走であり、実績的に考えればこのくらいかもしれない。フランスからの移籍馬Chicname de Cotteは終始後方を走っており、どうにも飛越のリズムの悪さが目立った。フランスのCross Countryをこなしてきた技術のある馬であり、これを使ってPardubiceにも慣れてくることを期待したい。Ter Millはさすがにお年か。Rebelinoは精神面でも身体面でも色々と問題を抱えていそうな雰囲気だが、Andrew Glassonburyがかなり促して走ることで今回は見せ場を作った。Eldoradoは終始引っかかって走っており、さすがにこれでは厳しい。Theophilosは生垣でミスをしたあと大事を取って止めた印象。