にげうまメモ

障害競馬の個人用備忘録 ご意見等はtwitter(@_virgos2g)まで

19/05/26 Australian Racing

*Ladbrokes Park Lakeside Soft 6

Austalian Hurdle 3900m

https://www.racing.com/form/2019-05-26/ladbrokes-park-lakeside/race/3/results

VIC州のHurdle競走としては、Grand National Hurdle、Galleywood Hurdleに次ぐ3番目の賞金額を誇るレース。レースは前半からGoodwood Zodiacが大逃げを打つも、どうにも2周目に入ってから逃げ足が衰える。代わって接近したChequered Flagが途中から先頭に代わると、そのまま追いかけてきたKillarney Kidを振り切って勝利した。

Chesquered FlagはHurdle戦自体は2017年に使ったきりやや離れていたのだが、今年の5月にChampion Novice Hurdleを快勝してきていた。平地ではDominant Queens Cup (G3)で4着があるように馬の状態も良かったのだろう。オーストラリアのHurdleは国際的に見ても難易度は比較的低く、このように平地でフレッシュなタイプを狙った方がいいのかもしれない。69kgを背負ったKillarney Kidは良く追いかけたが2着まで。Goodwood Zodiacは大逃げを打ったことよりも、どうにも飛越は誤魔化しながらこなしているようなものを見せており、結果的にかなりのスピードロスに繋がっているような点が気がかりな点であった。この辺りが改善されない限り、戦術云々のことを言ってもどうしようもない印象。

 

Australian Steeplechase 3900m

https://www.racing.com/form/2019-05-26/ladbrokes-park-lakeside/race/4/results

やや引っかかり気味にDormello Moがハナを伺うも、これを制して南オーストラリアのPentomaticが引っ張る形に。途中から脱落したUndergroundfighterを残して馬群は密集するも、内から抜けてきたSir LopezがGold Medalsを振り切って勝利した。3着にはSolar Coaster。

Sir Lopezは昨年のアイルランド・オーストラリア騎手対抗戦のSteeplechaseでRichard Cullyを背に勝利していた馬。あまりSteeplechaseにて目立った実績があるわけではないのだが、今回は64kgと恵まれた斤量と、なにより内を掬って出てきたRichard Cully騎手の好騎乗もあり大金星を挙げることになった。Brierly Steeplechase、Grand Annual Steeplechaseと2着続きであったGold Medalsはまたしても2着。昨年のこのレースも2着と、どうにも詰めの甘いところが目立つのだが、それ以上に斤量を背負いながらもいつも安定して上位に顔を出してくる辺り、さすがはオーストラリアSteeplechaseの一線級といったところか。