にげうまメモ

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19/06/20 French Racing

*Auteuil Terrain Collant (4.2)

Prix Rigoletto (Listed) (Steeplechase) 4400m

http://www.france-galop.com/fr/course/detail/2019/O/bkxEUHFmeVpsTXJkYzNKTFFWeHVJUT09

前半からDarling Des Bordesが引っ張る展開も、2周目の障害で落馬。さらにBlasimon、Accentusと落馬が続き、前に一頭残ったPoly GrandchampがそのままCafertitiに12馬身差をつけて快勝した。Alex de Larredyaは3着。

Poly Grandchampはこの中ではSteeplechaseの経験が長い馬で、重賞勝ちこそないもののここまでコンスタントに走り続けている。さすがに重賞クラスの常連だけあって安定したレースを見せたが、重賞クラスではどうにも頭打ちになりつつある現状、7歳という年齢を考えてもどこまで向上の余地があるかは怪しいところ。Haiesでの実績は抜けているAlex de Larredyaはどうにも序盤から飛越が怪しく、水壕障害での飛距離の不足が目立った。

 

Prix La Perichole (G3) (Steeplechase 4 ans) 4400m

http://www.france-galop.com/fr/course/detail/2019/O/cm5UVFJseXJ0RFVIQk1aS0d5VXAxQT09

Feu Folletが人気になっていたが、勝ったのはこれを抑えてFarnice。Feu Folletは2着まで。

Farniceは前走からSteeplechaseは連勝とした。いちおうPrix Cambaceres (G1)にてBeaumex de Houelleの4着のある馬で、飛越自体はさほど問題は見られなかった。Feu FolletはHaiesでの実績を引っ提げてのSteeplechase挑戦であったが、飛越技術云々以前にどうにも関節が硬く、飛距離を稼げていないところが目についた。Haiesではここまでの飛距離は必要ないだけに、早めに路線変更した方がいい方向に出るかもしれない。

 

Prix Christian De Tredern (G3) (Haies 4 et 5 ans) 3600m

http://www.france-galop.com/fr/course/detail/2019/O/Zll2VmEwVFptYWdOQitoWXdIemRwdz09

Tenerife Seaが後続に大差をつける大逃げを打つ展開も、淡々とレースを進めた後続が最終障害を越えて殺到。Ecris L'HistoireがPaul's Sagaに4馬身をつけt絵快勝した。3着にSainte Saone。Tenerife Seaは4着まで。

Ecris L'Histoireは重賞はこれが初勝利とした。Tenerife Seaの暴走はともかく後続自体は平均的なレースとなっている。ただし2着のPaul's SagaがG1クラスではさっぱりなあたり、レースレベルとしてはさほど高くはなさそうだ。Sainte Saoneは戦績こそここまで10勝と派手なのだが、どうにも強力なメンバーとは当たっていないことを露呈するようなレース振りであった。Tenerife Seaはなかなかの逸材振りを見せるようなレースであったが、前走もこういうレースをやらかしている辺り、要するにこういう馬なのだろう。FontainebelauでPrix Spumate (Listed)勝ちもあるのだが、この時も半ば暴走に近い形でハナに行っている。