*Warrnambool Heavy10
Kevin Lafferty Hurdle 3200m
Quality. No age restriction, No sex restriction. No class restriction. Apprentices cannot claim. Track: Main. Track type: Turf. Field limit: 12.
https://www.racing.com/form/2019-07-07/warrnambool/race/4/results
Mr Coyneが軽快に逃げる展開も、後方から押し上げてきたKillarney KidがEuromanを5馬身ほど突き放して勝利した。後続は大きく遅れた。
Heavy10の上に雨が降っており強烈な不良馬場が形成されていた。Killarney KidはこれでHurdleは4勝目。良馬場から不良馬場までこなすタフネスが取り柄の馬で。Australian Hurdleでも平地の実績馬Chequered Flagの2着に入っている好調さもあった。Grand National Hurdleではややもったいない競争中止に終わっていたEuromanが2着に入った。ここまで馬場が悪くなると平地のスピードよりも障害に対して無駄のない飛越をすることが要求されるものであり、64.5kgの軽量があったとはいえ価値のある2着だろう。未勝利を勝ったばかりのMr Coyneは積極的な競馬で3着。最後はさすがに脚が上がっていたようだが、低く抑えた飛越は目立っていた。馬場が良くなれば見直すことが出来る可能性がある。未勝利勝ちのあと3戦連続の2着に入っていたSuper Hazeはやや心配な止まり方。
Mark Primmer Memorial Maiden Steeplechase 3450m
https://www.racing.com/form/2019-07-07/warrnambool/race/5/results
前半からOn Kileys Runがぶっ飛ばす展開。これを追いかけてHakuna Matataなどが進めるが、残り800m辺りから勝負どころから手ごたえが悪くなり後退。代わって進出してきたLayliteがMappingに7馬身差をつけて勝利した。Judge Jeunyが3着。
馬場がとても悪いのだが、On Kileys Runがややオーバーペース気味に逃げることで前に行った組としては相当厳しい流れとなっている。結果的に前に行った組はタイムロスを生じることになり、後ろから進めた人気薄の馬が台頭する結果となった。Layliteはここまで平地の未勝利勝ちすらない馬で、良績らしい良績すらないだけに驚きの結果である。Mappingは前走オーストラリアにて唯一生垣障害を用いるCastertonのWC & AC Miller Steeplechaseを走っていた馬で、その経験もプラスに働いた可能性もある。ただし、いずれにせよ馬場と展開が特殊過ぎるだけに鵜呑みにはしにくい結果だろう。レースを見ている分には面白いのだが。
Thackeray Steeplechase 3450m
Quality. No age restriction, No sex restriction. No class restriction. Apprentices cannot claim. Track: Steeple. Track type: Turf. Field limit: 12.
https://www.racing.com/form/2019-07-07/warrnambool/race/6/results
川上騎手がPentomaticに騎乗していたのだが早々に落馬。Dormello MoとPolice Campが逃げる展開だが、残り600m辺りでDormello Moが大きなミス。そのまま先頭に残ったPolice CampがBit of a Ladを凌いで勝利した。
Police Campは前走のCastertonのWC & AC Miller Steeplechaseから連勝とした。この馬場にも関わらず最後まで飛越は安定しており、馬場に対してもさほど苦労している印象はなかった。Brierly Steeplechaseの勝ち馬Bit of a Ladはどうにも反応が悪く、5月からBrierly SteeplechaseやGrand Annual Steeplechaseなど積極的に使っていた反動の可能性もあるのだが、それ以上にこの重馬場に苦労しているように見えた。Dormello Moは途中のミスが全てだろう。Australian Steeplechaseの勝ち馬Sir Lopezは全く動けず。古豪Pentomaticは珍しいミスで落馬に終わった。馬場に足を取られたとのこと。騎手は鎖骨骨折とのことで、早期の回復を祈るのみである。