＊Waikato RC @ Te Rapa Heavy 10
Win the Group2 Waikato Guineas Steeplechase RST OPN STP 3900m
https://loveracing.nz/RaceInfo/47443/1/Race-Detail.aspx
Henry Tudorが前に行くかと思いきやこれを制してIt's A Wonderがハナに。It's A Wonderは軽快に飛ばすも、2周目あたりから後続が接近。最後方にいたShamalが最終コーナーの辺りから捲り切ると、そのままIt's A Wonderを抑えて勝利した。The Arabian Dukeが3着。
Shamalは昨年のGrand National Steeplechase (PJR)の勝ち馬で、今シーズンもWaikato Steplechase (PJR)を68kgを背負って勝利するなど調子のよさを見せている。もともと後方から一気に捲り切るスピードを見せていた馬だが、72kgと一気に斤量が増えたここでもそのスピードは衰えることなく、It's A Wonder以下を抑える完勝であった。ここを使ってきた理由は謎だが、やや大柄な馬体の持ち主だけに、さらに斤量を背負わされることが想定される今シーズンの後半でも期待してよいパフォーマンスである。未勝利を勝利してきたIt's A Wonderはこの馬の競馬をした。HDLではWaikato Hurdles (PJR)の2着があり、急カーブがあるTe Rapaのコースでややコーナリングに苦労する場面があった。制御が効くのであればさらに良くなるはず。RST OPN STPクラスであれば実力上位のThe Arabian Dukeは安定したレースを見せたが、いかんせん小柄な馬だけになにかのタイミングで斤量が増えてくるとその後苦労するかもしれない。
Dunstan Horse Feeds Steeplechase MDN STP 3900m
https://loveracing.nz/RaceInfo/47443/2/Race-Detail.aspx
Porotene Magnumが先頭に立つ展開だが、どうにも制御を欠くとコーナーを曲がり切れずに競争中止。代わってOoeeが先頭に立ちGeorgethefifthとともに引っ張る。最終コーナーの手前でGeorgethefifthが落馬し、そのままOoeeが逃げ込みを図るが、じわじわと進出してきたRaisefuashoがこれを捉えて勝利した。Willareが3着。
RaisefuashoはHDLではPJR勝ちこそないものの長く活躍してきた馬で、2016年のGreat Northern Hurdle (PJR)にてD'Llaroの2着もある。極端な後方に構え捲り上げていくスタイルが持ち味の馬だが、さすがに近年は展開がはまらないことも多く良績は残せていなかった。STPは初参戦であったが、HDLよりもゆったりとしたペースで進行するために極端な後方に置かれることもなく、この馬としてはレースはしやすかったのだろう。飛越自体は安定しており、今後が楽しみな一頭になりそうだ。Willareはこのメンバーでの2着は評価すべき内容だろう。MDNなら勝ち上がりは早いはず。OoeeはHDLでは3勝を挙げた馬で、STPはこれが初参戦。Hawke's Bay Hurdle (PJR)で4着の調子のよさを買われたようだが、最終障害のミスで最後は脱落した。MDN STPでは安定したレースをしてきたGeorgethefifthは落馬に終わった。
