にげうまメモ

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19/07/25 German Racing

*Bad Harzburg Gut

Preis des Elektrohandwerks Goslar/Bad Harzburg - Grosse Bad Harzburger Hürden Trophy 3400m

Listenrennen, 12.000 € (6.400, 2.500, 1.600, 1.050, 450).  Für 4-jährige und ältere Pferde. Hürdenrennen

https://www.turf-times.de/rennen/2019-07-25-bad-harzburg-6-r-preis-des-elektrohandwerks-goslar-bad-harzburg-grosse-bad-harzbur

Magna Cartorが飛ばす展開だが、これにTrimが絡んでいく。さらにじわじわとLeierspielerinが接近するが、これらを外から一気に捲ったShrublandがLeierspielerinを抑えて勝利した。Trimは3着。MMagna Cartorは4着に後退した。Mick Thonicは大敗。

ShrublandはもともとイギリスのDan Skelton厩舎にいた馬で、どちらかというと夏場の良馬場におけるC5からC4のHurdle競走で実績を残していた。ドイツのHurdle競走はこれが初勝利。2018年にドイツに移籍してからは全て平地競争を使っており、下級条件戦で実績を残していたようだが、夏場のHurdle競走はどちらかというと平地色が強いため、生粋の障害馬と言うよりは平地馬に近いところがあるのだろう。勝負所で進出するスピードは高いものを持っていただ、66kgの軽量に恵まれた部分は注意した方がよさそうな印象である。おなじくドイツのLeierspielerinはSvenskt Champion Hurdleの勝ち馬であり、障害自体の経験値は2019年からとさほど多くはないのだが、安定したレースを見せた。Svenskt Champion Hurdleよりも飛越技術が安定していたことはプラス材料である。Shrublandとは斤量差によるものだろう。ポーランドの暴走馬Trimは今回は好位からのレースであったが、これはポーランドチェコとのペースの違いもあるのかもしれない。本来スピード能力だけであればこれくらいやれてもおかしくはない。イギリスからの移籍馬で、現在はオランダ調教馬となっているMagna Cartorは終始Trimに絡まれる形でかなり苦しい展開となった。アイルランドのJoseph O'Brien厩舎にいたExactorisは見せ場を作れず。移籍前はやや精彩を欠いた走りであり、Novice Chaseにも挑戦していた。これは馬の立て直しが必要かもしれない。イギリスのColin Tizzard厩舎から移籍したMick Thonicはこの中では最も実績のある馬なのだが、早々に脱落し大敗。イギリスではChaseを使っていたあたり、ここではスピード能力の面で疑問が残るかもしれない。