*Punchestown Yielding (Good to Yielding in places)
Ladbrokes Acca Boosty Buck House Novice Chase (G3) 2m2f140y
先頭を伺う構えを見せたJan Maatを制してDaly Tigerが出てくる展開。第4障害でSwordsmanが落馬し、またアブミを落としたDaly Tigerはそのまま途中棄権。代わって逃げたJan MaatがそのままCool Colonnadeを抑えて勝利した。
Jan MaatはHurdleでは未勝利勝ちがあるのみだが、今年の夏は精力的にChaseを使っており、前走は先日のAmerican Grand National Hurdle Stakes (G1)で残念な結果となってしまったWicklow Braveの2着に入っている。経験馬らしく飛越に関しては前向きで安定したものを見せていた。Cool Colonnadeもまた夏からChaseを使っている馬だが、勝ったJan Maatと比べるとやや飛越に無駄が目立った。
Irish Daily Star Chase (G3) 3m1f
Alpha Des Obeauxが逃げる展開だが、これにBalko Des Flosが絡んでいく。さらに残り3障害を回ってJettが進出すると、逃げ粘るAlpha Des Obeauxとのたたき合いを制して勝利した。Balko Des Flosは最後遅れて4着まで。
Jettは最低人気ということもあり、馬券は大荒れの結果となった。20f程度の距離の良馬場を得意とするタイプの馬だが、一気の距離延長にも対応したのは今後の可能性が開ける内容。やや引っかかって走るところがあり、もう少しペースが上がっても対応はできるだろう。Alpha Des ObeauxはさかのぼればGrand Nationalにも挑戦したことのある馬だが、Gordon Elliot厩舎に移籍してからは安定したレースを続けている。深いブリンカーをつけている馬で、今回はマイペースで運ぶことが出来たのも幸いしたか。期待されたBalko Des Flosは手応えよく最終コーナーを回るも、そこから脱落し4着。ここまでの戦績を見る限り、24f戦はどうにも距離的に長いように思える。