にげうまメモ

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21/10/17 Weekly National Hunt / Jump racing

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*週刊障害競馬回顧 2021/10/11-2021/10/17

10/13(水)

Punchestown (IRE) Good

ExtraPlaces Everyday At BetVictor Novice Chase (G3) 2m2f140y (Replay)

1. Embittered J: Brian Cooper T: Joseph O'Brien

途中から先頭に立ったEmbitteredがHurricane Georgieを抑えて勝利した。Embitteredは昨シーズンの段階からChaseを使っている馬で、これでChaseは2勝目とした。基本的にHurdleの辺りから一線級と当たると厳しいといった立ち位置で、今回は終始飛越も安定していたが、基本的に完成度の高さで勝ったという内容だろう。2着のHurricane GeorgieはChase3戦目であったが頑張って2着に来た。距離延長でパフォーマンスを上げてきた馬で、伸びしろがあるとしたらこちらだろう。

 

Irish Daily Star Chase (G3) 2m7f200y (Replay)

1. Galvin J: Davy Russell T: Gordon Elliott

好位から進めたGalvinがAnnamixとの叩き合いを制して勝利した。Galvinはこれで昨年の7月から6連勝とした。その中には3月のNational Hunt Challenge Cup (G2)も含まれており、この24f Chase路線においては楽しみな存在てある。ただし、ここまでのレース選択からするとおそらくG1戦線を使って行くというよりは24f超のHandicap Chaseに向かうものと思われ、ほぼトップハンデを背負った戦いを強いられることになるだろう。Kerry National (Grade A)で3着に入ったAnnamixが2着で、この馬自身もだいぶ元気のようだ。この馬も24fに距離延長して成功してきたタイプだが、この馬が11st2lbに対してGalvinが11st10lbということを踏まえると、やはり内容的には勝ち馬を褒めなければいけない。

 

10/16(土)

Auteuil (FR) Tres Souple (4.0)

Prix Georges De Talhouet-Roy (G2)

Haies Pour tous poulains et pouliches de 3 ans 3600m (Replay)

1. Golden Son J: Angelo Zuliani T: Fraoncois Nicolle

好位から進めたGolden SonがImprenableとの叩き合いを制して勝利した。Golden SonはこれでHaiesは前走のハンデ戦から2連勝とした。4月の段階ではImpressiveからはるか離れた6着に大敗していた馬だが、そこからじわじわと力をつけてきたようだ。メンバー的にはそれなりに強力で、僅差であったとはいえここを勝ち切ったことは大きい。前走Prix Des Platanes (Listed)勝ちのあるImprenableが2着。3着には9月のPrix Robert Lejeune (G3)で12馬身差の圧勝を見せたSans Bruitが入った。若干の斤量差こそあれど、おそらく力量的にさほどこの辺りの差はないだろう。

 

Prix Montgomery (G3)

Steeplechase Handicap Pour tous chevaux de 5 ans et au-dessus. 4700m (Replay)

1. Irja Has J: Ludovic Philipperon T: Marcel Rolland

残り3障害を越えてJe Deviens Moiが抜け出すも、最終障害で障害に引っ掛かりまさかの落馬。代わって前に出たIrja Hasがそのまま勝利した。Irja Hasは昨年のPrix Sytaj (G3)に続き重賞は2勝目。どうにも好走と凡走の差が激しいタイプのようで、ここ2戦はいずれも競争中止に終わっていたり、2021年はほぼ全て凡走に終わっていたりと、どうにもつかみどころがないようだ。とりあえず今回は62.5kgの軽量にも恵まれたように思われる。落馬に終わったJe Deviens Moiも本来G3以上の重賞クラスでは若干足りないといったところで、メンバー的にここからどうこうということもなさそうな印象がある。

 

Prix Pierre De Lassus (G3)

Haies Pour tous poulains et pouliches de 4 ans 3900m (Replay)

1. Hermes Baie J: Bertrand Lestrade T: Francois Nicolle

最終コーナーで内を抜けてきたHermes BaieがThelemeとの叩き合いを制して勝利した。Hermes Baieはこれで5月のPrix Alain Du Breil (G1)を含む5連勝。現4歳世代のHaiesにおいては頂点に位置する馬だが、今回は前走のPrix De Maisons-Laffitte (G3)にて下してきたThelemeにぎりぎりまで追い詰められた。Thelemeは昨年のPrix Cambaceres (G1)の勝ち馬で、そこから長期の休養を経て前走Prix De Maisons-Laffitte (G3)にて復帰するという経緯もあったことから、復帰後二走目で調子を上げてきたものと思われる。斤量的にもいずれも69kgと変わらず、今回はスムーズに加速を掛けてきたHermes Baieにレース運びの利があったように思われるが、この2頭のライバル関係は引き続き楽しみにしたいところである。

 

Wroclaw (POL) płotowy - lekko elastyczny (3.1); przeszkodowy - lekko elastyczny (2.9); 

〇 Nagroda 20000 zł

Międzynarodowa gonitwa z płotami dla 4-letnich i starszych koni 3600m (Replay)

1. Noble Eagle J: Rostislav Benš T: Janusz Kozłowski

途中から先頭に立ったNoble Eagleがそのまま12馬身差の快勝。レース映像は音が割れていたり、ゴール前で勝ち馬ではなく2着のSorrenoが目立っていたりといまいちなのだが、この辺りは無料中継ということもあってご容赦頂きたい。Noble EagleはこれでHurdleは3連勝とした。基本的にはWarszawaのような広い競馬場でスピードを生かした方がよさげな印象もあるのだが、今回はRostislav Benš騎手が馬群に入れずに進めることでこの馬のスピードを生かす競馬を行っていた。ポーランドHurdle路線では楽しみな上り馬で、来年以降は大舞台で走ることを楽しみにしたい。前走WroclawでNoble Eagleの2着に入っていたこの路線の常連Sorrenoがまたもや2着に入った。チェコからの遠征馬はSan Marinoの3着が再先着で、この馬自身スロバキアで1勝を上げており、前走はPrahaにてSternkranzの3着に入っていたことを考えると、Noble Eagleの走りは今後が楽しみになるものである。

 

〇 Nagroda Przewodniczącego Sejmiku Dolnośląskiego 40000 zł

Międzynarodowa gonitwa z płotami dla 3-letnich koni. 3000m (Replay)

1. Greek Dessert J: Jan Faltejsek T: Pavel Tuma

なんとなく危なっかしい飛越でKontrargumentが逃げるも、最終障害を越えて伸びてきたGreek DessertがKuberaを抑えて勝利した。Greek Dessertはどうにもポーランドチェコデータベースを参照するとこれが初めての出走となるようだ。父Stormy JailはStorm Cat系の種牡馬で、母父もKris S産駒のArchと、なんとなくアメリカ感が強い系統だが、Stormy Jail自身はチェコで現役生活を送り、チェコ国内では繁殖牝馬を多く集めていることを考えると、これはこれで地元に根差した系統と言えるのだろう。これもまたHurdleデビュー戦となるKuberaが2着。Hurdleは3戦目となるKontargumentは積極的に運ぶも、最後捕まって3着に終わった。

 

〇 Nagroda Marszałka Województwa Dolnośląskiego 50000 zł

Finał cyklu gonitw z przeszkodami dla 4-letnich koni. (Replay)

1. Milsueldos J: Jan Faltejsek T: Pavel Tuma

途中からDarvilがペースを上げて引っ張るも、最終コーナーで前に出たMilsueldosがMinister Wojnyを凌いで勝利した。MilsueldosはSteeplechaseは初勝利となる。昨年チェコ及びTrevisoのHurdleで勝利をあげており、PisaのCorsa Siepi Dei 4 Anni (Listed)でもGlory Makerの3着に入っている。ポーランドのSteeplechaseは初めてだったようだが、安定した飛越で結果を残した。ポーランドのSteeplechaseで経験豊富なMinister Wojnyが2着。最後Norandaが追い上げて3着に入っており、どうにも展開一つで着順は入れ替わりそうな印象がある。

 

Crystal Cup 172000 zł

Międzynarodowa gonitwa z przeszkodami dla 5-letnich i starszych koni. 5500m (Replay)

1. Larizano J: Jaroslav Myška T: Stanislav Popelka

前半からやや制御を欠いたAlmost Humanが飛ばす展開も、どうにも飛越にもたつき番手のHaad Rinが接近してくる。徐々に勢いをなくしたAlmost Humanに代わってHaad Rinが引っ張ると、そのまま番手のBrunch Royal、Larizano以下を突き放し逃げ込みを図る。しかし最終障害でまさかの落馬。番手で頑張っていたLarizanoとBrunch Royalの叩き合いはLarizanoに軍配が上がった。3着にはRekiが入った。

WroclawのSteeplechaseは小型のコースで急カーブが多く、そのため全体的に馬群が密集してゆったりとしたペースで進行することが多い。そこから小回りの利く機動力を生かして進出するというのが基本的な戦略であり、この思想はどちらかというとチェコやイタリアのCross Countryに近いものがある。一方で、今回はMeranoでペースを上げて引っ張ってきたAlmost Humanという異分子が存在したことによって、レースの質が大きく変わっている。Haad Rinは2019年のこのレースの勝ち馬で、ポーランド調教馬としてはやや特異なスピード能力を持った馬である。どうしてもこのようなスピード能力を持った馬は障害馬としての完成度という点では大成できないことも多いのだが、やはりAlmost Humanが飛ばすことで隊列が長く伸びた展開においては、ここでは頭一つ抜けた能力を見せた。2着以下はやはりこのような小型のコースで機動力を生かすタイプであったことを考えると、障害に手間取って飛越していたAlmost Humanを除けば、Haad Rinの実力は明らかに抜けていた。勝ったLarizanoは13歳馬で、2019年にVelká Slušovickáは勝っているのだが、ポーランドSteeplechaseは長く挑戦しながらもなかなか勝ち鞍がなく、ここまでCrystal Cupは2回挑んで2着1回、Wielka Wrocławskaは5回挑んで2着3回と、ポーランドSteeplechaseの主要競走においては惜敗を味わい続けてきた馬である。内容的には明らかに棚ぼたの勝利と言ったところだが、それでもこのレースで番手で安定したレースを続け、最後はBrunch Royalを競り落としたのだから大したものである。今年のWielka Wrocławskaの勝ち馬Brunch Royalは最後Larizanoに屈する形での2着。まだ8歳と若い馬で、若干飛越に細かいミスがあった。フランスやイタリアで実績を残しているのだが、内容的にはポーランドSteeplechaseに対する適性はやはり高いように思われる。

 

〇 Nagroda Masiniego 24000 zł

Międzynarodowa gonitwa z przeszkodami dla 5-letnich i starszych koni. 4000m (Replay)

1. Cosmic Magic J: Ondřej Velek T: Radim Bodlák

最終障害を越えて追いこんできたCosmic MagicがGreen Rocks以下を抑えて勝利した。Cosmic Magicは昨年のポーランドSteeplechase Championだが、昨年の末にGrande Steeplechase Di Milano (G1)で4着に入ったのち、今年はどうにも精彩を欠いていた。これが今年の初勝利だが、内容的には最後の直線でようやく間に合わせたといったところで、どうにも物足りない内容である。Green Rocksはこれが久々のポーランドSteeplechaseであったが結果を残した。どうにも昨年10月のLyonにて落馬したのちは順調に使えていないようだが、もともと持っている能力自体は高い馬で、なんとか無事に行ってほしいところである。

 

Far Hills (USA) Firm (Replay)

〇 Harry E. Harris Stakes

To be run over National Fences for Four Year Olds. Two and One-Eighth Miles on the Hurdle $50,000

1. Historic Heart J: Richard Condon T: Keri Brion

レースは50:00くらいから。Bodey's Imageが外に膨れながらも逃げ込みを図るが、その外から出てきたHistoric Heartがこれを捉えて勝利した。Historic Heart自身はこれがアメリカデビュー戦で、それまではイギリスで走っていたようだ。今年のJCB Triumph Hurdle (G1)にも出走していた素質馬だが、ここまでの戦績的にはどちらかというと夏場の4歳限定戦で結果を残してきたタイプで、2月のScottish Triumph Hurdle (Listed)における2着が最高である。イギリス最後のレースとなったPerthのクラス2でも4着に終わっている。ひとまず4歳馬同士ということで結果を残したが、イギリスではそれ以上のメンバーとなるとクラス3勝ちがあるだけであり、どこまでやれるかといったところ。アメリカ生産馬で、前走Shawan Downsの未勝利戦を勝ってきたBogey's Imageが2着。内からじりじりと差を詰めたQueens Empireが3着に入った。

 

Foxbrook Champion Hurdle Stakes

To be run over National Fences For Four Year Olds and Upward which have not won over Hurdles prior to March 1, 2020, or which have never won three races, other than three-year-old. Two and One-Half Miles on the Hurdle $75,000

1. City Dreamer J: Graham Watters T: Jack Fisher

レースは1:30:00くらいから。いわゆる"Novice"の主要競走だが、"Novice"の定義がイギリスとは異なっていることに留意されたい。レースは前半からBooby Trapが例によって元気よく逃げるも、最終障害手前でこれを捉えたCity Dreamerが後続に7馬身差をつけて快勝した。

City Dreamerはいわゆる「3勝以上していない馬」に該当するタイプで、2019年にはMarcellus Frost Champion Hurdle勝ちがある。その後も基本的にはNovice戦線の常連といったところで、今回はJonathan Kiser Novice StakesにいたThe Mean Queen、昨年までNovice戦線で暴れまわっていたSnap Decisionなどが抜けた結果浮上してきたといったところだろう。前走のJonathan Sheppard Handicap (G1)では前からはやや遅れた4着に終わっており、一線級相手だとやや足りない感もあるのだが、もう少し力をつけてきて欲しいところ。前走のWilliam Entenmann Memorial Hurdle Stakesを勝利したRitzy A.P.が2着に入った。元気よく逃げたBooby Trapが3着で、脚の使いどころさえわかってくればそのうちチャンスはあるだろう。

 

Grand National Hurdle Stakes (G1)

To be run over National Fences for Four Year Olds and Upward. Two and Five Eighth Miles on the Hurdle $150,000

1. The Mean Queen J: Richard Condon T: Keri Brion

レースは2:04:00くらいから。やや後続に差をつけてAmschelが逃げるも、残り2障害辺りからThe Mean Queenが先頭に。これにぴったりとついてきたSnap Decisionを半馬身ほど凌いでThe Mean Queenが勝利した。3着以下は大きく離れた。

アイルランドからの遠征馬Chosen Mateを含めて4頭立てと寂しいメンバーなのだが、いかんせんこの路線はThe Mean QueenとSnap Decisionが強すぎるのでどうしようもない。The Mean Queenはこれで今年はJonathan Sheppard Handicap (G1)、Lonesome Glory Handicap (G1)、さらにGrand National Hurdle (G1)と3連勝とした。Snap Decisionとあまり着差はなかったのだが、それでもSnap Decisionに対して真っ向勝負で勝利した走りはフロックでもなんでもないだろう。名実ともにアメリカHurdle路線のチャンピオンといったところで、来年はCheltenham Festivalに参戦するプランもあるそうだ。Snap Decisionは前走のLonesome Glory Handicap (G1)に続きThe Meen Queen相手に惜敗した結果となったが、着差自体さほどついておらず、乗り方一つでまだ逆転の可能性はあるだろう。Amshelは積極的に運んだが、前2頭とはやや差のある3着。アイルランドのGordon Elliott調教師が送り込んできたChosen Mateはペースについていけずに大敗に終わった。2020年にはGrand Annual Challenge Cup (G3)の勝ち鞍のある実績馬だが、昨シーズンはどうにもいまいちな成績に終わっており、今回も浮上のきっかけを見出すことはできなかった。

 

10/17(日)

Tokyo (JPN) 稍重 / Good

東京ハイジャンプ / Tokyo High Jump (G2) 3110m

1. ラヴアンドポップ J: 五十嵐雄祐 T: 岩戸孝樹

オジュウチョウサンの下半期の始動戦ということで話題になっていた。レースは前半からホッコーメヴィウスが飛ばし、2周目からはやや後続に大きな差をつけて引っ張る。3コーナー辺りからアサクサゲンキ、さらにオジュウチョウサンと並んで捲ってくるも、馬群の内でじっと我慢していたラヴアンドポップが逃げ粘るホッコーメヴィウスを捉えて勝利した。オジュウチョウサンはじりじりと差を詰めるも3着まで。

ラヴアンドポップの半兄Demonstrativeは2014年のEclipse Winnerで、2011~2015年にかけてアメリカHurdle競走で暴れまわった名馬である。その勝ち鞍は、2012年及び2014年のNew York Turf Writers Cup (G1)、2012年のColonial Cup (G1)、2013年及び2015年のIroquois Hurdle (G1)、2014年のLonesome Glory Handicap (G1)、2015年のGrand National Hurdle (G1)と、アメリカHurdle路線の主要競走を悉く制しており、その半弟が日本障害競走を走るというのは感慨深いものがある。ラヴアンドポップ自身はこれが2020年の東京ジャンプステークス (G3)から約1年半ぶりの復帰戦で、これで重賞競走は2勝目とした。何度か長い休養を経た馬ということもあって、陣営の喜びもひとしおだろう。飛越のリズムが良く、道中もペースを自在に変化させるホッコーメヴィウスや、捲ってきたオジュウチョウサンらに対して落ち着いて対処するレース運びは、障害馬として高い可能性を感じさせるものであった。距離が伸びてどこまでという不安もあるのだが、ひとまず順調に行ってほしいところである。

2着のホッコーメヴィウスは黒岩騎手が絶妙なペースで引っ張ったことで見せ場を作った。全体的に小型の障害の方がよさそうな飛越を見せていたのだが、比較的若い馬でとりあえず次走に期待したい。話題を集めたオジュウチョウサンは中段から捲りをかけて3着に終わったが、実質道中において1、2番手にいたメンバー決まったというレースで、さらにオジュウチョウサンと同時に動いたアサクサゲンキは完全に脚を無くして大敗していること、この馬だけトップハンデの62kgを背負っていたことを考えると、むしろ負けてなお強しといったところだろう。瞬間的なスピード能力で劣るステイヤーとしては典型的な負け方であり、距離としてもたったの3000メートルと障害競走としては最短距離に近いスピード勝負であったことを考えると、衰え云々というよりはむしろこの10歳となったチャンピオンがこれだけ高いレベルのステイヤー資質を示すレースを見せたことを褒めるべきである。4着以下は大きく離れたが、途中で勝負を掛けたアサクサゲンキを除けば、重賞競走にも関わらずなにもせず勝ちに行く意思を感じさせない騎乗であり、見ている側として不満が残る内容であった。

 

その他

Clubs set to benefit if Jumps submission is a success (Inside Racing)

OakbankのEaster Festivalにおける障害競走がなくなった関係で、Pakenham競馬場がその代替となる開催を計画しているようだ。

Melbourne Cup winner Gai Waterhouse hits out at jumps racing move, joins Oakbank Racing Club (ABC Net)

Gai Waterhouse調教師は最近Oakbank Racing Clubに加わったそうだが、OakbankのEaster Festivalから障害競走が削除されたことを批判している。記事中にはActivistの意味不明なコメントはともかく、Racing SAのchief executiveであるNick Redinによる上記決定を支持する旨のコメントも記載されている。

Jumping stakes to rise next winter (Loveracing.nz)

近年暗い話題ばかりが先行するニュージーランド障害競馬だが、来年の賞金額は大幅に増額されるらしい。残念ながらEllerslie競馬場で障害競走は開催されないようで、南島の障害競走はRiccarton Parkに限定されるようだが、なんとかこれを機にニュージーランド障害競馬の状況が上向いて欲しいところである。