にげうまメモ

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22/08/21 1986 Breeders' Cup Steeplechase

*1986 Breeders' Cup Steeplechase

サムネ画像がひどいがご容赦。アメリカ出張のときはあまりにも早く帰りたすぎて本屋で見かけた日本の漫画の英語版と飯しか写真を撮っていないし、帰りのフライトの6時間前に空港に着いていた。ちなみにチェコPardubiceの本屋よりは日本の漫画が充実していた記憶がある。

このレースは2022年現在では"Grand National Hurdle Stakes"と呼ばれる競走で、1899年にMorris Park競馬場にて第1回競走が行われ*1、1985年まではFoxfield競馬場で行われていたものが*2、1986年からFar Hills競馬場にて"Breeders' Cup Steeplechase"として行われるようになった。動画はその記念すべき第1回競走である。なお、同レースはその後ブリーダーズカップ協会がスポンサーから撤退したことにより、2007年からは"Grand National Hurdle Stakes"と名称が変更されている*3

この記念すべき第1回競走の舞台となったFar Hills競馬場は、1920年台後半にイギリスAintree競馬場をモデルにしてWilliam du Pont Jrによって建設され、2022年現在もアメリカ障害競馬における重要なサーキットとして機能している。どうやら1986年に初めてBreeders' Cupを開催するにあたり、50万ドル以上の費用をかけて改良工事が行われ、約20000人の観客を収容できるようになったそうだ*4。実際に19185人もの観客が集まったそうで、この工事に見合うだけの成果を上げたと考えてよいだろう*5。近年でも2019年春から2020年にかけて大規模なコースの改良計画が実施され、現在は最新の排水システム及び灌漑システムが設置された最新鋭の競馬場となっている*6*7

なお、アメリカ障害競馬の歴史は以下の記事に概説されているので参考にされたい。

What's the History Behind Jump Racing? (DelawareToday)

1986年の同レースは、2 3/4マイルの距離に計16のNational Fenceを飛越するコースが設定されていた。出走馬はなかなかに多彩で、地元アメリカの精鋭のみならず、イギリス、アイルランド、フランス及びニュージーランドから参戦馬を集めるという非常に国際的な競走であった。equibaseには正確な出馬表が残っていないため出馬表は不完全だが、動画及びThe Eventing Sunの1986年10月30日付の記事によると、出馬表は以下のとおりである。

  • #1A Eremite USA J: B. Guessford
  • #2 Kesslin USA J: J. White
  • #2X Pont Du Loup USA J: G. Morris
  • #3 Turtle Head USA J: P. Hendriks
  • #3C Kalankoe USA J: J. Day
  • #4 Census USA J: J. Teter
  • #5 Gacko FRA J: R. Duchene
  • #6 Palais Rose FRA J: A. Pommier
  • #7 Jobroke GBR J: B. Houghton
  • #8 Winning Nora IRE J: K. O'Brien
  • #9 Mr Asia NZE J: G. Sloan

元々このレースには1983~1985年と3年連続でEclipse Awardに輝いているFlattererという当時のアメリカ競馬を代表する名馬が出走を予定していたようだが、残念ながらどうやらトラブルにより直前で出走を取りやめたそうだ。なお、Flattererはこの年もEclipse Winnerを勝ち取り、1986年にはフランスGrande Course de Haies D'Auteuilにて、1987年にはイギリスCheltenhamのChampion Hurdleにてそれぞれ2着に入り、1994にはアメリカ競馬において殿堂入りを果たしているアメリカの伝説的な名馬である*8*9*10

1987 Waterford Crystal Champion Hurdle Challenge Trophy (Youtube)

同レースにはInsularという女王陛下の所有馬で、イギリスSandown ParkにてImperial Cupを勝った馬も出走を計画していたようだが、最終的に出走は実現しなかったようだ*11

 

  • Census (USA) J: Jeff Teter T: Janet Elliot (Pedigree)

同レースを勝利したのはアメリカ調教馬のCensusである。Censusは血統的には遡ればSt Simonに辿り着くPrince Rose - Princequillo - Prince John - Speak Johnの系統で、Speak John自身は1985年にLeading Broodmare Sireに輝いているそうだ。ただ、基本的にはアメリカ若しくはオーストラリアで発展してきた系統のようで、この系統自体の近年の勢いも微妙らしく、近年の障害競馬におけるこの系統の活躍馬としてもAl Akbar産駒のHoneyという牝馬が2011年のWellington Hurdleを制したことが挙げられるくらいである。Censusの競走馬としてのキャリアはやはり同年代のFlattererとのライバル関係が主であったようだが、この馬もIroquois Steeplechaseの連覇、A.P. Smithwick Memorial Steeplechase、First American Cup Steeplechaseの勝利など、故障による長い休養を乗り越えながらも数々のアメリカの主要競走を制した名馬である。特に1984年のColonial Cupにおける故障により手術及び1年以上の休養を要していたのだが、1986年3月に復帰してからTemple Gwathmey Steeplechase等を勝利するなどこの年は嬉しい完全復活を遂げていたようで、陣営の努力が実った勝利となったようだ*12

女性調教師のJanet ElliotはFlat Topを含む複数のEclipse Winnerを管理したトップトレーナーとして君臨し、2009年に女性調教師としては初のアメリカ競馬殿堂入りを果たした。元々はアメリカ競馬にて殿堂入りを果たしたJonathan Sheppard調教師のもとで働いていた人だが、その後独立し、やがてJonathan Sheppard調教師のリーディングトレーナー18連覇という類稀なる記録に終止符を打つ調教師となった*13*14。なお、2001年にはCampanileで中山グランドジャンプに参戦している*15

 

上記Flattererを管理するJonathan Sheppard調教師の本来のもう一頭の出走馬がEremite*16である。この馬は1984年のGrand National Steeplechaseで2着に入ると、その後もコンスタントに活躍を続け、この競走自体は3年連続の出走であった。この年はIroquois SteeplechaseにてUncle Edwin*17の3着、New York Turf Writers CupにてLe Sauteur*18の3着と、アメリカ主要競走においてコンスタントに上位争いを続けていたようだ。同馬は1989年まで現役を続けたようで、残念ながら大レースでの勝利としては1985年のCarolina Cupがあげられる程度だが、1980年代後半のアメリカ障害競馬の名脇役として頑張っていたようだ。

Charles Fenwick Jr調教師はKesslinとPont Du Loupの2頭出しであった。Kesslinは元々イギリス・アイルランドで活躍してきた馬で、1985年のCheltenham FestivalにおけるSupreme Novices' Hurdle、及び同年のKemptonのChristmas Hurdle、さらに1986年のIrish Champion Hurdleにて2着などの実績がある。なお、1986年のIrish Champion Hurdleでは1位入線を果たしたものの、どうやら2着に降着となったようで*19、実績的には当時の一線級の馬と考えていいだろう。イギリス・アイルランドにおけるここまでの一線級の馬がアメリカに移籍するというのは2022年現在ではやや考えにくい。どうやらこの馬は1986年の秋からアメリカに移籍したようで、ここでも2着と頑張ったほか、やや長い休養はあったものの1989年にはIroquois Steeplechaseを勝利したようだ。一方のPont Du Loupは元々アルゼンチンでデビューした馬のようで、その後アメリカに移籍、ここへはAllowanceを含む一気の3連勝で挑んできた。このBreedes's Cup SteeplechaseでもPont Du Loupは同厩舎のKesslinに次ぐ3着に入り、強敵揃いの中で頑張ったようだ。現代障害競馬において南米出身馬を見ることは稀であり、海外からの参戦馬を含め、当時の出走馬の多様性には驚かされる。

William Burling Cocks調教師もTurtle HeadとKalankoeの2頭出しであった。Turtle Headは1982年のNational Hunt Cup Steeplechase等の勝ち馬で、どうやらこれが2年ほどの長期休養明け3戦目であったようだ。Turtle HeadがこのBreeders' Cup Steeplechaseの直前に勝利したMetchalf Memorial Cup Steeplechaseにて2着に入ったのがKalankoeである。Turtle Headはどうやら直前の報道によれば前に出て引っ張るタイプと予想されていたようで、このレースの下馬評において、先行馬としては本来出走予定であったFlattererとTurtle Head、更にフランスのGackoが挙げられている*20。実際にTurtle Headはこのレースでも前に行ったものの、Mr AsiaやCensusの執拗なマークを受けたことで途中から苦しくなり、最終的には7着に終わったようだ。Tartle Headと比べてKalankoeは実績的にはやや格下感があったと推測されるが、結果的には同厩舎のTartle Headを上回る4着に入った。

Burley Cocks調教師については以下の記事が詳しい。なお、Kalankoeは結局大レースの勝ち星はなかったのだが、1988年のBreeders' Cup Steeplechaseにて2着に入っている。

Burley Cocks: A trainer of horses and horsemen (Temple Gwathmey Steeplechase Foundation)

 

レースはアメリカ調教馬が上位を独占し、海外からの参戦馬はフランスのGackoの6着が最先着となった。以下、アメリカ国外からの参戦馬について記載する。

  • Gacko (FR) J: Roger Duchene T: Xavier Guigano (Pedigree)

フランスからの参戦馬。血統的にはHyperion - Owen Tudor - Right Royalの直系となるAmenの産駒である。フランス障害競馬ではよく見かける非サラブレッドではなく、この馬自身はサラブレッドのようだ。Amenの産駒の殆どはサラブレッドであるが、その産駒の障害競馬における活躍馬はほぼこのGackoに限られる。Gackoの祖父は日本に輸入された*ルイスデールで、*ルイスデールの代表産駒は1978年の天皇賞(秋)を勝利したテンメイだろう。オールドファンには良く知られている歴史と思われるが、当時の天皇賞(秋)は平地芝3200メートルで行われており、平地芝2000メートルで行われている現在と比べると隔世の感がある。このRight Royalの系統はOwen Tudor全体の系統の例に漏れず、2022年現在ではだいぶ衰退しているようで、この系統出身の馬の近年における障害競馬での活躍はほぼない。

Gackoは4歳時のGrande Course De Haies Des 4 Ans*21を勝利した馬で、その後もPrix Leon Olry-Roederer*22などを勝利し、1986年はGrande Course De Haies D'Auteuilにて3着に入った実績のあるフランスHaiesの一流馬である。同馬は1986年のこの競走では海外勢の中では最先着を果たすも全体の中では6着と振るわなかったのだが、Grande Course De Haies D'Auteuilにて2着に入った1987年も引き続きこのレースに参戦し、ここでは見事勝利を収めている*23。2022年現在、AuteuilにおいてPrix Gackoという競走が行われているようだ*24。なお、1986年のGrande Course De Haies D'Auteuilでは上記アメリカの英雄Flattererとの対決が実現したようだが、残念ながらその再戦が期待された1986年及び1987年のBreeders Cup SteeplechaseにおいてFlattererはトラブルにより直前で出走を回避せざるを得ず、再戦は実現しなかったようだ。

 

  • Palais Rose (FR) J: Andre Pommier T: Francois Doumen (Pedigree)

この馬もフランスからの参戦馬と思われる*25。血統的にはNasrullah - Grey Sovereignの直系で、日本にも輸入された*クリスタルパレスの産駒である。*クリスタルパレスの代表産駒はなんといってもメジロマックイーン降着により繰り上がって天皇賞(秋)を制したプレクラスニーで、その名前は直近の競馬ファンにはもはや常識だろう。Palais Roseはその*クリスタルパレスのフランス時代の産駒である。Caroの系統は近年の障害競馬でもなかなか存在感があり、Prix Alain Du Breil (G1)にて5着に入ったBlue Bresilは種牡馬として近年のフランス障害競馬を代表する名馬L'Autonomieを輩出しているほか、Blue Bresilと同じくSmadounの産駒であるVision D'Etat、さらにはTurgeonといった成功した障害種牡馬を複数擁している。

Palais Roseはフランス国内ではほぼ平地と兼用で走ってきたというタイプで、母国における実績的には上記Gackoと比べるとかなりの格下である。ただ、このアメリカ遠征の直前にはイタリアSteeplechaseの最高峰であるGran Premio Meranoを制しているようだ*26。France GalopによればあまりSteeplechaseでの経験は豊富なわけではないようで、当時のGran Premio MeranoのフランスSteeplechaseとの比較は不明なのだが、いきなりの大舞台、それも難易度の高いMeranoのSteeplechaseでこれだけ走ったことは大したものだろう。ただ、このFar Hillsでは途中棄権に終わり、その後イギリスに移籍したようだが、Racing Poastによれば4戦して未勝利に終わったようだ。なお、Francois Doumen調教師は2000年にBoca Bocaを中山グランドジャンプに参戦させたことでお馴染みの調教師である*27

 

  • Jobroke (GB) J: B. Houghton T: Peter Easterby (?)*28 (Pedigree)

イギリスからの参戦馬。遡ればBlenheimに辿り着くBustedの産駒である。このBustedの末裔としてはPresentingがイギリス・アイルランドで現在も多大な存在感を放っており、War of Attrition、China Rock、On His Own、First Lieutenant、No More Heroes、Yorkhillといった近年のイギリス・アイルランド障害競馬を彩った名馬を多数送り出し、複数回のリーディングサイアーに輝いている。

残念ながらRacing Postにはこの馬の情報がない。どうやら当時はListed競走であったCountry Hurdleを1986年に10st3lbの軽量で勝利した馬というのは確かなようで*29*30、Cheltenham Festivalの勝ち馬でスピード性能に長けた馬がアメリカに参戦するというのはそれなりの適性を見込んでいたものと思われるが、残念ながらそれ以上は不明である。管理するPeter Easterby調教師は3度のイギリスチャンピオントレーナーに輝いた人である。

なお、Equibaseによるとこの馬の調教師はアメリカのPaul Foutと記載されており、このBreeders' Cup Steeplechaseの直前にRed Bank競馬場のMetcalf Memorial Cup Steeplechaseという競走にも参戦しているようで、どこかのタイミングでアメリカに移籍したものと考えられるが、おそらくWashington Postの記事等の記載を踏まえると*31、このBreeders' Cup Steeplechaseの後と推測される。

 

  • Winning Nora (IRE) J: K. O'Brien T: Michael Hourigan (Pedigree)

Northern Dancer産駒のNorthfieldsを父に持つ牝馬で、Northfields自身はアイルランド及び南アフリカで繋養され、それなりの活躍馬を送り出していたようだ。Northfieldsの産駒としては*ノーパスノーセールという馬が日本に輸入されたようだが、その日本での産駒成績は芳しくなく、フジノランバーという馬が障害未勝利戦を勝った程度である。ただ、この*ノーパスノーセール産駒のPassing Saleという馬がフランスで種牡馬入りしたようで、Grand Cross De Pau Reverdyの勝ち馬Sulon及びUroquois、Frauenfeld Crystal Cupの勝ち馬Pasquini Rouge、Grand Steeplechase D'Avenchesの勝ち馬Turbotin等を送り出しているようだ。

Winning Noraはアイルランドにて現在は閉鎖されたTralee競馬場*32のHandicap Hurdleを制し、Kerry National Handicap Chaseで2着、Galway Plateでも3着などと頑張っていたようだ。引退後は繁殖牝馬となり複数の産駒を送り出したようだが、そのうちDainty Daisyという牝馬の産駒であるDedigoutという馬は2012年のCathal Ryan Memorial Champion Novice Hurdle (G1)を制し、イギリス・アイルランド障害競馬において通算10勝をあげ活躍した。おそらくこのWinning Noraの子孫は2022年現在も現役の競走馬が存在すると思われる。

 

  • Mr Asia (NZ) J: G. Sloan T: Banks David (?) (Pedigree)

いつもの血統データベースに登録がないのだが、Mr Asia自身は父Smuggler、母はDeluxeというニュージーランド産馬、母父Rangongという血統である。SmugglerはBlandfordの末裔で、イギリスで競走馬生活を送ったのちニュージーランド種牡馬として活動したようだ。 Smugglerには複数の後継種牡馬がいるようだが、いずれにせよこのLe Haarの系統自体が2022年現在では既に過去のものとなっているようで、この系統出身の馬が近年の障害競馬で活躍した例はない。

Mr Asiaはニュージーランドからの参戦馬で、どうやらHurdleではMaidenから一気の4連勝を飾ってここに挑んできたようだ。3000メートルを越えるレース経験がないという意味ではなんともニュージーランドの上り馬らしいキャリアである。残念ながらここでは派手な落馬に終わったのだが、どうやらBreeders' Cup Steeplechaseのあとはそのままアメリカに留まったようで、equibaseではルイジアナに拠点を置くBanks David調教師の管理馬として登録されているようだ。ニュージーランドの調教馬は、過去中山グランドジャンプにも参戦したRandがIroquois Steeplechase (G1)を圧勝したするなどしていたのだが、近年においてはニュージーランド国外ではすっかり存在感を失っており、オーストラリアではニュージーランド障害競馬の出身馬を数多く見かけるものの、ニュージーランド調教馬としてはわずかにオーストラリアで見かける程度である。

*1:Grand National Hurdle Stakes - Wikipedia

*2:AMERICAN GRAND NATIONAL - MULTIPLE TRACKS UNITED STATES Grade I

*3:Grand National Hurdle Stakes (Gr. 1)

*4:Flatterer Heads Field For Cup Steeplechase

*5:Census, the second choice of oddsmakers going into the...

*6:Horses test new Fair Hill turf course

*7:Breeders' Cup Contenders Gallop on New Fair Hill Turf

*8:Flatterer (horse) - Wikipedia

*9:Flatterer (PA) | National Museum of Racing and Hall of Fame

*10:どうやらFlattererに関する書籍もあるようだが、さすがに年代物のようで入手は難しそうである。

*11:Three-time U.S. steeplechase champion Flatterer and a jumper owned...

*12:Census, the second choice of oddsmakers going into the...

*13:Janet Elliot Humbled by Racing Hall of Fame Selection

*14:The Chronicle's Steeplechase Horseman Of The Year: Janet Elliot

*15:21/12/15 第3回(2001)中山グランドジャンプ 海外からの参戦馬

*16:https://www.pedigreequery.com/eremite

*17:77th Iroquois Steeplechase: Big Winners

*18:1985年のGrand National Steeplechaseの勝ち馬

*19:https://twitter.com/anaglogsdaughtr/status/1032023085514477568

*20:Breeders’ Cup Steeplechase in Maryland

*21:現在ではPrix Renaud Du Vivierとして、G1競走として設定されている

*22:現在はG2競走

*23:GACKO WINS BREEDERS' CUP STEEPLECHASE

*24:https://www.equidia.fr/courses/2022-06-11/R4/C7

*25:ただし直前にイタリアに遠征しており、Youtubeの動画の説明文にはイタリアからの参戦馬が存在する旨が記載されているため、参戦時点ではイタリア調教馬であった可能性もある

*26: Il Gran Premio Merano

*27:LE MAGAZINE - L’obstacle japonais : des allocations record et des courses au profil étonnant

*28:equibaseによるとPaul Fout

*29:County Handicap Hurdle - Wikipedia

*30:Muroto - SIRE REFERENCE

*31:Census Tops Field at Fair Hill

*32:Tralee Racecourse - Wikipedia