〇 'Genius' Willie Mullins makes history as first Irish trainer to win British championship for 70 years (Racing Post)
Sandown開催でも大暴れしたWillie Mullinsは70年ぶりにアイルランド人としてのイギリスリーディングトレーナーのタイトルを獲得した。今シーズンはCheltenhamやAintree等にてイギリスの主要競走を片っ端から制したWillie Mullinsですら最後のSandown開催も含めて多数の有力馬を送り込み、それらの成功もあってようやくこのタイトルに手が届いたということを考えると、この偉業が示す価値がどれだけ大きいものであるかは一目瞭然であろう。
〇 'The public like her more than some trainers' - Paul Nicholls perplexed at lack of opportunities for Bryony Frost (Racing Post)
Bryony Frostはこの夏はフランスで騎乗することになるそうだ。Paul Nicholls調教師の同騎手への評はなかなか興味深いものがある。
〇 Balko : le destin inabouti d'un très grand étalon d'obstacle (France Sire)
最近でもKarre D'AsやKentucky Woodの活躍等、その種牡馬としての才覚を発揮しているBalkoであるが、残念ながら既に生殖能力の問題で種牡馬を引退している。残念ながら未去勢の牡馬はごくわずかに残るのみであり、後継種牡馬が誕生する可能性は低いそうだ。
〇 James Reveley, confessions d'un Président sans papiers (France Sire)
イギリス出身のJames Reveley騎手はキャリアを通じて1000勝近くを達成しているフランス競馬の第一人者である。近い将来においては調教師に転身することも計画しているそうだ。
〇 Tunis remporte sa 1ère Listed à Compiègne : il faut savoir casser les codes ! (France Sire)
昨年から産駒がデビューしているTunisの産駒が初めてCompiegneのListed競走を制した。長きに渡ってポーランドで続いた母系出身という珍しい出自を持つ同馬であるが、同馬の才覚を見出したGuillaume Macaireの慧眼には驚くべきものであろう。
〇 Alain De Chitray, un pilier des pelotons de la dernière décennie, tourne la page (France Sire)
先日Alain De Chitray騎手が16年間の現役生活にピリオドを打つことを発表した。現役生活を通して計355勝を挙げた名手であるが、残念ながら昨年のMoulinsでの落馬にて重傷を負っていたそうで、これが引退の決め手となったようだ。
〇 Maher assembles 'Bool arsenal (Racing.com)
来週に迫る'Boolに向けてCiaron Maher調教師は強力な陣営を用意している。Stern IdolはBrierly Steeplechaseに向かう一方で、Grand Annual Steeplechaseは選択肢としてはあるもののその可能性は低いそうだ。
〇 Rawiller focused on 'Bool comeback (Racing.com)
Cambell Rawiller騎手は3月に落馬したものの、Warrnamboolでの復帰を予定している。Grand AnnualではPolice Campに騎乗する予定だったそうだが、残念ながら引退が決まったそうだ。
〇 Jump Racing returns for 2024 (Youtube)
ニュージーランド競馬シーズンも始まったので。"There’s nothing quite like jumps racing!"とは全くその通りである。