にげうまメモ

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15/11/15 National Hunt Racing

*Cheltenham Good to Soft (Soft in places)

Sky bet Supreme Trial Novices' Hurdle (G2) 2m87y

スタート直後でDrumlee Sunsetが落馬するアクシデント。Viens Chercherが逃げる展開も、AltiorとMaputoの叩きあいはAltiorに軍配が上がった。

AltiorはHurdle3戦3勝。Maputoは5戦4勝とはじめての敗戦だが、あくまで展開の綾といったところだろう。さほどこの2頭の間に差はない印象。Penglai Pavilionがこのレースに出走していたらどうだったかに興味がある。

 

Arkle Trophy Trial Novices' Chase (G2) 1m7f199y

Fox Nortonが逃げる展開も、番手から進んだGarde La Victoireが安定した飛越で交わし、危なげの無い勝利。

Garde La Victoireは初戦からBristol De Maiを下してきた実力馬。飛越は非常に安定しており、また平地のスピードもここでは抜けていた。Noviceの重賞戦線では楽しみな一頭だろう。2着のFox Nortonはロスの多い飛越を見せており、今後の向上が期待される。

 

Shloer Chase (G2) 1m7f199y

Mr Moleが逃げる展開。Somersby、Sprinter Sacreがこれを追う。残り4障害あたりから手ごたえが悪くなったMr Moleに代わってSprinter Sacreが持ったままで先頭に。全盛期を髣髴とさせる勢いで抜け出すと、最後はSomersbyに14馬身差をつける圧勝。Mr Moleは大敗。

Sprinter Sacreはかつては多数のG1勝ちを含む短距離Chase無敗を誇り、その全てが圧勝という怪物的な馬。2013 Tingle Creek Chase (G1)にて心疾患で競争中止し、そのまま13/14シーズンは全休。昨シーズンに復帰するも全盛期のパフォーマンスを欠いていた。今回のパフォーマンスはまさに全盛期のそれを髣髴とさせるものであり、まさにWelcome Back, Sprinter Sacre、といったところだろう。

ただし、今回のレースはスピードに難のあるMr Moleが引っ張ったことがSprinter Sacreに味方した点は否めない。個人的に昨シーズンの低調なパフォーマンスは精神的なものを疑っているので、短距離Chaseにてハイペースで引っ張る馬(Special Tiara、Un De Sceaux)が多い今シーズンにおいて、ペースが速くなって苦しくなったときにどのようなパフォーマンスを見せられるかはわからない。もっとも、展開やペースなど関係ないほどの怪物級の馬であることを期待したいところである。

Somersbyは飛越に難のある馬で、それによってリズムを崩して大敗することが多い。ただし今回の飛越は安定しており、相手が悪かったというしかないだろう。Mr Moleは重馬場のほうが良い馬。良馬場で一線級とやりあうだけのスピードは不足している。

 

*Punchestown Soft

Ryans Cleaning Craddockstown Novice Chase (G2) 2m

Sizing Johnが残り2障害あたりから仕掛けると、最後は8馬身差の圧勝。

Sizing Johnは昨シーズンNovice Hurdleで活躍した馬。2着のLord Scoundrelは3戦無敗でここに挑んだが、相手が悪かったとしか言いようが無い。

 

Morgiana Hurdle (G1) 2m

無敗の怪物Faugheenの復帰戦。同厩舎のNichols Canyonがスローで逃げる展開で、残り数障害からFaugheenがこれを追うも、Nichols Canyonが半馬身差これを凌ぎ切り勝利。

この結果はあくまで展開によるものだろう。事実、僅差の3着に比較的平地のスピードに優れたWicklow Braveまで入っている。Faugheenは逃げたNochols Canyonを可愛がりすぎたか。Ruby Walshは似たような形態で昨シーズンもVautourを飛ばしている。やはりFaugheenはハナを切ったほうが実力を出し切れるのではないか。