にげうまメモ

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18/04/24 National Hunt Racing

*Punchestown Yielding to Soft

出張でアメリカに来ています。お昼時にレースをやるのでほとんどリアルタイムで見れないというぐぬぬ感。あとご飯がおいしくない。とてもつらい。帰りたい。

 

Herald Champion Novice Hurdle (G1) 2m100y

http://www.attheraces.com/racecard/Punchestown/24-April-2018/1620/

Willie MullinsとGordon Elliotのリーディングトレーナー争いだが、この時点ではGordon Elliotがそれなりに差をつけており、初のリーディングトレーナーに向けて視界良好といったところだったようだ。Cheltenhamで落馬したRuby WalshはPunchestownには間に合わず。Aintreeでも足を引きずっていたのでさすがに厳しいだろう。とりあえず人気はGetabirdから。

Getabirdが例によって逃げるも、これにBeyond the Law、Hardlineと絡んでいく。残り5f地点からVision des Flosが接近、さらにMengli Khanが追いかけるも、最終障害でこれらの間を割って出てきたDraconienがVision Des Flosを抑えて勝利した。Mengli Khanが3着。

いきなりWillie MullinsがG1制覇というスタートとなった。Getabirdはもともと逃げて勝ち鞍を上げてきた馬だが、今回はBeyond The LawやHardlineが絡んでいくことで完全に馬がエキサイトしてしまった。また、前半かなり隊列が長くなる場面があり、このようなレースはある程度ゆったりと出していき、ペースが緩んだところで押し上げるという、ある意味で日本の平地のようなタイプのレースとなる。Draconienはこれが未勝利に続き2勝目だが、とにかくこの勝つために必要な仕掛けのタイミングに乗れたことが大きかった。イギリスのVision Des Flosは仕掛けがワンテンポ早かったか。Mengli Khanは最終障害で大きなミスをしたことが前との着差に繋がった印象。Whiskey Sourは距離を伸ばした方がよさそう。

 

Boylesports Champion Chase (G1) 2m

http://www.attheraces.com/racecard/Punchestown/24-April-2018/1730/

前半から軽快に逃げたUn De SceauxがDouvanを抑えて勝利。3着にはA Toi Philが入った。

Gordon Elliot vs Willie Mullinsというよりは、むしろWillie MullinsのUn De Sceaux、Douvan、Minの三つ巴のような格好となっていたレースだが、その中でもUn De Sceauxが完勝といっていい内容のレースを見せた。もともとある程度渋った馬場で前半から速いペースを刻んでいく馬だが、どうにも最近は同厩舎の馬との兼ね合いで20fを使うことがあり、20fでは若干長いので最後捕まるというレースをみせていたのだが、やはり16fで気分よく走らせた時のパフォーマンスは素晴らしいものがある。Douvanはよく食い下がったが内容的には完敗だろう。ただしこの馬にとってはUn De Sceauxのペースに付いて行ったことが今後に向けてのステップアップにつながるだろう。Ruby Walshが戻ってくれば距離を延長しても面白いかもしれない。3着以下はあまり差はないのだが、A Toi Philはしぶとく足を伸ばして3着まで来た。逆にこの馬は20fが主戦場であり、Un De Sceauxを追いかけるだけのスピードはないのだが、厳しいレースになったことで浮上した。Minは案外。前走Special Tiaraのペースを追いかけて行き、Altiorに真っ向勝負を挑んだというレースもしており、さすがにそろそろ疲れも出てきている頃合いだろう。Doctor Phoenixは初の大舞台だったが善戦した。Ordinary WorldはCheltenhamのようにだらだらと坂を利して加速するレースの方がよさそうな印象。

 

Growise Champion Novice Chase (G1) 3m120y

http://www.attheraces.com/racecard/Punchestown/24-April-2018/1840/

Invitation Onlyが逃げるも残り3障害辺りからMonaleeが接近。残り2障害でMonaleeが落馬、Al Boum Photoが先頭に立つも最終障害手前で内側に逃避、ついでにFinian's Oscarもこれに引っ掛けられ内側にコースアウト。残ったThe Storytellerがそのまま1着となった。Monbeg Notorious、Jury Duty、Rathvindenと続いた。

Al Boum Photoに乗っていたRaul Townendって人が物議を醸してしまったあれ。本人曰く最終障害はbypassするものだと思ったらしい。Al Boum PhotoはRyanair Gold Cup (G1)の勝ち馬で、どちらかというと器用な脚を使えるタイプ。今回はPunchestownの複雑な坂とInvitation Onlyがゆったりと運ぶレース展開も味方していたのだが、もったいないアクシデントとなった。Finian's OscarはだいぶChaseの飛越にも慣れてきており、Noviceくらいならばといったところだろうか。もともとの能力自体は高いだけに、なんとか飛越になれることが出来ればSeniorでもやれる馬。落馬したMonaleeも含めさほど差はないだろう。CheltenhamのG3を勝ったThe Storytellerはラッキーな勝利となったが、もともとAl Boum PhotoやMonalee辺りとは差がある馬だっただけに、あくまで今回は棚ぼたといった印象。Rathvindenはスピード勝負になると分が悪い。Shattered LoveはCheltenham以降いまいちだが、あまり自力で加速できるタイプではないだけにそもそもこのようにやたらと坂が連続しているコースは合っていないように見える。残り3障害地点で前に入られる不利もあった。