にげうまメモ

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17/12/02 National Hunt Racing

*Newbury Good to Soft (Soft in places)

Ladbrokes Mares' Novices' Hurdle (Listed) 2m69y

終始先頭を走ったDame Roseがそのまま逃げ切り勝ち。人気のCap Soleilは2着まで。

Dame Roseは牝馬限定NHFのG2を勝っている馬で、これでHurdleは3戦目。やや大柄な馬体を生かした飛越はまだ無駄が多く、途中で飛越が乱れる場面もあったのだが、Richard Johnsonが積極的に馬を動かしてリズムを作ることで持ち前のスピード能力を生かすことが出来た。騎手による修正は必要であるが、そのプラスアルファをもたらすことが出来る人であればといったところか。Cap Soleilは案外だが、前走ではリズムを崩して自滅した勝ち馬が強かった印象。

 

Ladbrokes John Francome Novices' Chase (G2) 2m7f86y

Elegant EscapeとBlack Cortonの叩き合いはElegant Escapeに軍配が上がった。Fountains Windfallは残り3障害地点で落馬。

24fのNovice戦ということでかなりゆったりとしたペースで進んでいる。最終障害手前ではBlack Cortonが前に出ていたのだが、慎重に飛んだBlack Cortonとは対照的にその最終障害を勇気をもって出していったElegant Escapeが上回った。Harry Cobdonの好騎乗。ただしElegant Escape自身はNovice Hurdleで一線級相手には太刀打ちできなかった馬で、どうにもメンバー的にまだ小粒な印象は否めない。期待されたFountains Windfallはどうにも飛越が低く、落馬はそのリスクが出た印象。

 

Ladbrokes Trophy Chase (G3 Handicap) 3m1f214y

昨年までHennessy Gold Cupと呼ばれていたレース。CarruthersやRocky Creek、Bobs Worthなどがレース前に来ていたらしい。

Coneygreeが例によって飛ばすも第13障害辺りで細かいミスをするとそのまま後退。Missed Approach、Potters Legend辺りを制してWhisperが抜け出すが、最終障害を飛んで内から迫ったTotal Recallがゴール前でこれを捉えて勝利した。Regal Encoreが3着。

アイルランド調教馬の勝利は1980年以来の快挙らしい。なんとも不思議なのだが、要するにイギリス調教馬の有力どころは参戦する一方で、あまりアイルランドからこの時期に来ることはないということだろう。さて、Coneygreeが飛ばすことでやはり厳しいペースとなっている。Total Recallは今年の秋にWillie Mullins厩舎に移籍した馬で、そこからはMunster National (Grade A)を含む2戦2勝。ハイペースを追走しそこから強靭に脚を伸ばす競馬が必要なハンデ戦に対して適性があり、馬の技術も向上していたようだ。Whisperとは1st近い差があり、今後の課題としては斤量だろう。WhisperはAintree Hurdle (G1)を2連覇した馬で、昨シーズンからChaseに転向。Mite Biteの前でG1こそ勝ち切れなかったが、やはり力があることは見せた。どうにも詰めが甘いのはこの馬らしい。Regal Encoreはいつ走るかわからない馬だが好走した。今年もAintreeに向かうのだろうか。Cheltenham Gold Cup WinnerのConeygreeはリズムを崩すとそこから立て直せず。以前はある程度ミスをしても強引にハイテンポを貫く部分があったのだが、故障で長く休み、その後以前のようなレースが出来ていない経緯から精神的な問題も生まれてきたかもしれない。Singlefarpaymentは勿体ない落馬。Double Ross、Cogry、Southfield Royaleはペースが合わなかった。

 

*Newcastle Soft (Heavy in places)

Fighting Fifth Hurdle (G1) 2m98y

Mirsaaleが逃げるも、残り3障害辺りから持ったままで先頭に立ったBuveur D'airが殆ど追うことなく完勝。2着にはIrvingが入った。

毎年いまいちメンバーが微妙なFighting Fifth Hurdle (G1)なのだが、今年はBuveur D'airの参戦で豪華な顔ぶれとなった。Buveur D'airはChampion Hurdle (G1)の勝ち馬で、いくらなんでもここに入れば力が抜けていた。同レース3勝目を狙ったIrvingは意地で2着には来たがさすがに勝ち馬が強すぎる。Juvenile路線上りのFlying Tigerは健闘した。