にげうまメモ

障害競馬の個人用備忘録 ご意見等はtwitter(@_virgos2g)まで

19/01/24 National Hunt Racing

*Gowran Park Soft (Yielding in places)

John Mulhern Galmony Hurdle (G2) 3m

https://www.sportinglife.com/racing/results/2019-01-24/gowran-park/509505/john-mulhern-galmoy-hurdle-grade-2

ある程度引き離してCoquin Mansが逃げるも、中段の外を追いかけたPresenting PercyがBapaume、Killultagh Vicなどを抑えて勝利した。

どうにも外を回る馬が多く、内側の馬場はかなり悪いようだ。実際、内側を回った馬はほとんど着外に敗れている。Presenting Percyは昨シーズンのRSA Chase (G1)の勝ち馬。24f Chase路線の強豪がどうにも今シーズン不調であったのもあり、Cheltenham Gold Cupはこの馬が押し出される格好で人気になっている。とりあえず復帰戦のここは格好をつけた。ここからどうこうという内容ではないのだが、ひとまず勝ち切ったことが一番の収穫だろう。Bapaumeはどうにも適距離が分からない部分があるのだが、やはりHurdleの一線級相手にやるだけのスピードはないようで、アイルランドよりももう少し丁寧な飛越が要求されるフランスHaiesの方が適性は高いようだ。Grande Course De Haies D'Auteuil (G1)に参戦した理由が謎なKillultagh Vicは復帰2戦目でようやく格好をつけた。本来であればG1で戦うことが出来るだけの力を持った馬。Liminiは初距離であったが好走した。これだけ走ることが出来れば、Cheltenhamはやや手薄なStayers' Hurdle (G1)という選択肢だろうか。

 

Giffs Thyestes Handicap Chase (Grade A) 3m1f

https://www.sportinglife.com/racing/results/2019-01-24/gowran-park/509507/goffs-thyestes-handicap-chase-grade-a

Alpha Des Obeauxが先頭を伺うも、これを制してPleasant Companyがハナに。しかし2周目の途中から再度Alpha Des Obeauxが先頭に代わり、そのまま逃げ込みを図る。しかしじわじわと位置を上げていたInvitation Onlyが最終障害を越えてこれに並びかけると、Alpha Des Obeauxとの追い比べを制して勝利した。

Invitation Onlyは昨シーズンの24f Novice Chase路線で活躍した馬で、PunchestownのGrowise Champion Novice Chase (G1)では例の謎の逸走のあおりを食らって落馬している。とはいえアイルランドであればその実力はG1でも勝負になるものを持っており、楽しみな馬がしっかりと力をつけてきたといっていいのではないだろうか。ただし戦歴は重馬場に偏っており、良馬場への対応が課題となる。Alpha Des ObeauxはどうにもG1では足りないのだが、このメンバーであれば実力は上だろう。General Principleは久々に好走したが、やはり馬場はもっと渋った方がいい。Pleasant Companyは全く走らなかったのだが、昨年のNationalの前も全く走らなかった辺り、どうにも信用しにくいところがある。