*Punchestown Good to Yielding (Yielding in places)
P.P. Hogan Memorial Cross Country Chase 3m1f
馬インフルのせいでイギリスの競馬が中止になってしまった。アイルランド競馬は通常通り行われたらしいが、さすがにイギリス調教馬には移動制限がかかるため出走はできなかったらしい。
Mtada Supreme、Josies Ordersが前に行く展開も、途中から14歳馬のEnniskillenが先頭に。しかしこれを追いかけたMtada Supreme、Josies Ordersが残り6障害辺りから前に出ると、Josies Ordersが追いかけてきたHarricane Darwinを抑えて勝利した。Mtada Supremeが3着。
Josies Ordersはアイルランドを代表するCross Country Horseで、PunchestownのCrossは3勝目。CheltenhamのCrossでも走れる程度のスピードを持った馬で、PunchestownのBankにも対応できる技術を持っている。ここからGlenfarclas Cross Countryに向かうと思われるが、そこでも確実に有力馬の一頭だろう。フランスやチェコに行っても面白いのだが、今のところそのような経歴はなさそうだ。Harricane DarwinはCross5戦目にしてようやく飛越も安定してきたようだ。Cross Countryにおける初勝利も近い。14歳馬のMtada Supremeはやはり技術は高く、PunchestownのCrossは走る。スピード能力の面ではすでにかなり厳しくなっているようだが、このコースであれば出番はありそうだ。King's Songは見せ場のある4着。ここまでC4からC5などの下級条件戦ばかりを使ってきた馬で、Crossも初参戦と普通に考えれば走るとは思えないのだが、これはこの馬にとって大きな前進となるレースだろう。ベテランEnniskillenも高い技術を見せた。対抗と思われていたBallycaseyはBankのたびに位置を下げて大敗。もともと素早い動きが出来る馬ではない以上、このようなコースは厳しいものがある。