*Aintree Soft
Old Roan Limited Handicap Chase (G2) 2m3f200y
Frodonがゆったりと逃げる展開も、最終障害を越えて忍び寄ってきたKalashinikovとForest BihanのマッチレースはForest Bihanが2馬身ほどKalashinikovを抑えて勝利した。Frodonは3着。
直線部分にある障害が夕日のために迂回されており、ほぼ直線の平地勝負というレースになっている。上位2頭は平地競争とも思えるくらいのスプリントをかけており、安全性のために障害がバイパスされるのは仕方ないにせよ、ほぼ平地部分のスプリント能力で障害競走としての価値としては低いものになってしまったのは残念である。Forest BihanはDoncasterのLightning Novices' Chase (G2)に続く重賞2勝目としたが、どちらかというちピッチ走法で一気に加速を掛けられる馬といったタイプで、Aintreeの平坦なコースと特殊なレース展開に恵まれたものである。Kalashinikovとは6stのハンデ差もあり、その分も大きかった。Novice上りのKalashinikovは今シーズンに期待できるレースを見せた。若干の飛越のミスはあったが許容範囲だろう。Frodonはさすがにスピード能力の高い2頭が相手だとこの条件ではやや苦しい。Kalashinikovと比べても1lbほどのハンデもあった。