にげうまメモ

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23/05/28 Weekly National Hunt / Jump Racing

5/24(水)

Bro Park (SWE) Steeplechase god, Häckbana god

Jockeyklubbens Stora Pris

Steeplechase 80.000 kr För 5-åriga och äldre hästar. 3500m (Replay)

1. Mutadaffeq J: Niklas Lovén T: Karen Kuszli

Liars Cornerが元気に逃げる展開も、最終障害で落馬。これに迫っていたMutadaffeqがそのまま勝利した。Mutadaffeqは今年はBro ParkのHurdle戦から連勝とした。元々Bro Parkでは多数の実績をあげてきた馬で、今回も73kgのトップハンデを背負っての完勝ということで幸先のよいシーズンスタートを切っている。Liars Cornerは最終障害で勿体ない落馬に終わったが、とはいえやはりここでは実力上位であることを示した。Three Is Companyも安定したレースで2着に入り、例によって上位はいつものメンバーが占める結果となった。最近イギリスから移籍してきたBeatthebulletもいたのだが、こちらは道中からだいぶ離された追走で、そのまま前に押し上げることができず大敗に終わった。

 

Swartlings Memorial

Häck 60.000 kr För 4-åriga och äldre hästar. 3450m (Replay)

1. Monsieur Vic J: Christopher Roberts T: Sigyn Dysell

Impact of Bloomが前に行く展開も、最終コーナーから並んでいったMonsieur VicがImpact of Bloomとの叩き合いを制して勝利した。Monsiuer Vicは今シーズンのHurdle初戦を勝利で飾った。昨年のSvenskt Champion HurdleではチェコのLocomotive以下を抑えて勝利した地元の雄で、今回も74kgのトップハンデを背負っての勝利ということで価値がありそうだ。67kgの軽量を利して頑張ったのがImpact of Bloomだが、3着のXit、4着のLast Reference、さらにDuesenbergまでさほど差はなく、このあたりの着順は展開一つで変わりそうだ。

 

5/27(土)

Wellington RC @ Trentham (NZ) Heavy10

〇 Manawatu ITM Maiden Steeplechase MDN STP 4000m (Replay)

1. Prince Turbo J: Dean Parker T: Kevin Myers

2周目の後半からペースを上げてWhiskey Tangoが引っ張るも、直線に入ってこれに並んでいったPrince TurboがWhiskey Tangoを競り落として勝利した。Prince TurboはSteeplechaseはデビュー戦で勝利を挙げた。Hurdleでは4戦して未勝利にであった馬だがMaidenでは比較的惜しい結果を残しており、Steeplechaseではということで期待したい。オーストラリア帰りのAaron Kuruが騎乗していたWhiskey Tangoは積極的に運んだが、最後苦しくなっての2着。ここまで平地・Hurdle含めて未勝利の馬だが、まだ5歳と若くしてSteeplechaseを使ってきた辺り、この路線に活路を見出すことができた一戦といえるだろう。HurdleではHawke's Bay Hurdle (PJR)で3着のあるGrinnerはじわじわと差を詰めたが3着に終わった。

 

Manawatu ITM Awapuni Hurdle OPN HDL 2800m (Replay)

1. Suliman J: Hamish McNeill T: Paul Nelson & Corrina McDougal

例によってEnglish Gamblerが元気に引っ張るも2周目の入り口からLeitrim Ladが積極的に絡んでいく。English Gamblerは抵抗するも2周目の後半から後退。代わって前に出たBerry The Cashが逃げ込みを図るも、内から出てきたSulimanがBerry The Cashとの叩き合いを制して勝利した。

English Gamblerはこの手の積極的な逃げを武器とする馬だが、この馬のペースを警戒したのか全体的に前掛かりな展開となっている。SulimanはHurdleは4戦3勝としたが、その内容としては季節外れのMaidenやOpenなど手薄なメンバーでのレースが多く、ここではやや人気の盲点となっていたようだ。とはいえBerry The Cashとは1.5kg差の負担もあり、あまり無視できない結果だろう。積極的に運んだBerry The Cashが2着。昨年のGrand National Hurdles (PJR)を勝ったHappy Starは後方から押し上げたが、前には迫れず3着に終わった。ここのところも平地のListedで好走するなど元気そうだが、今回は斤量的な負担や展開的な不利もあったのかもしれない。

 

LJ Hooker Manawatu Steeplechase OPN STP 4000m (Replay)

1. Des De Jeu J: Aaron Kuru T: Jo Rathbone

レースはLocally Saucedが前に行くもSuffice To Sayが絡んでいくなど密集して進行。ここから出てきたDes De JeuがDonardo以下を振り切って勝利した。

Des De JeuはSteeplechaseは3勝目とした。2018年にMaiden Steeplechaseを勝った際にはMiracle Recoveryとか騒がれて世界中で話題になった馬だが、その後は飛越がどうにも安定せず、0-1 WIN STP勝ちのみに留まっていた。今回はその2018年の0-1 WIN STP以来の勝利とした。今年で10歳となるベテランで、Steeplechaseはこれで13戦目ということもあって今回はだいぶ安定した飛越を見せており、当時のコンビであるAaron Kuruと久しぶりの勝利をあげたことはめでたい内容だろう。Maidenの映像がバズった際にどれだけこの馬と騎手の名前をチェックしていた人がいるのかはわからないが、この馬の名前を広く知らしめる活躍を見せて欲しいところである。昨年のGreat Northern Steeplechase (PJR)の2着馬Donardoが2着。実績馬No Tipは最後脱落して5着まで。Tittletattleもいたのだが今回はあまり走る気を見せず大敗。Interllectusはこの中で唯一の一桁台の年齢の馬で、上がり馬ということで注目されていたが、途中で落馬に終わった。

 

5/28(日

Rostrenen (FR) Bon (3.0)

Grand Cross Rostrenen #6 TNC Haras Du Lion - Genybet - Prix De La Pentecote

Cross Country Pour tous chevaux de 6 ans et au-dessus. 5800m (Replay)

1. Barcarolle J: Romain Julliot T: Eric Leray

外周のSteeplechaseらしいコースを走っているかと思いきや、いきなり急カーブしてCross Country Courseに入っているRostrenenのGrand Cross。レースはDestin Sacreが逃げる展開も途中からBelhom De Juilleyが先頭に。しかしこれを追いかけたBarcarolleがこれを振り切ると、追いかけてきたTwirlingを突き放して勝利した。

BarcarolleのCross Countryの経験は2020年に遡るがそこからはやや苦労していたようで、昨年のこのレースにも参戦はしているのだが6着に敗れている。とはいえ昨年のGrand Cross De Corlayにて2着に入ってからはだいぶ調子を上げているようで、今年はSenonnesのClasse4からの連勝となった。昨年からだいぶ力をつけている一頭としてカウントしてよさそうで、8歳の牝馬ということでなかなか可能性のありそうな馬である。この路線ではすっかりおなじみになったTwirlingは後方からじわじわと位置を上げての2着。とりあえずこれが今年の初戦ということを考えるとここからよくなってくる可能性もありそうで、11歳となった今年も楽しみな馬だろう。Belhom De Juilleyは積極的に立ち回ったが、最後はBarcarolleに突き放されての3着。さすがにこれは相手を褒めた方がよさそうだ。