にげうまメモ

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19/08/18 Australian Racing

*Coleraine Soft 7

Exyxle Adam Lindsay Gordon Hurdle 3300m

Handicap. Three-Years-Old and Upwards, No sex restriction. No class restriction. Apprentices can claim. Track: Main. Track type: Turf. Field limit: 10. 

https://www.racing.com/form/2019-08-18/coleraine/race/2/results

終始先頭を走ったNorthern Voyageがそのまま逃げ切り勝ち。Tara Dreaming、Celestial Skyと続いた。

Coleraineのコースは内周を障害用に使用し、最後の直線のみ平地コースに持ち出す形をとる。障害コースはかなり幅が狭く、最後の直線部分に持ち出すポイントには急カーブが存在する。Romeloは前の馬のミスを避けきれず不利を受けてそのまま途中棄権となっているのだが、これはColeraineのコース形態によるものである。Northern Voyageは前走のMDNから連勝とした。着差としてはColeraineのコース形態と馬場にもよるところがあるためあまり信用できないのだが、途中でいくつかミスがあった以外は高いパフォーマンスを見せたと考えるべきであろう。Tara Dreamingは前走に次ぐ2着。

 

QLS Great Western Steeplechase 3600m

Handicap. No age restriction, No sex restriction. No class restriction. Apprentices can claim. Track: Steeple. Track type: Turf. Field limit: 10. 

https://www.racing.com/form/2019-08-18/coleraine/race/3/results

Excellent Rhythmが逃げる展開も、どうにもテンポが悪く少しずつ後続が追い付いてくる。途中からKuridalaが内からするすると先頭に立つも、さらにこれを追いかけてきたHistoricが唯一ついてきたBonnardを振り切って勝利した。Kuridalaは3着まで。人気を背負ったDormello Mo、Sweet Lullabyなどは大敗。

人気どころが揃って大敗し、結果的にレースは大荒れの結果となった。2着のBonnardは日本でも知られている川上騎手が騎乗した馬であるが、なんと最低人気である。Historicはニュージーランド産馬だが障害は初勝利。CastertonのWC & AC Miller SteeplechaseにてPolice Champの2着に入っていた辺り、能力として高いものを持っていたのかもしれない。ただしこのレースは人気どころが走らなかった理由を考える方が重要で、特に人気のSweet LullabyはKuridalaなどが進出した際に大きな不利を受けており、ここで馬が怯んだ可能性もある。Coleraineのコースは幅が狭く、再度見直した方がいいだろう。Dormello Moはどちらかというと大跳びでストライドを生かした飛越を得意とする馬で、今回のような幅の狭い競馬場で馬群の内にいれてしまうと自身の良さを生かすことはできない。毒蜘蛛による疾病から復帰してきたExcellent Rhythmはやはり復帰初戦ということもあったのか、どうにも飛越のリズムが悪く早々に後退した。一度叩いて変わってくれば良いのだが。