＊障害競馬回顧 2021/09/06-2021/09/12
9/12（日）
Praha (CZE) 3.3 (dobrá / Good)
〇 15. ZLATÝ POHÁR ELEKTRIZACE ŽELEZNIC PRAHA a. s.
Proutky I.kat. - 4200 m, cena, 4letí a starší 360.000 Kč (Replay)
1. Sternkranz J: ž. Lukáš Matuský T: Váňa ml. Josef
前半からCapivariが引っ張る展開もペースは落ち着き、途中からDragonが先頭に行く。2周目の途中からSternkranzが先頭に代わると、ややペースを上げて引っ張り、そのまま追いかけてきたCapivariを抑えて勝利した。
Sternkranzは今年1月のGrand Prix De La Ville De Nice (G3)の3着馬。チェコ調教馬ながら積極的にフランス遠征を続けており、昨年の12月にはフランスのCagnes-Sur-Merにて勝利をあげている。チェコ国内ではこれが初勝利となる。さすがにAuteuilの重賞クラスでは厳しかったようだが、チェコProutky路線では力量上位と考えてよいだろう。これまでイタリアSiepiにおいても実績を残しており、この辺りの路線では楽しみな存在となりそうだ。やや直線での飛越に粗い部分が残っていたのが気がかりなところ。実績馬Capivariはややちぐはぐなレース振りで2着。この馬も今年はAuteuilの重賞戦線に挑戦していたようだが、さすがに厳しかったようだ。やや昨年の後半から使い詰めだったようだが、これが約5カ月ぶりの復帰戦となる。勝負所でするすると抜け出してきたSternkranzと違い進路取りに苦労したりとレース運びとしてはいまいちで、力量としては勝ち馬とそう差はないだろう。
その他
〇 Aarau/12.09.2021/73 Grosser Preis der Schweiz Swisslos Sportfonds Aargau un Stadt Aarau
いわゆる"Swiss Grand National"。スイスの競馬関連データベース（https://www.horseracing.ch/）が有料で使えないのだが、やる気になればお金を払うかもしれない。勝ったのはBaraka de Thaixという馬。フランスのデータベースによれば、スイスではこれで2020年から負けなしとなる。この馬はもともとイギリスやフランスでも走っており、2015年のTriumph Hurdle (G1)にも出走していたので、名前だけは知っている人は多いかもしれない。
